2024年2月24日土曜日

【読書メモ】弘山勉『自分史上最速の走りを手に入れる! 限界突破のランニングフォーム』(KADOKAWA)

 筑波大学OBにして、現監督の弘山氏が、ランニングフォームについて語った本。理論派の弘山氏らしく、ブレがなく一貫した考えに基づいて解説されるので、非常に説得力がある。
 まず基本のエアポジ(空中に浮いたとき)とパワポジ(着地したとき)の2つの局面をしっかり理解してから、その間をつなぐ場面や、各部位の動きを切り取って解説する。なるほど、これらの動きをつなぎ合わせることができれば、限界突破できるだろう。

 ある程度はフォームについての知識を持っているランナーが、細部の動きの意識を学ぶには最適の教科書だ。
 私も最近、フォームを見てもらう機会があり、上体の捻転不足や右足の外旋などを指摘されたが、その改善に大きなヒントをもらうことができた。ぜひフォームを改善して、来季には限界突破といきたいものだ。
 ただ、ランニングに限らず、「フォーム」には意識が介在しすぎるとろくなことがない。「このように動かそう」という意識が強すぎるとダメで、それがいきすぎるとイップスになるのだろう。無意識に動けるようにならないとダメだが、それが難しい。だからドリルによる動き作りが必要なのだと理解している。頭では分かっていても、体はなかなかその通りには動いてくれないものだ…。


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2024年2月22日木曜日

【お父さんの週末料理】2024年2月18日~焼き鳥大会が開催されました~

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、
 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高1)、息子(中1)の4人、

 土曜は父母ともに息子の野球に1日つきあったので、晩ご飯は弁当を買った。2人とも野球にいくと、どうしても食事がいい加減になってしまう…。
 よって、私が作ったのは日曜の晩ご飯だけ。

 2月18日(日) 
 娘はお弁当持ちで京都まで模擬試験。
 息子は通常練習。人身事故で電車が止まって帰るのが遅れたが、待っている間はスマホゲームを存分に楽しめたので、苦ではなかったそうだ…。

◆晩ご飯◆
 焼き鳥大会が行われた。ねぎま(むね肉やけど)、砂ずり、レバーは自家製、つくね、豚タンは市販品。合計27本を焼き焼きした。
 串に刺すと美味しく感じるのは、ギャートルズ時代の食事がDNAに刻まれているからなのだろうか。
 他はサラダ、スープ、五穀米。

レバー、豚タン、砂ずり

2024年2月20日火曜日

【読書メモ】雨穴『変な絵』(双葉社)

「変な家」に続く「変な」シリーズ第2弾。絵に隠された謎が解けるたびに、新たな事実が明らかになる。よく組み立てられたストーリーだ。
 短い話で区切られており、テンポがよく、たいへん読みやすい。にもかかわらず、全体としてはストーリーがきちんとつながっていて、最後は話が閉じる。お見事。
 スマホ世代は長い文章を読むのが苦手な人が多いのかもしれないが、それは「長いストーリーを求めていない」ということではないのだろう。本書が売れているのがその証拠だ。本書はまさに、長い文章が苦手な人にも楽しめる、長いストーリーだ。

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2024年2月18日日曜日

【週間走行距離50 kmしばり】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年2月12~18日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は51歳。
 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2023年2月の大阪マラソンの2時間56分半。

◆総 評◆
 びわ湖マラソン3週前。今回は早めに、大胆にテーパリングしてみることにしたので、今週は走行距離を50 kmにとどめる予定でスタート。
 この50 kmしばりが案外キツく、結果としてつなぎのジョグがほぼゼロになった。

◆インターバル走◆
 週中に鴨川でインターバル走1 km×5本。3:40を5本揃えて、トータルで18分を切れれば合格(ギリギリやけど)。いい刺激になったかな。

3:40を5本揃えられれば合格

◆5 km×3本◆
 金曜にトラックで5 km×3本。GPSの捕捉に限界があるのか、途中経過のラップペースが当てにならず走りにくかった。
 最後の1本はジャスト20分で設定ギリギリだったが、キツくてペースが保てなかったのではなく、キロ4のペースに合わせるのが難しかったため。普段、いかに時計に頼っているかが分かった…。ペース感覚をもっと磨かないと。

3本目は、ピッタリ20分

◆ロングジョグ◆
 日曜にロングジョグ120分。サクッと走り終えられたが、2日前の5 km×3本がきいている感じもした。
 びわ湖マラソンのコース(私にとってはマイコース)を走ったら、下見のランナーがいっぱいいた。小雨の中、お疲れ様でした。

小雨が降ったりやんだりの天気だった

◆まとめ◆
 これまでの3週間前に比べるとやや軽めだが、吉と出るだろうか。

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2024年2月15日木曜日

【お父さんの週末料理】2024年2月10~12日~実はこの鍋は初めてかも?~

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、
 家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高1)、息子(中1)の4人、

 いつも通り、娘は部活、息子は野球の週末。

 2月10日(土) 
 娘は朝から部活。おにぎりを持って行った。息子は通常練習。

◆晩ご飯◆
 今週の魚は鰯。美味しそうな魚が並んでいても、6匹200円を見るとつい買ってしまう。魚が苦手な息子も、フライにするとぱくぱく食べる。

 2月11日(日) 
 娘はこの日もおにぎり持ちで朝から部活。息子は通常練習。私が息子とチームメイトをグランドまで連れて行った。初めての場所で、なかなかよいグランドだった。

◆朝ご飯◆
 朝は鰯と一緒に揚げておいたチキンチーズカツ。さくっと完食。

◆晩ご飯◆
 3連休の中日だし、何が食べたいか聞いたら、息子がキムチ鍋をリクエスト。市販のつゆにキムチを加えて、野菜をたっぷり入れた。締めはラーメン。満腹になったが、野菜の割合が多く、それなりにヘルシーだったはず。
 娘がピリ辛が苦手(だった)ので、わが家でキムチ鍋をしたのは初めてだったかもしれない。娘もピリ辛が食べられるようになってきて、ぱくぱく食べたのはよかった。

 2月12日(月・祝) 
 娘はオフ。息子は通常練習。息子の朝の世話がなく、久しぶりにゆっくり眠れた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は豚と大根の煮物を作り置いた。朝ご飯にちょうどよかった。
 昼は娘と息子は弁当。娘は家で食べた。私は煮物の残りとカップ麺。カップ麺はけっこう値段の差があるが、違いがよく分からない…。

◆晩ご飯◆
 3連休の締めは、和風あさりスープパスタ。たいそうに聞こえるが、具だくさんのあさり汁にパスタを入れただけ。お箸でズゾズゾと平らげた。
 他は豚の生姜焼きと豚キムチ。生姜焼きは自家製特製タレを絡めた。すり下ろした生姜の風味がグーと思うのは親だけで、子どもたちは市販のタレのほうがよいらしい…。

豚キムチは明日用

生姜焼きはオリジナル特製タレ

和風あさりパスタ

2024年2月11日日曜日

【30 km走は、やっぱやめた】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年2月5~11日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は51歳。
 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2023年2月の大阪マラソンの2時間56分半。

◆総 評◆
 びわ湖マラソン4週前。当初は30 km走を予定していたが、思うところがあってやめた。
 週間走行距離は70 km。

◆30 km走をやめたワケ◆
 4週前にロングのペース走を入れるのは、フルマラソンの定石。今回は、6週前と4週前の2回、30 kmのMペース走を実施する予定だった。
 しかし、過去の調子のよかった大会(3回)の直前期の調整を見てみると…4週前の30 km走は1回もやってへんやん(驚)。しかも、そのうち2回は30 kmそのものをやっていない(マジか)。残りの1回も、やったのは4週前ではなく5週前で、しかもその翌週は大雪であまり走れなかった。
 逆に、コロナによる急な日程変更で30 km走を2回やることになってしまったときは、大凡走。序盤から目標ペースを保てず失速した。
 ここから見えてくるのは、4週前の30 km走はダメージが大きすぎるのかもしれないということと、4週前あたりからは、今までよりも思い切って練習量を落とす方がよいのかもしれないということ。
 今年の箱根駅伝で優勝した青学大も、直前期にインフルエンザが流行して、予定外のランオフが入ったというし、「えっ?」と思うくらい休むのがパフォーマンスアップにつながる可能性があるのでは。
 今回は4週前(今週)から、テーパリングして、思い切って練習量を落としてみようと思う。

◆閾値走◆
 火曜の帰宅ジョグで右膝がモヤッとしたので、大事をとって水曜はランオフ。木曜に閾値走をやった。
 冬の割にはすぐに心拍が上がり、150後半でキープできたのはよかった。いい感じの閾値走になったのでは。右膝が何ともなかったのもよかった。

仕事後だとこんなもんか

◆5 km×3本◆
 30 kmペース走はやめて、代わりに5 km×3本。過去に調子のよかったときのメニューを入れてみた。
 目標Mペースよりも5~10秒速く、キロ4が目標。最初の1kmでいきなりキロ4を割ってしまうという失態を犯したが、残りの14ラップはすべてキロ4をクリア。99点で合格としておきたい。
 30 km走もキツいが、この練習もかなりキツい。岩本能史氏の「卒検」に近い感覚かもしれない。

3本とも20分を切れればOK

◆ロングジョグ◆
 その翌日の日曜にロングジョグ。少し短く、150分にとどめた。
 ペースは気にせず、湖岸の砂浜も走ったので距離は稼げなかったが、それでOK。昨日の疲れもあり、最後はバテた。
 走った後のサ活は気持ちよかった。

2時間半ジョグ

◆まとめ◆
 右膝の違和感で1日休みが多くなり、3日ランオフになったわりには距離を走って、テーパリングにはならなかったかも。
 びわ湖マラソンまで残り4週。来週は50 kmまで距離を落としてみよう。

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2024年2月10日土曜日

【読書メモ】蛭川皓平『セイバーメトリクス入門』(水曜社)

 娘に買ってあげた本を自分も読んでみたら、目から鱗。セイバーメトリクスは、なんとなく知ってるつもりだったが、想像以上だった。野球の常識とされていた固定観念が、どんどん覆っていった…。10年後の野球は、おそらく今とはかなり違うものになっているだろう。
 最もよい打者は4番ではなく2番か3番におくべきとか、送りバントは得点の確率を下げるという程度のことは知っていた。しかしそんなのは序の口。守備力はチーム力にほとんど影響しないとか、捕手のリードの上手い下手は存在しないとか、打順を変えても得点にはほとんど関係ないとか、驚くべき事実が次々とデータで示される。
 他にもいろいろあるので、本書を読んで驚いてほしい。

 イチロー氏が「最近の野球は面白くない」と言っているように、昭和の野球を見てきた者としては、守備は度外視で、長打力のある打者ばかりが並んだチーム同士の試合など見たくない気もするが、日本の野球もその方向へ向かっていくのだろうか。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...