2013年9月14日土曜日

2013 ローズS オレの予想を聞いてくれよ

 三日連続開催の二日目の阪神メインはローズS。ご存じ秋華賞のメイントライアルレースである。今年はオークス1~3着が勢揃いし、豪華メンバーとなった。本番もここを使った馬の争いになるだろう。まさに前哨戦だ。

 阪神の改装に伴い距離が1800 mになってからは、オークスで掲示板に載った馬が優勢である。紛れのないコースといえるだろう。
 今回のメンバーで、この舞台が向きそうなのは、◎レッドオーヴァル。オークスでは人気を裏切ってしまったが、その前の桜花賞ではズバッと切れて2着に差し込んできた。桜花賞と似通った舞台である阪神1800 mで巻き返すと見た。
 これといった登り馬もいないので、オークス組の争いになりそうだ。あえて挙げるなら推奨穴馬はウリウリ。前走がきっかけになれば。

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2013年9月13日金曜日

2013 エニフスS、阪神ジャンプS オレの予想を聞いてくれよ

 今週は三連休で、三日間とも競馬が行われる。競馬オヤジとしては三日とも競馬が楽しめるのは嬉しいのだが、北海道や小倉の開催を削ってこちらへ持ってくるというのがどうも解せない。短期的には売上が増えるのだろうが、長い目で見ると地方のファンを減らすことにつながらないか。心配だ。
 開催を削る代わりに、せめて小倉にもビッグレースを作ってはどうか。札幌記念がGIIになって一流馬が北海道のレースに出走するようになった。小倉にも同レベルのレースを作ってスターホースの出走を促し、九州のファンの目を引いてほしいものだ。スプリンターズSを小倉に持ってくるとか、3歳のダートGIを小倉で行うという案は非現実的だろうか。

 そんな土曜の阪神では、メインにエニフSが、8Rに阪神ジャンプSが行われる。
「エニフって何やねん」
が気になったので、例によってJRAの特別レース名解説で調べてみた。

エニフは、ぺガスス座を構成する星。同星座の鼻の部分にあたり、構成する恒星の中で最も明るい星である。アラビア語で「馬の鼻」を意味する「アル・アンフ・アル・ファラス(Al Anfal Faras)」が語源。

ということらしい。星の名前シリーズでしたか。こんな星があるとは知らなかった…と思いきや、昨年も同じことを調べたことを思い出した。なんじゃそりゃ。

 さてレースにいってみたい。
 ダートのオープン特別の常連が揃った。特にこれといった新顔もいない。それなら◎エアウルフでなんとかならないか。阪神1400 mはベストの舞台。ここをステップに重賞戦線に突撃してほしい。
 推奨穴馬はトラバント。前走は惨敗したが、もともと走るときち走らないときの差が激しい馬。今回が「走るとき」なら。

 阪神ジャンプSは◎ビッグウィーク。人気しそうだが、障害3走目でまだ上積みも見込めそう。

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2013年9月12日木曜日

書評 藤井純一『監督・選手が変わってもなぜ強い? 北海道日本ハムファイターズのチーム戦略』(光文社新書)

「中の人」が書いた本だとは知りませなんだ。日本ハムファイターズがファンに愛され、かつ強いチームである秘訣が明かされる。

 2004年に北海道に移転後、北海道日本ハムファイターズは道民の圧倒的な支持を受けるチームになり、また優勝争いの常連となった。かつての
「東京の、何だか冴えないチーム」
からの変貌には、どのような秘密が隠されているのか。それを最もよく知る人物である前球団社長みずからが、チーム運営・チーム経営の秘訣を著したのが本書である。

「赤字は本社(日本ハム)に補填してもらえばよい」という旧弊を葬り去り、黒字経営を達成するために藤井氏が行った構造改革・意識改革の具体例が次々と披露される。
 藤井氏は、収入を増やすために必要なのは、その場しのぎの一発イベントではなく、何度も球場に足を運んでくれるファンを増やすことであるという原則を徹底する。それを「Fan Service 1st」という標語にして全社員で共有する。分かりやすい目標を立て、その目標を達成すべく、全員で突き進んでいく様子が伝わってくる。
 私が特に印象に残ったのは、次の2点だ。

・社内の垣根を低くする(セクショナリズムの廃止)
・コアなファンを増やし、大事にする(広く浅くとは逆の方向)

このようにまとめてしまうと「当たり前やん」と思われるかもしれないが、自分の属している組織を顧みても、意外に簡単ではないことが分かる。この「当たり前だけど、簡単ではないこと」を達成するためのヒントが随所に散りばめられている。

 直接には「スポーツチームの運営論・経営論」の本なのだが、スポーツチームにとどまらず、すべての組織に当てはまる事例がたくさんあった。私も、自分の仕事に応用できそうなヒントをいくつももらった。

 ただし、あくまでも「球団」の運営論の本であり、個々の選手の管理・育成にはあまりページが割かれていない。そちらはそちらで、GMを中心に一貫した体制が敷かれているのだろう。ダルビッシュをはじめ、中田翔、糸井らの選手が、なぜ次々に台頭してくるのかなどは、本書の主題ではない。

 本書の袖には「最強のスポーツビジネス論」という言葉が書かれているが、それも納得。いや、それを越えて、スポーツにとどまらない最強ビジネス論が展開されているとまで言ってもよいのかもしれない。



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2013年9月8日日曜日

予想の回顧 セントウルS、京成杯オータムH、西宮S

 阪神メインはセントウルS。予想通りハクサンムーンがハナ。本命◎ドリームバレンチノロードカナロアを見る位置取り。4コーナーではロードカナロアについていき「オッ」と思ったのだが、直線では突き放されて3着。1、2着には力負けの印象。
 勝ったのは逃げたハクサンムーン。逃げ馬にとって有利とはいえない大外枠を克服したのは立派。ただ、本番のスプリンターズSでの上積みはあまりなさそうだ。
 ロードカナロアは2着。休み明けの分だろう。本番は確勝と見た。「負けるならここか」という予想はよかったのだが、それに代わって勝つ馬をハズしていてはドモナラズである。

 京成杯の本命は◎レオアクティブ。1番人気のルナのスタートがひと息で、テイエムオオタカとハナを奪い合う乱ペースに。追い込みの◎レオアクティブにとってはシメシメの流れだ。ところが、直線は最内をついて伸びてきたが、直線半ばで脚があがり8着。夏を使ってきた疲れがあったのか、いつものキレが見られなかった。

 土曜の阪神メインは西宮S。本命の◎ロードエアフォースが想定通りハナを切る。いいペースで逃げているように見えたのだが、直線はバッタリで8着に敗退。一緒に逃げたサカジロロイヤルよりも後ろの着順とは情けない。

 今週も3戦3敗。秋競馬が始まってもスランプ脱出の気配が見えない…。

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2013年9月7日土曜日

2013 セントウルS、京成杯オータムH オレの予想をきいてくれよ

 秋競馬開幕週の阪神メインはセントウルS、中山メインは京成杯AH。秋華賞トライアルも始まり、気分も高まってくる。
 セントウルSの「セントウル」は、昨年調べたようにケンタウロスのこと。ギリシャ神話に登場する、上半身が人間で下半身が馬の生物で、個人ではなく種族なのだそうだ。なぜだか知らないが、阪神競馬場のシンボルとなっている。

 レースにいってみたい。
 今年は横綱(ロードカナロア)が参戦する。その横綱を含め、高松宮記念1~3着馬が勢揃いした。かなりハイレベルな一戦といえるだろう。
 ロードカナロアの強さは認めるところだが、この馬が最後に負けたのが昨年のこのレース。もし取りこぼしがあるとすれば、休み明けのここか。かなり人気を集めそうだし、ここは思いきって他の馬から勝負する。この馬はいないものとして(実際はいるんだけど)予想を組み立てる。
 そうすると当然浮上するのが、高松宮記念2、3着馬のドリームバレンチノハクサンムーン。当初はハクサンムーンを狙おうと思っていたのだが、痛恨の大外枠。というわけで本命は◎ドリームバレンチノ。前走が不甲斐なかったが、休み明けで59 kgが応えたということにしておきたい。
 推奨穴馬はシュプリームギフト。函館の疲れがなければ。

 京成杯AHは◎レオアクティブ。勝ちきれないレースが続いているが、好枠を引いたここは何とか。
 推奨穴馬は中京記念1、2着のフラガラッハミッキードリーム。中山1600 mは内枠有利。

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2013年9月6日金曜日

2013 西宮ステークス オレの予想をきいてくれよ

 先週は家族旅行に行っていたため、日曜の予想はエントリーしなかったのだが、しなくてよかった。新潟記念、小倉2歳Sともにハズれ。相変わらずの低空飛行である。
 今週から阪神・中山開催が始まり、秋競馬が開幕。気分一新、馬券の調子も上向かないものだろうか。

 開幕週の土曜阪神メインは西宮S。阪神改装後にできた準オープン戦だ。先週の家族旅行は西宮の近く(有馬温泉)に行ったので、これも何かの縁か。大当たりの予兆ということにしておきたい。

 さて、レースにいってみたい。10頭と、やや寂しい頭数。阪神・中山開催を待ちわびていた馬はあまりいなかったのだろうか。
 本命は◎ロードエアフォース。有力馬に休み明けが多い中、叩き3走目で走り頃のこの馬を狙いたい。切れる馬ではないので、ペース配分が鍵を握りそうだ。池添君、頼みまっせ。
 推奨穴馬はサカジロロイヤル。距離延長2走目で、一発がないか。

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有馬温泉、東条湖おもちゃ王国、有馬玩具博物館へ行ってきた(後篇)

 この旅行のメインイベントの東条湖おもちゃ王国も終了。車でホテルに帰る。子どもたちはもちろん爆睡モードだ。

◆二日目夕食 ホテルでバイキング◆

 この日は夕食の前に入浴。大きいお風呂はやはり気持ちいい。
 そして夕食は、ホテルでバイキング
「旅行に来てバイキングもなあ」
と思わないでもないが、子どもがいると、あまり気を遣わなくてよいバイキングはやはり楽チンだ。
 和・洋・中各種が揃っており、対面コーナーに寿司、北京ダック、ローストビーフがある、豪華バイキングだ。アルコール飲み放題が1000円でつくというので、迷わずオーダーする。

エクシブ有馬離宮、バイキング

 もちろんデザートも食べ、たらふくになった。お姉さん、垂れてまっせ…。

エクシブ有馬離宮、バイキング

 そして就寝。寝かしつけがいらないのはありがたい。年々、旅行も楽になっていく。

エクシブ有馬離宮、ネンネ


◆三日目 神戸市立六甲山牧場へ◆
 三日目は神戸市立六甲山牧場へ。ところが、牧場へ向かう途中にけっこうな雨が降ってきた。予定を変更することも考えたのだが、もう近くまで来ているのでとりあえず行ってみることにした。
 六甲山の山道を走る。すごい霧で視界が悪い。ウネウネと走っていると…案の定、子どもたちが酔いだした。山道はビニール袋が必須ですな。到着したら、動物さんたちは小屋の中とのこと。残念だが仕方がない。

 いざ牧場内へ。売店の横に似顔絵コーナーがあったので、お姉さんに描いてもらった(もちろん有料です)。

六甲山牧場、似顔絵

 娘は、どうすればこんなに上手に描けるのか、不思議で仕方ないらしい。答えは「練習あるのみ」だ。
 絵ができあがるまで、レインコートを着てブラブラ。幸い、雨は小雨になってきた。

六甲山牧場

◆三日目午後 神戸市立六甲山牧場で昼食とアイス作り◆
 小屋の中にいる羊や山羊を見学していると、もうお昼。昼食は牧場内の「レストラン神戸チーズ」で食べた。思ったよりも高かったので躊躇したのだが、せっかくだからとチーズフォンデュを注文。値段分の価値はあった。なかなか本格的なレストランだった。

 そして午後はアイスクリーム作り。お姉さんの説明を聞き、いざ開始。まず、氷に塩を混ぜて温度を下げるのだが、これがメチャメチャ冷たい。手を洗うと、水がお湯のように感じた。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

その氷の上で、材料をクルクルと回転させる。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

すると、あら不思議。アイスクリーム状になっていくのだ。

六甲山牧場、アイスクリーム作り体験

みんなで美味しくいただきました。
 天気がよければ、乗馬などもできてもっと楽しかったのだろうが、こればかりは仕方あるまい。

 そして有馬をバイバイ。荷物を忘れたり、車酔いをしたりとアクシデントもあったが、楽しい旅行になった。また来よう。今度は天気に恵まれますように。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...