今週はオークス。ご存じ、牝馬の世代ナンバーワン決定戦である。
そして、その裏番組である京都のメインは「伊勢志摩サミット」。末尾に「特別」も「ステークス」も「賞」も「カップ」も、何もつかないレース名は異例である。ものすごい違和感だ。「なんかヘンやなあ…」と思ったのでJRAの出馬表を見てみると、正式名称は「伊勢志摩サミット2016開催記念」だった。そりゃそうだよな。変な略し方をしないでほしいものだ。
レースにいってみたい。予想はオークスを中心に。
今年は桜花賞馬不在のオークスとなった。このパターンは意外に少なく、今世紀に入ってからは02年、05年、07年の3回だけなのだそうだ。そして、その3回とも桜花賞組が勝利を収めている(スマイルトゥモロー、シーザリオ、ローブデコルテ)。
それなら今回も桜花賞組から◎シンハライトが本命。かなり抜けた人気になりそうだが、それも納得。デビューから3連勝でチューリップ賞を制覇。4戦目の桜花賞は首の上げ下げでハナ差の惜敗。本命に推さない理由が見つからない戦績である。不安は馬体重。もともと馬体の維持に気を遣うのに加えて、初めての長距離輸送。当日の馬体重には注目したい。
推奨穴馬はロッテンマイヤー。オークスの合言葉は「忘れな草賞を忘れるな」だ。
伊勢志摩サミットは◎ウェスタールンドを狙う。差しが決まれば。
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