2019年11月21日木曜日

【読書メモ】吉川英治『黒田如水』(オリオンブックス)

 黒田如水、すなわち黒田官兵衛の壮年期を吉川氏が描いた。
 播磨の小国の配下でしかなかった黒田家の当主が、秀吉と出会って人生を拓いていく様子がすがすがしい。その後、荒木村重に捕らえられ、救出されるまでが書かれた一冊だ。
 さあ、いよいよこれから毛利を攻め、本能寺の変があり、中国大返しを経て、秀吉とともに天下統一を成し遂げていくというところで話が終わってしまう。続編がないのが残念。
 この小説がなければ、もしかすると大河ドラマもなかったかもしれない。

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2019年11月17日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マイルCS、東京スポーツ杯2歳S(2019)

 今週はマイルCS。
 ◎ダノンキングリーは予定通り2番人気。レースでは枠なりに中団のインを追走。いいポジションだ。直線では内へ突っ込んだ。いったんは先頭を伺う勢いだったが、外の馬には伸び負けて5着。インに押し込められたのが痛かった。
 勝ったのはインディチャンプ。先に抜けたダノンプレミアムをかわして見事に春秋連覇を達成。

 土曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎マイネルデステリョは8頭立ての7番人気。来たらデカい。スタートはひと息だったが、二の脚でハナへ。スローへ落として、そのまま4コーナーへ。ひょっとするかも?
 直線では後続を突き放し、残り400 mまで先頭を走ったが、最後はドドッとかわされて6着まで。夢は見たが重賞の壁は厚かった。
 勝ったのはコントレイル。終わってみれば、3頭出走していたディープ産駆が1~3着を占めた。

 今週は2戦0勝だったが、土曜の京都メインのマイネルサーパスや、日曜の新馬戦のディアマンミノルやシャイニーズランのお陰でトータルはプラスになった。
 年末に向けて、負けを減らしたいものだ。

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2019年11月16日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルCS(2019)~ペリエマジック~

 今週はマイルチャンピオンシップ。今年で36回目と、意外に歴史が浅い。

 ちょうど半分の、第18回の勝ち馬がゼンノエルシド。マル外全盛時代のカーリアン産駒だ。藤沢厩舎×ゼンノといえばゼンノロブロイが思い浮かぶが、その3年先輩のGI馬だ。
 クラシックの出走権がなかったこともあり、藤沢流で3歳時は無理使いされなかった。4歳夏に1000万条件戦を勝つと、格上挑戦の京成杯AHを1番人気で勝利。続くスプリンターズSは1番人気で10着に惨敗して迎えたのがマイルCSだった。
 前走の凡走で4番人気に下げたが、レースでは2番手から抜け出して見事に勝利。テン乗りのペリエ騎手が勝利に導いた。マル外馬という区分はいまやほとんどないに等しいが、短期免許の外国人騎手はいまも大活躍だ。真逆で面白い。

ゼンノエルシド。厩戸より

 レースにいてみたい。
 GI馬を複数含む、好メンバーが揃った。本命は、GI馬を差し置いて、◎ダノンキングリー。ダービー、毎日王冠と続けて馬券を取らせてもらった馬を、本命に推さないわけにはいかないだろう。
 前走は出遅れも何のその。一頭だけ次元の違う脚で一気に差しきった。差しの決まり始めた京都の馬場で、末脚一閃。
 推奨穴馬はフィアーノロマーノ。ダービー卿CTの勝ちっぷりは強烈だった。右回りに戻って大駆けが。

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2019年11月15日金曜日

【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳S(2019)~90年代の名脇役~

 11月半ばになり、ようやく秋めいてきた。そろそろおでんを作ろうか。

 そんな土曜は東京で東京スポーツ杯2歳ステークスが行われる。
 東京スポーツ杯2歳Sは1966年に作られたオープン特別を原点とするレースで、1996年に重賞になった。
 重賞になる前、1991年の勝ち馬がマチカネタンホイザ。当時は府中3歳Sというレース名だった。ホソカワミクロンの細川益男氏の持ち馬で、この頃は「マチカネ」の馬がたくさん走っていた。
 2戦1勝で迎えたこのレースでは、1勝馬にもかかわらず単勝1.4倍の断然人気を集めた。素質が高く評価されていたのだろう。レースは岡部騎手を初めて鞍上に迎え、3馬身差の楽勝。
 これ以降、岡部騎手のお手馬となり、翌年のクラシックを戦ったが、3歳時は未勝利に終わった。古馬になり、ダイヤモンドS、目黒記念、AJCC、高松宮杯の四つの重賞を勝ったが、GIは未勝利に終わった。90年代前半の、名脇役の一頭に数えてよい馬だろう。

マチカネタンホイザ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎マイネルデステリョ。前走は好位から抜け出して2馬身半差をつけた。時計も優秀。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はリグージェ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

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2019年11月12日火曜日

娘の誕生日と修学旅行【娘が12歳になりました】

 娘が12歳の誕生日を迎えた。小学6年生の年女だ。娘が生まれてから、早くも干支が一周とは…。年を取るはずだ。

 毎年書いているが、娘の偉いところは、地道な努力ができることだ。ピアノにしろ公文にしろ、毎日こつこつやることが苦にならない。いや、苦にはなっているのかもしれないが、その気持ちは抑えてやるべきことをやっている。天才タイプと努力家タイプという分け方をよく耳にするが、私はそういう区別には意味がないと思う。努力できることが才能だ。

今年の発表会。6年間、こつこつ頑張った

 誕生日プレゼントは何がよいか聞くと「図書カードがいい」だそうだ。娘は読書が大好きで、放っておけば一日中でも本を読んでいる。私など30分も本を読むと休憩したくなるが、娘には全く不要。読書体力は相当なものだ。
 プレゼントの図書カードで、着々と本を買いそろえている。自分で本を買うのも楽しくて仕方ないらしい。

最近ハマっているシリーズ。超面白いらしい

 学校では勉学面でも交遊面でも問題なく過ごしている。小6の女子ともなればややこしい話もいろいろあるのだろうが、目立つグループとは少し離れたポジションでうまく世渡りしているのかなあ。少なくとも「主役争い」に参加していないことだけは確かなようだ(笑)。
 誕生日の翌週には修学旅行もあった。一泊二日で広島へ行き、宮島や平和記念公園を訪れ、お好み焼きを食べて帰ってきた。楽しかったようで、何よりだ。よい思い出になっただろうか。

 習い事は上記のピアノと公文に加え、水泳とチャレンジをやっていたが、チャレンジは年間契約が切れたのを機に、10月でいったんやめた。昨年からはジュニアドクター育成塾にも行っている。
 来年からは中学生。どの習い事を続けるか、考える時期になってきた。いったんすべて白紙にして、夏休みまで中学生活を送ってみて、そこで改めて考えてもよいのかなあ。私としては、せめて中学を卒業するまでは、何か体を動かすことはやってほしいと思う。

 娘に冷たくされて、つらい思いをしている父親も多いだろうに、一緒にマラソン大会に行ってくれたり、料理してくれたり、ありがたい話だ。これからも仲良くしてください。

今年もマラソン大会についてきてくれた。ありがとう

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2019年11月10日日曜日

【中央競馬予想の回顧】エリザベス女王杯、福島記念、デイリー杯2歳S、武蔵野S(2019)

 ◎クロノジェネシスは予定通り先行集団につけた。レースは超スロー。逃げたクロコスミアが早めにスパートし、後続を引き離す。クロノジェネシスもこれを追い、2着馬に迫ったが、2着からクビ、クビ、クビ差の5着まで。1~3番手の馬が2~4着を占める流れでは届かなかった。
 勝ったのはラッキーライラック。一頭だけ違う脚で鋭く伸び、2歳以来のGI制覇。スミヨンマジックが炸裂した。

 福島では福島記念。
 ◎クレッシェンドラヴは1番人気。レースでは中団から。3コーナー過ぎから外を回って進出開始。そのまま前を飲み込んで、1馬身1/4差の完勝。人気に応えた。
 単勝と、2着のステイフーリッシュとの馬連を押さえており、けっこう浮いた。

 土曜はデイリー杯2歳S。
 本命予定の◎ライティアは-10 kg。心配が現実になってしまった。予定を変更し、馬券はライティアの単勝をチョロッとと、インザムードウイングレイテストの複勝を買った。結果はウイングレイテストが見事に2着に入り、複勝が的中。ライティアは5着、インザムードは9着だった。
 勝ったのはレッドベルジュール。デットーリ騎手が騎乗予定だったが、騎乗停止で武豊騎手が急遽乗った馬だ。+28 kgも何のその、最内を抜け出して突き抜けた。

 東京では武蔵野S。
 ◎デュープロセスは好位につけたが全く伸びず、7着。差し馬の展開になったにしろ、不甲斐なかった。今年の3歳は、それほどレベルが高くないのか。

 今週は4戦2勝。福島記念がけっこうつき、他もポツポツ的中したので、久々にプラスを計上した。年末に向けて、巻き返したい。

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2019年11月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】エリザベス女王杯、福島記念(2019)~ダンシングブレーヴ産駒の名牝~

 今週はエリザベス女王杯。その裏で福島記念も行われる。
 エリザベス女王杯は今回でゾロ目の44回目。エリザベス女王がご主人のフィリップ殿下と来日したのが1975年のこと。その年に、来日を記念してできたのがこのレースだ。

 ゾロ目つながりで、第22回の勝ち馬がエリモシック。(今で言う)3歳3月と遅いデビューにもかかわらず、オークストライアルの4歳牝特で3着に入り、オークスでは何と2番人気を集めたが、6着に敗れた。10月に1勝を上積みして滑り込んだ秋華賞は3番人気2着。実績の割に人気のあった馬だった。素質が評価されていたのだろう。
 そして、古馬になって迎えたエリザベス女王杯では、断然人気のダンスパートナーをクビ差で競り落として見事にGI馬となった。父のダンシングブレーヴを彷彿とさせる鬼脚だった。
 母としてパッとしなかったのは残念。子孫から大物が出てほしいものだ。

エリモシック。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎クロノジェネシス。秋華賞で本命に推し、期待に応えてくれた馬だ。GI連勝は簡単ではないが、ここは追いかけるのがスジだろう。その前走は休み明けでプラス20 kgとパワーアップ。まだ上積みが見込めそう。
 推奨穴馬も3歳からシャドウディーヴァ。相手なりに走る。

 福島記念は人気でもクレッシェンドラヴ。ハンデ戦だが平穏傾向のレースだ。

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【筋トレのやり方、全く間違ってました…】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年5月13~19日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は51歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  筋トレのやり方が、全く間違っていたことが判明した…。  一方...