2014年7月4日金曜日

【予想と与太話】白川郷S(2014)~降級馬が1頭なら~

 宝塚記念が終わり、今週から中京・福島が開幕。夏競馬だ。
 中京競馬場が新装されてからまだ一度も行っていないので、ぜひ突撃してみたいのだが、なかなか機会がない。競馬のためだけにわざわざ行くほどの余裕はないし、何かタイミングがあえばよいのだが、そんなにウマい話はそうそう転がっていないようだ。

 そんな中京開幕日のメインレースは白川郷S。今年で5回目の、まだ若いレースだ。白川郷の世界遺産登録を機にレースができたのかもしれない。温泉もあるらしいし、白川郷もいつかは訪れたいなあ。

 レースにいってみたい。
 この時期の準オープン戦はオープンからの降級馬が有力なのだが、このレースは降級馬は1頭だけ。それなら、本命は◎ブラインドサイド。前々走で1000万条件を卒業すると、昇級初戦の前走で0.2秒差の3着と、早くも目処を立てた。ここまで18戦して掲示板を外したのが1回だけ(しかも6着)という超堅実派だ。右回りでも左回りでも、輸送競馬でも滞在競馬でも、坂があっても平坦でも、どんな条件でもきちんと走る。相手に恵まれた感のあるここはチャンス。

 推奨穴馬はダイヤノゲンセキ。前走は人気を裏切ったが、着順ほど負けていない。

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2014年6月29日日曜日

【予想の回顧】宝塚記念、三宮S、東京ジャンプS(2014)

 宝塚記念の本命は◎ウインバリアシオン。道中は後方馬群の外をキープした。1コーナーまでに、ゴールドシップが最後方から先頭集団へグイグイ押し上げていく。珍しい光景だ。そのままの隊列で3コーナーへ。ウインバリアシオンはいい感じで外を上がっていったのだが、4コーナーでメイショウマンボにはじかれるような形で大外に振られた。結局これが致命傷になり、7着に終わった。とはいえ、前が残る展開だったので、不利がなくても勝ち負けまでは厳しかったかもしれない。
 勝ったのはゴールドシップ。3、4番手からグイッと抜け出して3馬身差の圧勝。初の宝塚記念2連覇を達成した。時計のかかる馬場では本当に強い。ヨーロッパのレースのほうが向いているかも。
 馬券はハズレ。

 土曜の阪神メインは三宮S。
 本命◎ドリームコンサートは好発を切ったが下げて外の進路を探す。ところがスムーズに外に出せず、揉まれて嫌気も差したのか、12着に惨敗した。どうしても外に出さないと伸びない馬なのかもしれないが、好発を切ったのだから、下げずに馬群を抜けてきてほしかったと思うのは結果論なのだろうか。武豊騎手とは手が合わない印象。

 東京ジャンプSは本命◎メイショウヨウドウが見事に勝利。ところが、馬券を買っておらず、予想が当たっただけに終わった…。

 今週は予想は3戦1勝、馬券は2戦0勝。他のレースもチョロチョロでややマイナスに終わった。このところ同じような結果が続いているが、大負けしないだけよしとしておきたい。
 来週からは後半戦。気分一新、上昇気流に乗っていきたい。

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2014年6月28日土曜日

【予想と与太話】宝塚記念(2014)~三強の中からこの馬~

 今週は上半期の総決算、宝塚記念。もう今年も半分を過ぎようとしている。まったく早いものだ。
 このレース、回避する有力馬が多い時期もあったが、近年はそれなりにメンバーが揃い、盛り上がりを見せている。今年も、横綱・大関級の3頭が出走する。この調子で続いていってもらいたいところだ。

 宝塚記念といえば思い出すのがメジロライアン。常に人気を集めるがクラシックを勝つことができず、4歳の宝塚記念でようやくGIを制したのだった。惜敗を続けていたGIでの鞍上はすべて横山典騎手。今ならどこかで乗り替わりになっていただろう。馬主、調教師、騎手の関係が(良い悪いは別にして)今とは違った時代だった。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ウインバリアシオン。この馬もGIで惜敗を続けている馬だ。上記のメジロライアンをはじめ、宝塚記念はこういう馬がようやく念願の勝利を手にすることが多い。ウインバリアシオンもそれに続いて、悲願を達成してほしい。脚元に不安のある馬だが、しっかり調教できているのも心強い。
 推奨穴馬はホッコーブレーヴ。6歳になって突如やる気を出し始めたのか、今年に入ってGIIで2着、GIで3着と好成績を収めている。もう一丁があるかも。

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2014年6月27日金曜日

【予想と与太話】三宮S、東京ジャンプS(2014)~ムラ駆けだがこの馬で~

 ワールドカップの日本のグループリーグ敗退が決まり、今週は落ち着いて競馬ができそうだ。にしても、グループリーグ敗退という結果は、それほどの大事件なのだろうか。想定の範囲内だと思うのだが。ちょっと騒ぎすぎのような。

 そんな土曜の阪神メインは三宮S。メインレースに条件戦が増えてくると「夏競馬だなあ」という感じがしてくる。
 三宮とは神戸の繁華街。京都で仕事をしている私から見ると、神戸は海もあってオシャレでいいなあと思うのだが、神戸の人から見ると京都のほうが上品で落ち着いていて、よく見えるらしい。お互い、隣の芝生は青く見えるということなのだろう。

 レースにいってみたい。
 この時期の準オープン戦はオープンからの降級馬が幅をきかせる場合が多いのだが、このレースは降級馬は一頭だけ。他のメンバーもこのクラスで勝ち負けしている馬は少ない。ぶっちゃけ、レベルのレースは低いと見た。
 本命は◎ドリームコンサート。ここ4走の成績が8着→2着→11着→2着とムラ駆けで、8着と11着は武豊騎手が乗ったときのもの。今回乗るのも武豊騎手だ。最内枠も好条件とは言えず心配事が多いが、武豊騎手の意地に期待したい。
 推奨穴馬はメイショウゾンビ。休み明けだが、連勝中の勢いが怖い。

 東京ジャンプSは◎メイショウヨウドウが本命。

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2014年6月24日火曜日

書評 東野圭吾『パラドックス13』(講談社文庫)

東野作品には珍しい、SFパニックもの。


 東野作品には珍しいパニック・サバイバル小説。謎解きはほとんどないが、ハラハラドキドキの展開に、一気に読み終えてしまった。
 とはいえ、単にハラハラドキドキだけではないのが、さすが東野氏だ。たった13人しかいない世界で、生きる希望を失っていく人と、生きる意味を持ち続けられる人。この対比が興味深い。改めて「生きる意味」を考えさせられた。

 映像化には向いているが、今のところ具体的な話はないようだ。おそらく、制作費がかなり高額になるためだろう。そんなケチなこと言ってないで、どなたかやっていただけませんかね。

【粗筋】
 いきなり、自分の周囲から人が消えてしまった。そんなバカな。しかし、その世界には自分一人だけではなく、13人の老若男女が生存していた。廃墟と化した東京で、この13人は生き残ることができるのか。未曾有の大地震や大洪水が彼らを襲う。
 なぜ、彼らの前から人が突如として消えてしまったのか。その秘密は13秒間の数学的矛盾(パラドックス)にあった。



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電動自転車を買った~保育園送り迎え用に~

 息子は保育園に通っており、今年(2014年)の4月から年少組になった。
 その保育園が移転した。広くて新しい新園舎はとても快適で息子も喜んでいるのだが、わが家からは遠くなってしまった…。これまではわが家と最寄り駅の間に保育園があったので、通勤のついでに妻が連れて行ってくれていたのだが、駅の向こう側に移転してしまったのだ。これはかなり痛い。

 移転後は送り迎えに自転車を使うことにした。行きは私が、帰りは妻が担当することに。ところが、これがかなりの重労働だ。しかも、これからもっと重くなっていく(息子が大きくなっていく)と考えると気が遠くなる。
「こりゃアカンわ」
と3週間でギブアップし、電動自転車を購入することにした。高い買い物だったが、3年間毎日使うのだから、価値はあるだろう。買ったのはこちら。


 電池容量は5 Ahタイプでも十分だったのだが
「割引もありますし、8.9 Ahタイプでも1万円も違わないですよ~」
とのセールストークに乗って、これを購入した。8.9 Ahあれば1週間に一度の充電で十分だ。

 そして、電動自転車通園になってから本日で二日目。使い心地は……超快適だ。噂には聞いていたが
「もう普通の自転車には戻れない」
という気持ちがよく分かる。ずっと誰かに押してもらっている感覚なのだ。これなら夏場でも汗だくにならずに送り迎えできそうだ。
 さらに、電動モードにはいくつか種類があるし、スタンドも安定感があるし、ライトも自動だし、その他にもさまざまな機能をもつ優れものだ。3年間(正確には2年と9カ月ほど)バリバリ使いたい。

 値段は張るが、子どもの送り迎え、坂道対策などで電動自転車の購入を迷っている人は、買って損はしないと思う。
 この自転車なら、息子を乗せてビワイチできそうな気がしてきた。

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2014年6月23日月曜日

書評 瀧羽麻子『左京区七夕通東入ル』(小学館文庫)

イカ京に恋をした女子大生の、甘酸っぱいラブストーリー。


 イカ京という言葉をご存じだろうか。「いかにも京大生」の略で、あまりイケてない京大生を揶揄した言葉である。おもに理系男子学生で、チェック柄のシャツをジーンズに入れて、黒いベルトをしているのが典型的な姿だそうだ。いまやほとんど死語だが、80年代に流行した呼び方である。

 ただし本書の主人公はイカ京ではなく、そのイカ京に恋をした女子大生だ。京大文学部のハナは、理学部数学科の「たっくん」に惹かれていく。ハナ、たっくん、そしてたっくんの友人であるヤマネくんとアンドウくんの4人を中心に、青春真っ盛りだけれど、ちょっと「イカ京」な学生生活が描かれる。
 好奇心旺盛で、まっすぐなハナが、どんどん恋に落ちていく様子には、オッサンの私も「頑張れ」と応援したくなった。ちょっと甘ったるいが、不快な甘さではない。舞台が京都というのも、物語の雰囲気に一役買っている。また、たっくんをはじめとする男子学生たちも個性的で、女心をくすぐるキャラに仕立てられている(見習わねば)。
 京都を舞台にした女子大生の甘酸っぱいラブストーリー。ハナの前向きな姿勢に、元気をもらった。

 ただ、本書の京大理系男子学生たちのイカ京ぶりは、ちょっと「いかにも」過ぎるかもしれない。ここまで「いかにも」な学生は、現在はもちろん、過去にもあまりいなかったと思う。京都の女子大生たちは、安心してイカ京に恋してほしい。



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【福知山マラソン走ってきました~】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年11月18~24日の記録

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は52歳。  2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆  土曜に、福知山マラソンを走ってきた。果たして結果はいかに。キロ...