2016年4月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神牝馬S、ニュージーランドT(2016)~早くも1600 m効果か~

 関西地方では桜も満開を過ぎ、葉桜に。新年度も始まり、子どもたちも学年が一つ上がった。春も本番である。

 そんな土曜は西で阪神牝馬Sが、東でニュージーランドTが組まれている。そしてなぜか、今週から福島競馬が開幕。中途半端だなあ…。

 毎年書いているが、阪神牝馬Sは昔は阪神牝馬特別の名前で、年末に1600 mで行われていた。ヴィクトリアマイルの新設に伴い、その前哨戦としてこの時期に移ってきたのだが、そのときになぜか1400 mに短縮されてしまった。
「1600 mのGIの前哨戦がなぜ1400 mなのだろう」
という私の疑問がJRAに伝わったのか、今年から1600 mに延長された。これで本番との結びつきは強くなるだろうと予言しておく。

 レースにいってみたい。昨年、GIを二つ勝っている馬が2頭もエントリー。これも1600 m効果かもしれない。
 本命は◎スマートレイアー。昨秋から前につける競馬で新境地を開き、前走ではついに逃げ切りまで披露した。逃げ馬が控える競馬を覚えることは珍しくないが、差し馬がこれだけの脚質転換を見せるのは珍しい。そして今回は、その新境地を覚えさせたデムーロ騎手が鞍上に戻ってきた。これは心強い。先行抜け出しを期待。

 推奨穴馬は、穴と言うほどではないがウインプリメーラ。前に行ける馬が有利な展開になると見た。

 ニュージーランドTは◎レインボーラインを狙う。重賞連勝でGIへ。

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2016年4月7日木曜日

『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を観にいった~小3の娘と年長組の息子~

通り抜けフープ、心の友、ドラミちゃんとタイムパトロール。「お約束」の原点がここにある?


 先日、2016年春のドラ映画を見に行った。
 前売り券を買っていたのだが、何とその日は「ファーストデイ」。月の初めの日は「ファーストデイ」で、大人が1100円だというではないか。前売り券より300円も安いとは…。そんなサービスがあるなんて、教えておいてほしかった…。

【まずはスポッチャへ】
 席を予約して、まずはスポッチャへ。この日は、ドラ映画とスポッチャを両方楽しむという贅沢スケジュールだったのだ。ローラースケート、ビリヤード、キャッチボール、テレビゲームを楽しみ、あっという間に90分が終了。満喫しました。

様になってますか?

 出口に戻ると、入り口はなんと長蛇の列。春休み真っ最中の中高生たちが押し寄せていた。確かに中高生ががっつり遊ぶには最適なのかもしれない。映画より先にスポッチャに行って正解だった。

【昼食を取って映画へ】
 娘はとろろソバ、息子は唐揚げ定食、私はトンカツ定食を平らげて、いざ映画へ。
 本作は1989年公開映画のリメイク作品。7万年前の地球で、クラヤミ族がヒカリ族を蹂躙する。ドラえもんやのび太が加勢するのは、もちろんヒカリ族。ドラえもんを中心としたいつものメンバーが、ヒカリ族を救うために奮闘する。通り抜けフープで助けに現れ、ジャイアンが心の友を連呼し、最後はドラミちゃんがタイムパトロールを引き連れてきて、すべては解決。ドラ映画の「お約束」満載の良作だ。別れのシーンが涙を誘うのも、これまたお約束。


 娘は悪役のギガゾンビが怖く、画面から顔をそむけることがたびたびだった。何年生やねん…。一方、息子は身じろぎもせず、約2時間、映画に没頭した。この集中力が別のところに発揮されれば…といつも思ってしまうが、私もそうだったので人のことは言えないなあ。

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2016年4月3日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年4月1~3日~冷凍物が侮れない~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯は妻が早起きして作ってくれている。


 4月1日(金) 
この日は私の仕事が休みで、子どもたちとドラえもんの映画(ドラえもん 新・のび太の日本誕生)を観にいった。昼は映画のついでに外食した。

◆晩ご飯◆
 メインは鶏ささみとモヤシの揚げギョウザ。ささみを茹でてほぐし、モヤシ、ナス、ニンジンとオイスターソースで炒めて、ギョウザの皮で包んで揚げた。スナック風の食感で、意外な高評価。モリモリ食べた。
 他はネバ三、サラダ、中華風スープ、白ご飯。

今週のネバ三

 4月2日(土) 
この日も昼は外食だった。

◆晩ご飯◆
 メインは皿うどん。市販の皿うどんを使った。具は豚肉、ナス、ニンジン、キャベツ。野菜たっぷりの皿うどんは、いつものように好評。
 他はサラダ、中華風スープ、シイタケのステーキ。スーパーで「ステーキシイタケ」を見つけた娘が「食べた~い」とリクエスト。バター醤油で焼いたら、ジューシーで美味しかった。娘は美味しく食べたが、息子は「いまいち」との評価。

 4月3日(日) 

◆昼ご飯◆
 近ごろハマっている冷凍物の塩サケがメイン。今日はロシア産。脂がのって美味しかった。冷凍技術の発達で、旬のサケがいつでも美味しく食べられるのだろう。
 他はタケノコご飯、サラダ、和風スープ、ネバ三、クルクル鶏肉。タケノコご飯はちょっと薄味すぎた。

塩サケとタケノコご飯

クルクル鶏肉。レンジで作る簡単メニュー

◆晩ご飯◆
 メインは春巻き。弁当用にたくさん作った。パリッとジューシーに美味しくできた。揚げたてはひと味ちがう。
 他はタケノコご飯、サラダ、和風スープ。

春巻き

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【中央競馬予想の回顧】大阪杯、ダービー卿チャレンジT、コーラルS(2016)

 今週は大阪杯。
 ◎キタサンブラックは注文通りハナへ。競りかけてくる馬もおらず、1000 mを1分1秒1のスローに落とすことに成功。ラスト600 mから一気にペースを上げ、粘り込みをはかる。最後はアンビシャスにクビ差かわされたが、余裕をもって2着を確保。5番人気は評価が低すぎたか。
 勝ったのはアンビシャス。かかり気味に2番手に上がっていったときは
「ないな」
と思ったのだが、押し切ってしまった。無理に抑えなかった、横山典騎手の好判断だったと言えるだろう。
 結局は行った行ったで決まった。馬券は馬連を取った。

 中山ではダービー卿チャレンジT。
 ◎キャンベルジュニアの1番人気はやや想定外。レースでは最内枠からハナを切った。これもやや想定外。直線入り口でロゴタイプに並びかけられると、ズルズルと脱落して8着に惨敗。慣れない逃げでリズムが狂ったか。
 勝ったのはマジックタイムロゴタイプが抜け出したところを、内からすくって見事に差しきった。
 馬券はボックスに2着のロゴタイプが入っておらず、ハズレ。

 土曜は阪神でコーラルS。
 ◎ノボバカラはスッと2番手につけると、手応えよく4コーナーへ。持ったままで先頭に並びかけ、後ろを待って追い出すと、グイッと伸びて見事に1着。着差以上に強い競馬だった。
 馬券は単勝をとった。

 今週は3戦2勝。しかし他がいまいちで、トータルはちょろ負け。
 今週で春の最終馬連は終了。そこそこ恩恵にあずかった。

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2016年4月2日土曜日

【中央競馬予想と与太話】大阪杯、ダービー卿チャレンジT(2016)~GI昇格には反対~

 今週は西で大阪杯、東でダービー卿チャレンジTが組まれている。
 先日「大阪杯が早ければ来年からGIに」というニュースが飛び込んできた。上半期の古馬中距離GIが宝塚記念しかなく、有力馬がドバイや香港を目標にしている現状を見ると、たしかにこの時期に中距離のGIがあってもよいと思う。しかしGIを増やすことには反対。もうこれ以上、GIの安売りはいらない。GIを増やさなくても、宝塚記念をこの時期に持ってくればよい。
 その昔、3歳馬の参加を促すために宝塚記念が今の時期に移されたのだが、3歳の有力馬はほとんど出走しない。しかも暑い時期なので、古馬の有力どころも敬遠しがち。宝塚記念の時期を早めれば、全部まとめて解決できると思うのだが。

 レースにいってみたい。今年も豪華メンバーが揃った。ここをステップに、香港へ遠征する馬が中心を占めている。
 本命は◎キタサンブラック。いくら好走しても人気にならない馬がいるが、その典型である。昨秋はセントライト記念、菊花賞を連勝し、有馬記念でも見せ場たっぷりの3着。その馬が3~4番人気なら美味しい。すんなりハナを切れそうなのもよい。名手を背に、スイスイと逃げ切ってほしい。
 推奨穴馬はタッチングスピーチ。人気の盲点か。

 ダービー卿チャレンジTは◎キャンベルジュニアが本命。いい枠を引いた。

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2016年4月1日金曜日

【中央競馬予想と与太話】コーラルS(2016)~メジロマックイーンが恋した馬~

 桜ももうすぐ満開で春本番が近い。今日は子どもたちとドラえもんの映画を見に行った。ドラ映画も春を感じさせるイベントだ。

 そんな土曜は重賞は組まれておらず、阪神のメインはコーラルS。このところずっとこの時期に組まれているレースだ。
 いつからこの条件で行われているのか調べてみると、ちょうど20年前の1997年からずっとこの時期に、ダート1400 mのオープン特別として行われている。レース条件がコロコロ変わるなか、こういうレースは珍しい。大事にしてもらいたいものだ。
 1997年以前は芝1400 mのオープン特別で、勝ち馬にはイクノディクタスの名も見える。メジロマックイーンと同じ時期に走った馬で、一説ではメジロマックイーンはこの馬のことが好きだったという。馬にもやはり好みがあるのだろうか。
 ちなみに、1993年の宝塚記念はこの2頭がワン・ツーを決めた。メジロマックイーンは、たとえ好きな相手にも勝ちを譲る気はなかったようだ。

 レースにいってみたい。
 例年通り、オープン特別常連組が揃った。しかし本命は常連組以外から◎ノボバカラ。昇級初戦だが、逃げた前走が強かった。再びハナを切れそうなここは、もう一丁を期待したい。

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2016年3月31日木曜日

【書評】岡田吉美『遺伝暗号のナゾにいどむ』(岩波ジュニア新書)

科学も人の営みであり、そこにはドラマがある


 メンデルが遺伝の法則を見つけたのが1865年のこと。もちろんそれまでも「子は親に似る」ことから明らかなように、遺伝そのものの存在を疑う者はいなかった。
 ではメンデルは何を見つけたのか。それは、たとえば豆の色(赤や黒)や形(シワのある、ない)などが、独立に受け継がれるということである。
 その何がすごいのか。遺伝は「父と母からなんとなく全般的に」受け継がれるのではなく、個々の要素(形質)が、それぞれ一つずつ、受け継がれたり、受け継がれなかったりすることを示したのが大発見だったのだ。すなわち、親から子へ何らかの因子が伝わることによって、形質が受け継がれることが明らかになったのだ。ここではじめて「遺伝子」という概念が誕生した。

 では、その遺伝子の正体は何なのか。今となってはそれがDNAであることは周知の事実なのだが、それが分かるまでには多くの科学者の努力が必要だった。
 さらに、DNAがどのような仕組みで受け継がれるのか。また、DNAがどのような仕組みで形質を作り出すのか。それらの仕組みを明らかにしたのが、分子生物学である。

 メンデルの発見から約100年で、それらの仕組みの基本はほぼ明らかになった。その歴史をひもときつつ、遺伝の仕組みを解説したのが本書である。
 本書の特長は、明らかになった事実(遺伝の仕組み)を説明するだけではなく、その事実がどのような科学者によって、どのように明らかにされたかが書かれている点である。科学も人の営みであり、そこには数々のドラマがあることがよく分かる。分子生物学という分野がまだ若いから、一冊の本にまとめられたのであろう。

 科学は決して無機質ではなく、科学の発展には科学者たちの血の通った営みが必要なことがよく分かる。少し難解だが、科学者の奮闘ぶりが感じられる良書である。岩波ジュニア新書に収録されているように、中高生に読んでもらいたい本だ。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...