2012年9月23日日曜日

2012神戸新聞杯、オールカマー、大スポ杯 予想の回顧

 土曜の阪神メインは大阪スポーツ杯。本命◎ガンジスは4コーナーでいったん内に進路を取るがふさがれてしまい、そこから外へ出す。このロスがありながらも、前が開くと鋭く伸びて1馬身半差の完勝。強かった。2着に1番人気のアルゴリズムが残ったので馬券は安くなったが、競馬は当たってナンボ。よしとしたい。

 日曜の阪神メインは神戸新聞杯。◎ゴールドシップは後方から。前が快調にとばしているように見えたのでやや心配したが、4コーナー手前から進出すると豪快に突き抜け、2馬身半差の圧勝。本番の1番人気も確定か。
 馬券は、2着のロードアクレイムを押さえておらず、ハズレ。

 中山メインはオールカマー。◎ルルーシュはハナを切った馬の直後の位置をキープ。いい手応えで直線を向き
「これは完勝か」
と取らぬ狸の皮算用をしていると、追い出しても伸びず、4着に敗退。重馬場がダメだったか。

 今週は、安かったとはいえ一つ獲ったし、よしとしておこう(いいのか)。神戸新聞杯を引っかけたかったなあ…。

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2012年9月22日土曜日

2012神戸新聞杯、オールカマー オレの予想を聞いてくれよ

 日曜阪神メインは神戸新聞杯。いまや、押しも押されもしない菊花賞のメイントライアルレースになった。
 かつては神戸新聞杯の後に京都新聞杯があり、それがメインの前哨戦だった。神戸新聞杯のときになると、毎年同じことを書いてい気もするが…(スポニチの井上泰司さんも毎年書いているなあ…)。
 それも今や昔。距離が2400 mになって、箔もついてきたように思う。本番の菊花賞よりも、むしろこちらのほうが力量がはっきり出るような気がしないでもない。

 ただ、今年はやや小粒なメンバー構成か。というのも、ダービーの上位馬がぶっつけで本番にいったり、中距離路線に回ったり、怪我でリタイアしたりで、ここを使わないためだ。
 本命は◎ゴールドシップ。ダービーでは位置取りが後ろになり5着に終わったが、最速の上がりで0.2秒差まで詰め寄った。このメンバーなら差しきってくれるだろう。
 推奨穴馬は2頭。前走で2600 mの1000万条件戦を勝ったユウキソルジャー。母父オースミタイクーン、父トーセンダンスという、超渋い血統の馬だ。もう一頭はナムラビクター。3歳ダート戦線のトップグループの一頭だ。芝さえこなせば一発が。

 オールカマーは◎ルルーシュ。素質馬が本格化した。ここも結果を残すようなら、秋のGI戦線の台風の目となるかも。

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2012年9月21日金曜日

2012大阪スポーツ杯 オレの予想を聞いてくれよ

「暑さ寒さも彼岸まで」というが、土曜が彼岸の中日。たしかに暑さは和らいできて、朝晩は半袖では少し肌寒いほどだ。

 そんな秋分の日の阪神メインは大阪スポーツ杯。大阪スポーツとは、ご存じの通り東京スポーツ系列の夕刊紙で、芸能欄とエロ欄が充実しているのが特徴だ。
 一方で競馬欄も情報満載で、夕刊紙の中では唯一、西の全レースの馬柱が掲載されているのではなかったか。また、土・日は競馬欄だけが紙の色が他と違って、そこだけ抜き取れるようになっていた。もう15年ほど買っていないので今もそうなのかどうか不明だが、おそらく変わっていないと思う。さっそく買って確かめてみようか。

 レースにいってみたい。ダート1400 mの準オープン戦。私が大スポを買っていた頃は芝のレースだったような気もする。
 今年は頭数も落ち着き、やや手薄なメンバー構成か。すでにこのクラスを勝ったことのある4歳馬と、勢いのある3歳馬が人気を集めそうだ。
 本命は◎ガンジス。前走で久しぶりにダートを使ったところ、0.2秒差の3着に突っ込んだ。2走目のここは、さらに前進を期待したい。
 人気どころに休み明けの馬が多い。相手選びは慎重に行いたいところだ。
 推奨穴馬は、鉄砲得意のアヤナルベルスと、ここ2走の不発で人気の落ちそうなアイアムルビー

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2012年9月20日木曜日

書評 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(集英社文庫)

 超絶ジェットコースターのような小説だ。

 ある日、アリスはチョッキを着たウサギを発見。それを追いかけて穴に飛び込むと、そこにはとんでもないワンダーランドが広がっていた。
 次々に現れては消えていく奇妙な動物やトランプたち。水タバコをくわえた青虫、豚の頭をしたニセウミガメ、「首をはねよ」が決めぜりふのハートの女王などなど、奇妙キテレツなキャラクターが何の脈絡もなく登場しては、意味不明なやりとりをして、次のキャラクターとタッチ交代。

 それにしても、このスピード感はなんだ。とても1800年代に書かれたものとは思えない。意味不明なようで、それでいて何となく脈絡があるようなないようなストーリーが、怒濤のごとくおしよせてくる。よく、こんな話を考えつくものだ。
 起承転結などはどこ吹く風。この奇想天外なワンダーランドを訪れない手はないだろう。

 このような小説を訳すのは骨が折れるだろうが、訳文も非常に巧みで、躍動感たっぷりにしあがっている。訳者の力量にも賛辞を送りたい。

 そして極めつけは、カバーイラストだ(集英社文庫版)。これは反則やろう…。あ、私は決して、このカバーイラストを見て本書を購入したわけではありません(怪しい…)。




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2012年9月17日月曜日

2012ロースS、セントライト記念、仲秋S、エニフS 予想の回顧

 土曜の阪神メインはエニフS。◎マルカフリートは中団の後ろと、思ったよりも後方からの競馬。
「もう少し前につけてほしかったなあ」
と思っていたのだが、4コーナー手前から進出を開始すると、直線半ばで逃げたインペリアルマーチを捉えて、後は独走態勢。2馬身差をつける快勝劇だった。
 馬券は馬単をゲット。2着と3着が入れ替わっていれば大当たりだったのだが、贅沢は言うまい。

 日曜阪神メインはローズS。◎ヴィルシーナジェンティルドンナを見る位置からという予想外の展開。直線では先に抜け出したジェンティルドンナに追いすがるが、逆に突き放され、2着を確保するのが精一杯。完敗だったが他の馬の追撃を退けたところはさすが。
 馬券は馬連をゲットしたが、まさか1倍台とは…。それでも、何とかプラス収支になったので、よしとしておこう。

 月曜中山メインはセントライト記念。◎フェノーメノは4番手集団と予想よりも前の位置取り。ややかかり気味に見えたが、4コーナーで先頭に並びかけるとしっかりと伸び、後続の追撃を退けて見事に1着。本番が楽しみな競馬っぷりだった。
 馬券は、2着のスカイディグニティはまったくのノーマークでハズレ。

 阪神の仲秋Sは◎イチオクノホシが揉まれるようなかたちになって伸びを欠き4着。スムーズに運べれば巻き返せるだろう。

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ピエリ守山 仮面ライダーウィザードショーに行ってきた

「3連休やし、どっか行くか」
ということで、ピエリ守山のウェブサイトを見ると、狙い通りの物件を発見。3連休初日の土曜日が「ゴーバスターズショー」、真ん中の日曜日が「仮面ライダーウィザードショー」というではないか。息子(2歳半)に
「どっちがいい?」
と聞くと、聞く度に意見が変わるのだが、最終的にはウィザードに落ち着いた。

 そして当日の日曜日。朝はしっかりテレビでウィザードを見てからピエリへ。
 こういうキャラクターショーを、それほど混雑しない環境で見られるのがピエリのいいところだ。
「さあ今日も快適に見よう」
と会場へ行くと、いままでにない混雑。まだ放映が始まって間もないということもあるのだろうが、さすが仮面ライダー、かなりの人気者っぷりである。
 ショーのストーリーは、ウィザードの先輩が出てきて、絶望しそうになりつつも、ウィザードの励ましもあって希望を取り戻すという、ちょっと意味不明な話。まあ、こんなものか。写真は
「さあ、ショータイムだ」
のシーン。


 ウィザードの評判はどうなのだろうか。個人的には、ちょっとストーリーがはっきりせず、盛り上がりに欠けるかなあという印象。放映開始直後はもう少し分かりやすい展開のほうがよいのではと、素人の私は思うのでした。
 最後はお決まりの記念撮影。右から二人目の息子と一緒に、右端にお姉ちゃん(もうすぐ5歳)もちゃっかりと写真に収まった。


 家に帰ってきてからも、息子は興奮冷めやらず、ウィザードになりきっていた。タオルをマントに、青虫を武器に(固い武器は、危ないので取り上げられた)、お姉ちゃんと戦っていた。


 お姉ちゃんは、こういうことはしなかったなあ。
「やっぱり、女の子と男の子って違うものだなあ」
と思う今日この頃でした。

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書評 雫井脩介『途中の一歩(上・下)』(幻冬舎)

 男女6人婚活物語(どこかで聞いたようなフレーズ)。
「結婚したくないわけじゃないけど、ガツガツ婚活する気にもなれないし…」
「独身でいいとは思ってないけど、何をすればいいのか…」
という、いまの時代にありがちな、いかにも身の回りにいそうな男女が繰り広げる物語。
 何となく日々の生活に流され、恋愛に腰が重いアラサー~アラフォー男女の気持ちがひしひしと伝わってくる。私は幸いにして(?)30代前半で結婚したのだが、もしそのタイミングを逃していたら、きっと彼らと同じような日々を送っていたに違いない。そのように自然に感情移入できる小説だった。

 主人公は覚本という漫画家。ファミレスで、片手にペンを、もう片手にスプーンをもち、ネームをひねり出すのが日課という、仕事(漫画)に情熱を傾ける連載漫画家だ。そこへ悪友の長谷部と、元担当編集者のタマケンが加わり、婚活をしはじめる。
 その3人と、漫画編集者の綾子、漫画家の優、OLの奈留美の女子3人が絡み合う。
「お、アレとコレがくっつくのか」
と見せかけて
「え、そうじゃなくて、あっちがこっちに惚れてるの?」
と思わせておいて
「お~、そう来るか~」
というどんでん返し、ドタバタ劇が展開される。ストーリーは軽快で、上、下あわせて500ページを超える大作だが、サクサクと読み終えてしまった。

 未婚のアラサー~アラフォー男女の気持ちがよく表れていて、違和感なく読み進められる。同年代の、特に未婚の人は、おおいに感情移入できるだろう。きっと一人は
「あ、オレと同じだ」
「それ、分かる分かる~」
というキャラクターがいるに違いない。あなたは6人のうちの誰に自分を重ねるだろうか。

 個人的には、銀河系軍団の出番が序盤だけだったのは残念だった。続編は、銀河系軍団を主人公した婚活ストーリーだったりして!?




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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...