小倉・新潟ともに6週間の開催。それまでずっと8週間だったのが、一昨年あたりから短縮された。減らした分を中央場所に回して売上を増やそうという魂胆なのだろうが、よい方向とは思えないなぁ。九州や新潟の競馬ファンを減らすことにつながり、長期的にはマイナスの影響を与えると思うのだが…。
そんな小倉の開幕週は障害重賞の小倉サマージャンプが組まれている。
小倉の障害コースはタスキコースになっており、左に曲がったり右に行ったり、うねうねと走る。障害レースは周回コースよりもタスキコースのほうが好きなのは私だけではないだろう。
小倉サマージャンプは重賞となってからは今回で16回目。2009年からは別定戦になり、夏のジャンプ王決定戦ともいえるレースになった。現在、高田騎手が違う馬で3連覇中なのだが「これは記録なのでは」と思って調べてみると、やはりこの男がすでに達成していた。武豊騎手である。しかもGIで。
天皇賞・春(1989~91年:イナリワン→スーパークリーク→メジロマックイーン)
弥生賞(1996~98年:ダンスインザダーク→ランニングゲイル→スペシャルウィーク)
ちなみに武騎手は、弥生賞は99年にアドマイヤベガで惜しくも2着(1着はナリタトップロード)で連勝ストップ。天皇賞・春は92年にメジロマックイーンで連覇し、合計4連勝を達成した。
しかし違う馬で4連覇の記録はないようだ。高田騎手には新記録達成の期待がかかる。
という前振りとは関係なく、本命は◎グリッターウイング。障害入り3戦目の前走を圧倒的人気に応えて楽勝した。障害のニューヒーロー誕生を期待したい。
推奨穴馬は肩入れしている北沢騎手のアラタマユニバース。安定して走る。
KBC杯はマイネルクロップ。小倉は向きそう。
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