2020年10月31日土曜日

【中央競馬予想と与太話】スワンS、アルテミスS(20020)~名門厩舎の初重賞と初GI~

 ようやく気温が下がって秋めいてきた。わが家では、今季初のおでんが食卓に登場した。
 中央競馬は京都・東京開催が今週で終了。京都は約2年半の長期改修に入る。その前に一度行っておきたかったが、このコロナ騒動では無理だった。残念だが、2年半後を楽しみに待ちたい。

 そんな土曜は京都でスワンステークスが、東京でアルテミスステークスが組まれている。
 スワンSは今回で63回目を迎える、老舗の重賞だ。63をひっくり返した、36回目の勝ち馬がシンコウラブリイ。名門、藤沢厩舎に初の重賞勝ちをもたらした、快速マル外牝馬だった。4歳でこのレースに出走するまでに、すでに四つの重賞を制していた。レースではもちろん1番人気。クビ差の辛勝だったが、単勝1.4倍の人気に応えた。
 次走のマイルCSで待望のGI初制覇。藤沢厩舎にとっても、初の戴冠だった。藤沢師はそこから勝利をどんどん積み重ね、現時点で重賞は122勝、GIは31勝を数える。どえらい数字だ。約1年半後の定年まで、まだ記録を伸ばしてくれることだろう。

シンコウラブリイ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 16頭のフルゲートが揃った。本命は◎アドマイヤマーズ。前走は半年ぶりのレースで弾けなかったが、GIで6着なら悪くはない。調整過程は今回のほうが数段上。GIへ向けて好発進。
 推奨穴馬はベステンダンク。前走は大敗したが、走るときと、そうでないときの差が激しい馬。京都に戻って。

 アルテミスSは◎ウインアグライアが本命。良血馬を退けて2連勝中の勢いで。
 こちらの推奨穴馬はニシノリース。前走の勝ちっぷりはよかったように思うが、人気がない。

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