2015年6月28日日曜日

【予想の回顧】宝塚記念、グリーンS、東京ジャンプS(2015)

 今週は宝塚記念。
 本命の◎ラキシスはポンと出たのだが、前には行かず後方から。アララ。てっきり先行すると思っていたのだが、予定外だ。残り600 m手前からエンジンをかけ、4コーナーでは外へ。一瞬グイッと伸びかけたのだが、デニムアンドルビーにかわされたところで手応えがなくなり、9着。前につけられなかったのが痛かったか。とはいえ、同じようなところにいた馬が上位に来ているし、位置取りとしてはむしろよかったような気も。前走の評価が高すぎた(大阪杯のレベルはそれほど高くなかった)のかもしれない。
 勝ったのはラブリーデイ。使い詰めのローテーションと、得意のパンパン馬場ではないことで本命にはしなかった馬だ。2番手からグイッと抜けて見事にGI制覇。ラキシスにはこういう競馬を期待していたのだが…。
 1番人気のゴールドシップは2度目に立ち上がったところでゲートが開いて万事休す。あれだけ出遅れては、いくら何でも勝負にならない。記録よりも記憶に残る、この馬らしいレースだったと言えるのかもしれない。

 土曜は阪神でグリーンS。
 ◎ジャイアントリープは出たなりで後方につける。そのままの位置で、いい手応えで直線を向いた。
「さあ、阪神外回りの長い直線で、どこまで伸びるか」
という期待も虚しく、間を突こうとしたところでパッチンを食らって試合終了。あそこをうまく抜けられれば好勝負だったように思うのだが…。福永騎手、そりゃないぜ。

 東京では東京ジャンプS。
 ◎エイシンホワイティは1.4倍の抜けた1番人気。レースでは3番手につけ、いつでも前を捉まえられる構えだったのだが、3コーナーから追い通しで全く伸びず9着に惨敗。何があったのだろう。

 今週は3戦0勝。他がチョロチョロなので大怪我はしていないのだが、乗れませんなあ…。

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2015年6月27日土曜日

【予想と与太話】宝塚記念(2015)~記録より記憶~

 今週は上半期の総決算、宝塚記念。
 JRAのCMではタップダンスシチーが取り上げられている。5歳時の有馬記念で2着に入って穴を開けると、6歳時のジャパンカップでGI初制覇。翌年に7歳で宝塚記念を制して、これがCMに使われているわけだ。これほど晩成の馬も珍しい。
 そして、鞍上にいたのは佐藤哲三騎手。「お手馬」を育てることに心血を注いだ名騎手だった。落馬で残念なことになったが、今後は解説などで活躍してほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 三連覇を狙う横綱、ゴールドシップが登場。前走で鬼門の天皇賞・春を勝ち、まさに順風満帆。単勝は1倍台か。しかしこの馬、ご存じの通りのクセ馬。
「もう凡走はないだろう」
「今回は鉄板」
というときにコロッと負けてしまう、馬券ファン泣かせの馬だ。今回はまさに泣かせどき(?)。このレースは沈没してもらって、記録よりも記憶に残る馬になってもらいたい。この馬が来たら諦める。
 本命は◎ラキシス。2番人気はやや誤算だが、メンバーを見渡せばそれも納得。馬場が回復傾向にあるのは一見不利なように見えるが、重馬場はゴールドシップも得意。むしろ良馬場のほうが勝機ありと見た。おおいに評価を上げた前走と同じ阪神コースで、その再現を期待。

 推奨穴馬はラキシスと同期の牝馬2頭、デニムアンドルビーディアデラマドレ。前者はいつ走るか分からない気分屋。後者は距離・馬場を問わない鬼脚が武器。牝馬の上位独占もあるかも。

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2015年6月26日金曜日

【予想と与太話】グリーンS、東京ジャンプS(2015)~カロリーオフ?~

 今週の宝塚記念で上半期の競馬は終了。来週からは本格的に夏競馬がスタートする。中京、小倉、新潟、福島、函館、札幌。旅打ちなんて贅沢を、いつかはしてみたいものだ。

 そんな土曜の阪神メインはグリーンS。新設のレースである。どういう意図で設置されたレースなのか、JRAの特別レース名解説で調べてみた。

グリーンは、英語で緑色、青々とした草地、草原、芝(ターフ)などの意味。緑色は競馬場の木々や芝コースなどをイメージすることから、JRA のシンボルカラーとなっている。

「だからどうした」と言いたくなる解説である。これからレッドステークスやブルー特別も作っていくつもりなのだろうか!?
 どういうつもりでこのレースを新設したのだろう。ちなみに昨年の宝塚記念前日のメインレースは三宮S(ダート1200 mの準オープン戦)。これが今年は三宮特別として1000万条件戦に降格になった(6/14に実施済み)。それを押しのけるようにしてこのレースが入ってきたわけだ。
 阪神2400 mはタフで実力が試されるコースなので、この距離のレースを増やしていくことには賛成だが、レース名はいただけないなあ。カロリーオフのビールを連想するのは私だけだろうか。

 レースにいってみたい。芝2400 mの準オープンのハンデ戦。降級馬はいない。
 それなら本命は◎ジャイアントリープ。昨夏にこのクラスに昇級してから苦戦が続いているが、手薄なメンバー構成と雨馬場を味方に快走してほしい。欲を言うなら、もう1 kg軽いハンデがほしかった。
 推奨穴馬は、穴というほどではないがモビール。重馬場はいいかも。

 東京ジャンプSは素直に◎エーシンホワイティ。中山GJに出てほしかった。

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2015年6月25日木曜日

【書評】涌井良幸『統計力クイズ―そのデータから何が読みとれるのか』(実務教育出版)

クイズ形式で手軽に統計センスを身につけられる


 全部で84の問いがあり、それに答えていくことによって統計的センスを身につけていく本。「問題」というよりも「クイズ」的な問いに仕立てられているので、スッと入っていける。答えが当たった・外れたも一興なのだが、解説を読むことによって統計的な考え方の理屈が分かるという仕組みになっている。

「オッ」と思ったクイズをいくつかあげておこう。

問題42 女の子ができるまで子供を産みたい(最大3人まで)。男女の生まれる数はどうなるか?
①女の子が男の子より多くなる確率が高い
②男の子が女の子より多くなる確率が高い
③女の子、男の子の数は変わらない

問題58 精度99%のガン検査、陽性反応で引っかかってしまうと…
「ガンにかかっている人の99%に陽性が出る検査で陽性が出てしまった…」という問題。
①検査結果から、99%の確率でガンと言える
②ガンであるか否かだから、50%の確率である
③これだけの情報では何とも言えない

ちなみに答えは両方とも③である。私も見事に間違えたのだが、解説を読むと答えが③になる理由がよくわかった。こんな感じで統計的な思考法を身につけていくのだ。

 このように、本書は統計的センスを養うための入門書としてはとてもよくできている。ただし「統計的な考え方をした結果、何が言えるのか」、すなわち「統計的な思考法をする意味」にはほとんど触れられていない。だから、統計に馴染みのない人が本書を読むと
「なるほどなるほど、答えがそうなることは分かった。それで?」
となってしまうかもしれない。
「統計的なものの考え方は大事だ」
ということがすでに分かっている人には、たいへん優れた入門書である。




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2015年6月22日月曜日

【書評】海老久美子『ハゲない、ナエない、デブらない 30代男のメシの食べ方』(GAKKEN SPORTS BOOKS)

「健康な食事」の基本は永遠に不変


 妻が図書館で、私のために借りてきてくれた本。私はすでに40代なのだが、たいへん参考になった。いまは事実上絶版になっているようだが、30代、40代のオトコは探し出してでも読む価値ありだ。
 著者の海老久美子氏は、現在は立命館大学スポーツ健康科学部の教授。同じ滋賀県民ということで、勝手に親近感を抱いていた栄養士さんが書いた本ということもあり、さっそく読んでみた。

30代後半から40代にかけての、ほぼすべてのオトコに共通の悩み、ハゲ・ナエ(勃たない)・デブ(肥満)。そして、いままでは気にかけていなくても問題なかった「健康」。これらの、大きな声では言えないけれど、実に切実な悩みに食事面から答えてくれる。
 それが、上から目線ではなく「アナタの考えも分かります。でもね…」というところから語られるので、気持ちよく読める。海老氏の読ませる文章との相乗効果で、するする読み終えてしまった。

 とはいえ、本書の主張に目新しいところはなく、基本は
「規則正しい時間に食べる」
「いろいろなものを食べる」
「ただし糖質・脂質の取りすぎには気をつける」
ことだ。
「なんや、当たり前やん」
なんだけど、結局、「健康な食事」の結論はこれなのだろう。本書は約15年前の本なのだが、その時代からいままで、いや大昔から未来永劫まで永遠に、食の基本はこれに尽きると断言できそうだ。逆に言うと「目から鱗」のような健康食事本は怪しい。

 ではなぜ、世の中には相変わらず健康食事本があふれているのか。それは結局
「分かっちゃいるけどやめられない」
からなのだ。特に30代ともなると、長年染みついた習慣を変えるのは難しい。もちろん私も「やめられない」ことだらけだ。
 本書はこの「分かっちゃいるけど」の部分を、より分かりやすく、説得力をもって、かつ楽しく説明してくれる。だから
「分かっちゃいるけどやめられなかったけど、やってみようかな」
という気にさせてくれるのだ。
 30代、40代の、健康が気になりはじめたオトコの「中年へ向けての食事入門書」に最適。ただし「分かっちゃいるけどやめられない」をやめられるかどうかは、アナタ次第である。




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2015年6月21日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年6月20日・21日~親業は難しい~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は父の日だったが、特別メニューはなし。

 6月20日(土) 

◆昼ご飯◆
 ジャージャーそばがメイン。

<ジャージャーそば>
 今週も日経新聞の「かんたんレシピ」のメニューを作った。ただし、先週買ったそばが残っていたので、それを麺にした。

日経新聞かんたんレシピ ジャージャーめん

<サラダ>
 トマト、キュウリ、スナップエンドウ、インゲン豆、ニンジン。

<イカ刺身とカツオたたき>
 晩ご飯用に買ったイカの一部を刺身に。カツオたたきは旬で美味しいので、ついつい買ってしまう。

<切り干し大根の煮物>
 買い物中に息子が「これ食べたい」と指名。娘は嫌がったのだが、今週の作り置きメニューにした。たくさんできた。

―評 価―
 ジャージャーそばは好評だったのだが、少し味が薄いというか、水っぽかったような。モヤシに味がついていないので、いっそうそう感じたのかもしれない。切り干し大根は、戻しが不十分だったのか少し硬かった。すみません。

◆晩ご飯◆
 今日は娘、息子と3人で買い物に行った。子どもたちが選んだ「本日の魚」はイカ。

<イカの刺身>
 野菜とともに炒める予定だったのだが、おやつにアイスを食べてお腹が重そうだったので、刺身で食べた。

<カツオのたたき>
 昼と同じ。

<豚肉と昆布のダシのスープ>
 昆布でダシを取り、豚肉の薄切りをゆらゆら茹でてうま味を出した。具はタマネギ、じゃがいも、ニンジン、コンニャク。


<高野豆腐>
 妻が金曜に作っていたのが残っていたので、食べた。

<サラダ>
 トマト、キュウリ、スナップエンドウ、インゲン豆。


<切り干し大根の煮物>
 昼と同じ。


<白ご飯>
 普通の白ご飯。先週のカレーのときに買った福神漬けつき。

―評 価―
 イカの刺身は喜ばれると思ったのだが、娘は「焼いてほしかった~」とのこと。そう言えば、イカの刺身は苦手だった。次は焼きます。スープはゆらゆらの火加減で煮込んだため、火の通りが悪かった。ゆらゆら火加減は肉のうま味を出すにはよいが、野菜はぐつぐつ煮込まないとダメなようだ。すみません。
 想定通りにはいかなかったが、無事に完食。

 6月21日(日) 

◆昼ご飯◆
 息子のリクエストでスパゲティ・ミートソース。

<スパゲティ・ミートソース>
 今回も「ていねいなおかず」(朝日新聞出版)のレシピ。麺(パスタ)の量以外は、すべてレシピ通りに作った。かなり水分が多く、ゆるゆるになりそうだったので、強めの火加減で水分を飛ばした。




<切り干し大根の煮物>
 昨日と同じ。

<豚肉と昆布のダシのスープ>
 昨日と同じ。具はうず巻き麩とジャガイモを加えた。


<サラダ>
 昨日と同じ。

―評 価―
 ミートソースは少し薄味だったが、しっかりうま味があり美味しかった。息子は、自分からスパゲティをリクエストしたわりには食べっぷりが悪かったが、後で原因が判明。昨日から「トマトがしみる」と言っていたのでトマトを抜いた。てっきり6歳臼歯が生えてきた痛みなのだろうと思っていたのだが…。

◆晩ご飯◆
 久しぶりに豚のスペアリブを買った。

<豚のスペアリブ>
 醤油・みりんで下味をつけて、オーブンで焼いた。200 ℃で20分加熱したのだが、大きいものは中心部が少し生っぽかった。骨付き肉は火が通りにくいので要注意だ。切り込みを入れておくべきだった。

<イカとナスのトマトソース>
 昨日のイカと昼のトマト缶がまだ残っていたので、ナスと炒めた。塩とコンソメで味付けした。

<切り干し大根の煮物>
 昨日と同じ。

<豚肉と昆布のダシのスープ>
 昨日と同じ。

<サラダ>
 昨日と同じ。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<鶏モモ肉のトマトソース>
 まだトマトソースが残っていたので、これまた使い切れていなかった鶏モモ肉と一緒に調理した。今日は食べず、明日のお弁当用。

―評 価―
 息子以外の3人には好評。骨付き肉にかぶりつくのは本能に触れる部分があるのかもしれない。たくさん作った切り干し大根も2日で食べ終えた。イカとナスのトマトソースも好評。
 一方、息子の口の痛みが悪化した。ただ、おやつのわらび餅はむさぼり食べていたので
「都合のいいときだけ「痛い」とグズってはイカン」
と厳しく接して、ひと通り食べ終えた。ところが、食後に妻が息子の手足に発疹を発見。どうやら手足口病だったようだ…。手足口病は口の中の発疹がかなり痛いらしい。これはすみませんでした。
 でも、言い訳させてもらうなら、普段から些細なことでグズるから、こういうときに信じてもらえないんだよ。まさにオオカミ少年だ。おやつのわらび餅を超速で完食したのも、いまとなっては不可解だ。
 それでも、親たるもの息子の異変に気づいてあげるべきだったのだろう。反省。親業は難しい。

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【予想の回顧】ユニコーンS、函館スプリントS、米子S、天保山S(2015)

 今週はユニコーンS。
 馬券は◎ゴールデンバローズと○ラインルーフのワイド1点で勝負した。そのため、どちらかというとラインルーフに目がいっていた。こちらは直線半ばまでは何とか食らいついていたが、最後は失速して10着。力負けの印象。
 問題は断然人気の◎ゴールデンバローズ。中団から外に持ち出したがジリジリとしか伸びず、4着まで。海外遠征帰り初戦の人気馬は怖い。
 勝ったのはノンコノユメ。後方からグイグイ伸びてきて差しきった。ブチコも見せ場を作ったし、伏竜Sはハイレベルだったと言うことができそうだ。

 函館では函館スプリントS。
 ◎ローブティサージュは中団後ろのインから。しかし4コーナーでは馬群に包まれ、直線でも前・外ともに開かず、全く追うことができずそのままゴールイン。「もう笑うしか~な~い~」と歌いたくなる結果に終わった。
 勝ったのはティーハーフ。最後方から突き抜けて3連勝で重賞制覇。GIでも楽しみな勝ちっぷりだった。

 阪神では米子S。
 ◎サトノルパンは中団から直線では外に持ち出して前に迫ったが、坂でバッタリ止まってしまった。いくら何でも失速しすぎのような。故障でもあったか。
 勝ったのは人気に応えたスマートレイアー。デムーロが内をズバッと突き抜けた。人気の馬でこういう競馬ができるところが、さすがだ。

 土曜は阪神で天保山S。◎エイシンゴージャスはポンとゲートを出たが、キズマの外に出せず揉まれる形に。これに嫌気を差したのか、さっぱり反応せず11着に惨敗。KBS京都の解説の牟田氏によると、砂を被ったのがイヤだったのだろうとのこと。人気の馬で惨敗すると、こたえますなあ…。

 今週は4戦0勝。どのレースも人気上位の馬を本命にしてこの結果とは…。

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【お父さんの週末料理】2024年5月11・12日<small>~母の日のスペシャルディナー~</small>

 わが家では土曜、日曜の晩ご飯は主に父(私のこと)が担当している、そのメニューを絶賛(?)公開中、  家族構成は父(アラフィフ)、母(年齢非公表)、娘(高2)、息子(中2)の4人、  娘はテスト前で部活は休み。息子は通常練習。  5月11日(土)   娘は午後から図書館...