2015年12月13日日曜日

【予想の回顧】阪神ジュヴェナイルF、カペラS、チャレンジC(2015)

 今週は阪神JF。
 ◎デンコウアンジュは前日には5番人気だったが、最終的には2番人気。思ったよりも人気している。
 レースでは3、4番手から。前走とは違い、積極策だ。そのまま直線へ向き、先頭のメジャーエンブレムを追ったが、坂で力尽きて7着。少し積極的に乗りすぎたか。外枠で、壁が作れなかったのかもしれない。
 勝ったのはメジャーエンブレム。3コーナー過ぎに早々に先頭に立つと、そのまま押し切って2馬身差の完勝。ダイワメジャー産駒に阪神の1600 mは厳しいと見ていたのだが、強い勝ちっぷりだった。
 そして、2着に差してきたのが推奨穴馬のウインファビラス。最近、本命馬よりも推奨穴馬のほうがよく走っているような…。

 中山ではカペラS。
 ◎マルカフリートは予定通り後方から。前崩れの展開になり、最後はグイグイ差してきたが、3着まで。あと一歩だった。
 後方一気で見事に勝利したのはキクノストーム。展開も向いた。
 目を引いたのは2着に粘ったカジキ。前に行った馬が総崩れのなか、2着に粘りこんだ。力をつけている。

 土曜は阪神でチャレンジカップ。
 ◎デウスウルトはすーっと下げて後方から。もう少し前につけると思っていたが、意外な位置取りだった。外枠だったこともあり、外を回って直線を向く。進路が開いたときにははじけそうな手応えだったのだが、ジリジリとしか伸びず、7着。休み明けが堪えたか、年齢による衰えなのか。
 勝ったのはフルーキー。内の馬群を切り裂いてきた。いままでの惜敗ぶりが嘘のような快勝。デムーロ恐るべし。

 今週は3戦0勝…。他がぽつぽつ当たったのでほぼトントンだったが、パッとしませんなあ。

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2015年12月12日土曜日

【予想と与太話】阪神ジュヴェナイルF、カペラS(2015)~私の選んだベストカップルは~

 今週は阪神ジュヴェナイルフィリーズ。舌を噛みそうな名前に変わってから、はや15年。もう、昔のレース名を知っている人のほうが少ないのかもしれない。

 JRAでは「2歳馬チャンピオンベストカップルを選べ」というキャンペーンを実施している。毛ガニと2歳チャンピオンという組み合わせは意味不明だが、とりあえず参加してみた。
 2歳チャンピオン一覧表を見ると、懐かしい名前がずらりと並んでいる。第1回はミホノブルボンとニシノフラワーのカップル。この年をベストカップルに選ぶ人も多そうだ。

 私が選んだのは、その2年後。ナリタブライアンとヒシアマゾンのカップルである。両馬とも、翌年は大活躍。ナリタブライアンは三冠を達成し、ヒシアマゾンは(マル外だったので桜花賞・オークスは出られなかったが)当時は3歳限定だったエリザベス女王杯を制して、その年の重賞6勝目を飾った。
 そして両馬が揃って有馬記念に参戦。ナリタブライアンは抜けた1番人気だったが、ヒシアマゾンは6番人気。いまと違って、3歳牝馬が古馬の牡馬に太刀打ちできるわけがないという評価だったのだ。完全に人気の盲点だった。低評価をあざ笑うかのように、ライスシャワーをかわして2着。私の馬券もヒモ抜けだった…。

 レースにいってみたい。今年もヒシアマゾンのような女傑が隠れているのだろうか。
 本命は◎デンコウアンジュ。前走は12番人気だったアルテミスSで大穴を空けた。しかし、東京の1600 mは実力が必要なコース。フロックではないと見た。間隔を取って、馬体重が増えていればなおよし。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はウインファビラス。前々走だけ走れば。

 カペラSは◎マルカフリートが本命。前走はノーマークだったが、見事に復活。相手に恵まれた感。

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2015年12月11日金曜日

【予想と与太話】チャレンジカップ(2015)~新設重賞かと思いきや~

 最高気温が20℃以上になり、小春日和を超えて汗ばむほどである。温暖化と関係があるのだろうか。

 そんな土曜の阪神メインはチャレンジカップ。
「また新しい重賞ができたのか」
と思っていたら、朝日チャレンジカップの時期が移り「朝日」という冠がとれたのだった。ちょっとしたことで別の名前に見えてしまうものだ(私だけか)。

 この時期に移ってきたのが3年前のこと。それまでは、秋競馬の開幕を告げるレースだった。勝ち馬にはランフォザドリームの名も見える。9月のこのレースを勝って、女王杯で2着に健闘したのだった。馬券を取らせてもらったのでよく覚えている。馬名の響きがよく、応援していた馬だ。懐かしい。

 レースにいってみたい。
 GIまっ盛りの時期に行われるハンデのGIII。それらしいメンバーと言えるかも。
 本命は思い切って◎デウスウルト。昨年の2着馬だ。ここ3走が不甲斐ないが、それぞれに敗因あり。ポン駆けも得意で、追い切りでは好時計が出た。絶好調の鞍上を背に、突き抜けてほしい。
 推奨穴馬はシャトーブランシュ。前走は着順ほど負けていない。阪神は大得意。

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2015年12月10日木曜日

【書評】稲盛和夫『成功の情熱─PASSION─』(PHP文庫)

打ちのめされました…


 先日、『稲盛和夫の実学』を読んだ。そちらは「経営者のための会計論」的な内容でたいへん勉強になった。今度は、稲盛氏が生き方・ライフスタイルを語った本を読もうと思って手に取ったのが本書。いやはや、打ちのめされました…。

 本書は、買収したアメリカの会社の首脳陣と「京セラの経営哲学」を共有するための「教科書」とした内容である。

 稲盛氏は「リーダー(すなわち経営者)に必要な資質は、才能ではなく、情熱である」と熱く語る。数字に強いことや時代を読む力などの能力はそれほど必要ないのだ。逆説的だが、情熱を持てること自体が才能なのである。
 そして、その情熱がネガティブな方向に働いてはならないことも、繰り返し強調される。
「情熱的に、ポジティブに進めていけば、必ず道は開ける」
というのだ。

「アンタは大成功したから、そう言えるのでは」
という声が聞こえてきそうだ。しかし、そうではない。「ポジティブに、情熱的に」生きていくことがいかに難しいか、本書を読めばよく分かる。だからこそ
「ポジティブに、情熱的に進めていけば、必ず道は開ける」
という訴えに、なるほどと思えるのだ。

 まあ、打ちのめされたというか、何というか。端的に言うと「おれには無理」だ。最もがっくりきたのが「53 自ら燃える」の項だ。それによると、物質に可燃性、不燃性、自燃性の3種類があるのと同様に、人にも可燃性、不燃性、自燃性があるのだという。
 不燃性は燃えられない人。PASSIONを持てない不燃性の人は、何をやってもダメ。
 可燃性は、火をつけてもらえれば燃えられる人。周囲に恵まれればいい仕事はできるが、自ら道を切り開くことはできない。
 リーダーに必要なのは自燃性。自らのエネルギーで燃えられなければ困難な道を開くことはできないし、周囲(部下たち)にエネルギーを供給することもできない。

 なるほどだ。私は元来、火のつきにくい可燃性であった。それが、年を取るにつれてどんどん火がつきにくくなってきた。「いかんなあ」と思いつつも、なかなかPASSIONが湧いてこないのだ。
「独立して尻に火がつけばPASSIONも湧いてくるかなぁ」
などと夢想していたのだが、稲盛氏に
「アホか」
と叱りつけられた心境である。PASSIONの不足した人が何かをはじめたところで、上手くいくわけがないのだ。反省。

 いまから自燃性になるのは無理かもしれないが、稲盛氏に火をつけてもらった。しばらくはこれからは、火のついた状態でポジティブに生きていけそうだ。




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2015年12月6日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年12月5・6日

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。

 もう12月とは、早いものだ…。今週も外食はなく、4食分。

 12月5日(土) 

◆昼ご飯◆
 メインは鶏肉のオイスターソース炒め。主食は残っていたラーメン。

<鶏肉のオイスターソース炒め>
 鶏肉、キャベツ、モヤシをオイスターソースで炒めた。
<ラーメン>
 出張のお土産の尾道ラーメン一人前と、うまかっちゃん一人前を4人で分けた。
<昆布と煮干しダシのスープ>
<サラダ>

ラーメン

―評 価―
 鶏肉の炒め物は好評。ラーメンはもちろん瞬殺で、大盛りのサラダもモリモリ食べた。

◆晩ご飯◆
 本日は私が一人で買い物に行った。選んだ「本日の魚」はサゴシ。蒸し焼きにして下ろしポン酢で食べた。
 大根と里芋の煮物は作り置きメニュー。

<サゴシのおろしポン酢>
 サゴシを酒蒸しにして、おろしポン酢で食べた。
<サラダ>
<昆布と煮干しダシのスープ>
<白ご飯>
<大根と里芋の煮物>

サラダ

―評 価―
 娘も息子もおやつをそれなりに食べていたせいか、それほど食いつきはよくなかったが、普通に完食。サゴシのおろしポン酢はなかなかよかったと思うのだが、子どもたちはそうでもなかったようだ。

 12月6日(日) 

◆昼ご飯◆
 市販のホワイトソースが余っていたので、グラタン。

<グラタン>
 鶏肉、ニンジン、ブロッコリーなどを、市販のホワイトソースでグラタンに。
<サラダ>
<昆布と煮干しダシのスープ>
<白ご飯>
<大根と里芋の煮物>

―評 価―
 グラタンは大好評。特に息子は「もっとおかわり!」と舐めるように食べた。ただ、わが家にはグラタン皿が二つしかなく、取り分けたときに崩れた。娘はそれがショックだったらしく「シチューみたいや…」とブツブツ言っていた。家族分のグラタン皿を買おう。

◆晩ご飯◆
 翌日からのお弁当や晩ご飯に使えるようにと、おでんと多めの鶏肉ハンバーグを作った。

<鶏肉ハンバーグ>
<おでん>
<サラダ>
<昆布と煮干しダシのスープ>
<白ご飯>
<大根と里芋の煮物>

鶏肉ハンバーグ

おでん

―評 価―
 おでんは「ええっ、おでん~」とブーイングが出ていたのだが「美味しい」とモリモリ食べた。卵やモチきんちゃくは美味しいよね。
 鶏肉ハンバーグも好評。われながら、美味しくできた。

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【予想の回顧】チャンピオンズC、金鯱賞、ステイヤーズS、逆瀬川S(2015)

 今週はチャンピオンズカップ。いろいろ驚いたレースだった。
 ◎コパノリッキーは1番人気。ホッコータルマエよりも人気するとは思わなかった。懸案のスタートを決めると、前へ。しかしクリノスターオーらが続々と押し寄せ、ペースが上がる。それでもハナをキープして、向こう正面ではマイペースに落とせたように見えた。
「前半1000 mは平均ペース」
という実況を聞いたときには「もらった」と思った。4コーナーでホッコータルマエが迫ってきたが、それを突き放す勢いでラスト400 mへ。やはりこの2頭の一騎打ちだと確信したのだが、ラスト200 mで両馬の脚色が鈍り、ずるずる後退。コパノリッキーは7着に、ホッコータルマエは5着に破れた。やはりハイペースだったのだろう。
 驚いたのはここから。人気両馬が失速したところに伸びてきたのがサンビスタ
「え? サンビスタ??」
と驚いているうちに突き放して、1馬身半差の完勝。中央の牡馬相手では厳しいと見ていたのだが、結果論的には買えない成績ではなかったか。デムーロマジックが炸裂した。
 続いて驚いたのが、2着に突っ込んだノンコノユメ。3、4コーナーで後方でもがいているのを見たときには「ないな」と思ったのだが、いつの間にか最内をグイグイ上がってきて2着に。こちらの鞍上はルメール。先週に続いて、外国人騎手のイン差しにたまげた。
 終わってみれば「JRA所属の外国人騎手」のワンツー。

 土曜は中京で金鯱賞。
 ◎ベルーフは後方から。3コーナーあたりから内をスルスルと上がっていったが、直線は行き場がなく、不完全燃焼の6着。完全に脚を余した。「外を回しておけば」というのは結果論だろう。展開のアヤとはこのことか。
 勝ったのはミトラ。5番手からグイと抜け出して1馬身1/4差をつけて完勝。ローカル専用のイメージだったのだが、ひと皮むけた勝ちっぷりだった。

 中山ではステイヤーズS。
 ◎ファタモルガーナは中段待機から、直線入り口で前にとりついたが、そこからひと伸びがきかず、7着。最後はガス欠のような感じだった。意外にも距離が長かったか。
 勝ったのはアルバート。5馬身差の圧勝だった。長距離適性があるのだろう。来春の天皇賞でも楽しめるかもしれない。

 京都のメインは逆瀬川S。
 ◎タイセイアプローズはスローペースを嫌ったのか、向こう正面で先頭へ。しかし、1番人気だった勝ち馬(ガリバルディ)にピタッとマークされ、これに競り落とされると、ずるずる後退して5着。もう少し頑張ってほしかった。

 今週は4戦0勝…。他もさっぱりで先週の勝ちがなくなった。

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2015年12月5日土曜日

【予想と与太話】チャンピオンズC(2015)~なんといい加減な記憶~

 今週はチャンピオンズカップ。昨年から名前と場所が変わったレースだ。名前が変わった理由の一つが「招待レースではなくなったこと」なのだが、今年も外国から一頭が参戦してくれた。しかし、それが香港からとはまあビックリ。どれほどのものか、注目したい。

 私はいちどだけ府中競馬場に行ったことがあるのだが、そのときに見たのがこのレース(当時はジャパンカップダート)。当時は土曜にJCD、日曜にJCと、2日連続でGIが組まれていた。
 しかし、どの年に見たのか、はっきり思い出せない…。おそらく、ウイングアローが勝った第1回(2000年)だと思うのだが…。ただ、馬券が当たらなかったことだけは覚えている。確か、ヒモ抜けだったような。

 オッサンの不確かな記憶をたどるのはヤメにして、レースにいってみたい。
 今年は、東西の両横綱に、成長著しい若駒が挑むという構図。本命は横綱の一頭、◎コパノリッキー。最低人気でフェブラリーSを制したのが昨年の2月のこと。それがフロックではなかったのは周知の通り。武豊-コパの相性の良さも追い風にして、逃げ切ってほしい。管理する調教師は村山明師。上記の第1回JCDで2着の馬(サンフォードシチー)に乗っていた元騎手だ。これも何かの縁か。
 相手はもう一頭の横綱、○ホッコータルマエを指名せざるを得ない。両横綱の一騎打ち濃厚と見た。
 ノンコノユメは、差し馬に厳しい中京ダートがどうか。それを跳ね返して勝てば、歴史に残るレベルの馬になるだろう。
 推奨穴馬はクリノスターオー。揉まれなければ走る。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...