2016年12月4日日曜日

【中央競馬予想の回顧】チャンピオンズC、タンザナイトS、ステイヤーズS、金鯱賞、逆瀬川S

 今週はチャンピオンズC。
 ◎コパノリッキーはもっさりとゲートを出たが、前がふさがらなかったので二の足で前につけることができた。予想通りモンドクラッセがハナを切ったが、モーニンブライトラインが絡んできてハイペースに。直線を向き、コパノリッキーは残り400 mで脱落して13着まで。いくらハイペースだったにしろ、物足りなかった。どうも中京は合わないのか。
 勝ったのはサウンドトゥルー。ハイペースに乗じてズバッと差しきった。流れが向いたのは確かだが、いい切れ味だった。
 1番人気のアウォーディーは直線半ばで抜け出す横綱相撲を見せたが、最後にかわされて2着。力は示した。
 馬券は1着馬を買っておらず、ハズレ。

 阪神ではタンザナイトS。
 ◎エポワスアットウィルを行かせて2番手に収まる。ペースはスローに落ち、しめしめだ。直線を向き、エポワスが逃げ馬に並びかけて逃げ込みをはかる。
「よし、そのままっ」
という声に応えて粘ってくれたのだが、相手が何も来ない…。最後は馬券を押さえていないサンライズメジャーにかわされて2着。馬券はもちろんハズレ…。

 土曜は中京で金鯱賞。
 ◎ヴォルシェーブは頭一つ抜けた1番人気。ちょっとかぶりすぎのような。
 レースでは後方から外を回す横綱相撲を試みたが、前が残る流れでは9着まで。スローで用意ドンの競馬は合わないのか、もう少し長い距離がよいのか。いずれにしろ、何の見せ場もなかった。
 勝ったのはヤマカツエース。中団から抜け出し、粘る2着馬をクビ差捉えた。相手関係が楽になったレースできっちり決めた。
 馬券は2着のパドルウィールを押さえておらず、ハズレ。格上挑戦の馬が2着に入るとは…。

 中山ではステイヤーズS。
 ◎アルバートは単勝1.3倍。1番人気だろうとは思っていたが、ここまでとは。レースはスローで流れ、サイモントルナーレが向こう正面で最後方から先頭を奪うという動きを見せたが、大勢に影響はなく、淡々と3コーナーへ。ここで一気にペースが上がり直線では先に抜けたファタモルガーナアルバートが襲いかかる。最後はクビ差でアルバートが競り勝ち、人気に応えた。
 馬券はファタモルガーナを切っていたので、ハズレ。人気の馬から入っただけに仕方ない。

 阪神では逆瀬川S。
 ◎ティーエスネオは好発からすんなりハナを切った。バンドワゴンの行き脚がつかなかったので単騎で行けたため、スローに落として粘り込みをはかった。最後はクリノラホールにかわされたが2着は死守。
 馬券は複勝をとった。

 今週は5戦1勝で当たったのも複勝ではドモナラズだった…。他がそこそこ当たったのでほぼトントンで済んだのは不幸中の幸い。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年12月3日土曜日

【中央競馬予想と与太話】チャンピオンズC、タンザナイトS(2016)~タンザナイトとは~

 今週はチャンピオンズカップ。この名前に変わって中京に来てから今回で3回目である。過去2回はヒモ荒れの結果だったが、今年はどうだろうか。
 一方、阪神のメインはタンザナイトステークス。こちらも、新設されてから3回目のレースだ。阪神からJCDがなくなるのに伴ってできたレースなのだろう。
 ところでタンザナイトとは何なのだろうか。いつものごとくJRAの特別レース名解説に聞いてみた。

タンザナイト (Tanzanite) は、青や青紫色を有する多色性の宝石。12月の誕生石の一つ。
 名は、世界唯一の産地であるタンザニアに由来するといわれている。

というわけで、石の名前シリーズの一つだった。タンザニアでしか採れない鉱石とは知らなかった。今週も勉強になりました。

 レースにいってみたい。予想はチャンピオンズCを中心に。
 ホッコータルマエの故障、引退は残念だったが、それ以外の有力どころはほぼ勢揃い。好メンバーといえるだろう。
 本命は、◎コパノリッキー。ホッコータルマエとタガノトネールが回避したので、すんなり行けそうな顔ぶれになった。モンドクラッセと兼ね合いをつけて、スムーズに流れに乗りたい。昨年、一昨年と人気を裏切っているのは気がかりだが、展開さえ向けば。村山厩舎はダノンレジェンドが引退し、サトノルパンも故障で抹消。さらにはコパノリッキーも今年限りと、看板馬が次々といなくなってしまう。その前に、中央GIのお土産を。
 推奨穴馬はラニ。ブリンカーが効いているようだ。

 タンザナイトSは◎エポワス。阪神は得意。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年12月2日金曜日

【中央競馬予想と与太話】ステイヤーズS、金鯱賞、逆瀬川S(2016)~裏開催で二つの重賞~

 いつの間にやら12月。あっという間の1年だ(まだ終わってないけど)。競馬もラストの阪神・中山・中京開催がスタート。今年の負けも決定的だが、少しでも取り返して終わりたい。

 そんな土曜は中山でステイヤーズステークスが、中京で金鯱賞が組まれている。一方、阪神のメインは逆瀬川ステークス。裏開催の中京で土・日と二つの重賞があるのに、表の阪神は重賞がないという、ちょっと変わった日程になっている。
 金鯱賞が鳴尾記念と入れ替わりでこの時期に来てから、今回で5回目。最初の2回は有馬記念につながった(オーシャンブルーとウインバリアシオン)が、一昨年、昨年はつながらなかった。今年はどうだろうか。

 レースにいってみたい。
 近走が冴えない成績の馬が多く、実績馬も長期休養明け。それなら◎ヴォルシェーブで勝負になる。約1年半ぶりの出走となった3走前でいきなり2着に入ると、前々走で準オープンを卒業。そして前走は、直線半ばまでは「これは突き抜ける」という脚を見せて3着に好走した。その前走も含めて左回りは3-2-1-0と大得意。距離短縮もプラスに働きそう。重賞初制覇のチャンスだ。
 推奨穴馬はシュンドルボン。左回りで一発が。

 ステイヤーズSは人気でも◎アルバート。逆らう理由がない。
 逆瀬川Sは人気薄から◎ティーエスネオバンドワゴンに絡まれず、すんなり行ければ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年11月30日水曜日

【書評】宮部みゆき『魔術はささやく』(新潮文庫)

宮部氏お得意の「背筋の凍る狂人的な殺人者」が登場


 こちらの言葉は決して通じない、狂人的な殺人者が登場するのは、後の模倣犯などを連想させる。宮部氏お得意の人物像だ。あんなに人のよい宮部氏に、どうしてこのような背筋の凍る人物が描けるのかいつも不思議だ。
 また犯罪者の家族や被害者への社会的な仕打ちが読者の心をむち打つ。家族や被害者への悪意が広がって定着していく様にはいつもムカムカさせられる。これも後の宮部作品につながるテーマの一つだろう。
 決して読後感のよい作品ではないが、また読みたくなるのが宮部小説。

《あらすじ》
 1989年に出版された、宮部氏の最初期の作品。横領犯を父に持つ男子高校生の守が主人公。守は義父の巻き込まれた連続殺人事件の謎を追ううちに、自らの人生の核心に近づいていく。全く独立だったはずの事件と人生が徐々に重なり合い、ついには一つになる。人はどこまで人を赦せるのか。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
魔術はささやく改版 [ 宮部みゆき ]
価格:766円(税込、送料無料) (2016/11/30時点)

楽天ブックス

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2016年11月27日日曜日

【お父さんの週末料理】2016年11月26・27日~今季初おでん~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 11月26日(土) 
昼は保育園のお祭りだったので、晩ご飯のみ。

◆晩ご飯◆
 この日も息子と買い物へ。選んだ「今日の魚」はタチウオ。立派なのが1匹398円とお買い得だった。やや骨に苦戦したが、塩焼きを美味しくいただいた。
 他はサラダ、和風スープ、里芋とダイコンの煮物。パスタ。煮物が意外に好評だった。

 11月27日(日) 

◆昼ご飯◆
 娘がたいそう気に入った手打ちうどんと水ギョウザをリピートした。小麦粉をこね、同じタネからうどんとギョウザの皮を作る。
 まずはうどん。ぎゅうっと締まった、モチモチの食感だ。娘はこれが好きらしい。具だくさんにして食べた。ツルツルと完食。
 他はサラダ。

手打ちうどん。モチモチ

みんなのきょうの料理 手打ちうどん

◆晩ご飯◆
 タネの残りを水ギョウザに。包むのは娘が手伝ってくれた。上手に包めたのだが、数が多くて煮込むときにくっついてしまい、ぼろぼろになってしまった。残念。見た目はいまいちだったが味は大好評で、20個のギョウザを食べ尽くした。
 この日はおでんも作った。前日から昆布とスルメとネギのダシを取り、牛すじと手羽元を煮込んだスープも加え、卵、ゴボウ天、下茹でしたダイコンなどを煮込んだ。手間はかかったが、美味しく仕上がった。子どもたちの人気はモチ巾着、タコ、卵。ギョウザだけで満腹になるだろうと思っていたら、おでんもいくつか食べた。よく食べました。今週いっぱいで食べきる予定。
 他はサラダ。

水ギョウザ。見た目はイマイチだが味はグー

みんなのきょうの料理 夏野菜の水ギョーザ

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

【中央競馬予想の回顧】ジャパンカップ、京阪杯、京都2歳S(2016)

 今週はジャパンカップ。
 ◎ゴールドアクターは逃げたキタサンブラックの直後につけた。狙ったとおりの展開だ。直線へ向き、いったんは内を狙ったが外に切り替えてキタサンに並びかける。「さあ、いけっ」と声を出したのが悪かったのか、そこでキタサンに突き放され、最後は2、3着馬にもかわされて4着。絶好の展開だっただけに、今日のところは力負けだろう。
 勝ったのはキタサンブラック。平均ペースに持ち込み、直線入り口で後続を引き離して2馬身半差の完勝。これは強かった。よほどのハイペースに巻き込まれない限り、これからも強さを見せてくれそうだ。
 馬券は2着のサウンズオブアースを押さえておらず、ハズレ。

 京都では京阪杯。
 ◎ネロは好スタートからハナを切ると、スイスイ逃げて後続を突き放し、何と4馬身差をつけて重賞初勝利。重馬場も鬼なのだろう。
 馬券は2着のエイシンスパルタンとの馬連をとったが、2-3番人気の決着ではトントン。

 土曜は京都2歳S。
 ◎プラチナヴォイスは3番手で直線を向き、前走の再現を狙ったが、今回は伸びず、6着に終わった。もう少し早めにスパートするほうがよいタイプなのか。
 勝ったのはカデナ。外から一気に差しきった。結果的には切れ味が2枚も3枚も上だった。前走はチグハグだっただけなのだろう。
 馬券は1着馬を買っておらず、ハズレ。

 今週は3戦1勝。他も散々で大幅マイナスを食らった。来週からは今年最後の開催。巻き返したい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2016年11月26日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ジャパンカップ、京阪杯(2016)~厳しい検疫~

 今週は東京でジャパンカップ、京都で京阪杯が組まれている。
 ジャパンカップは外国の有力馬が来なくなって久しい。JRAもあの手この手を打っているのだろうが、香港に持っていかれている。いちばんの障壁は日本馬の強さ(出ても勝てない)だが、検疫の厳しさも大きな理由の一つなのだそうだ。
 日本に来た外国馬はまず白井で検疫を受け、その後に競馬場に移動する。白井では満足な調整ができず、しかもその後にまた環境を変えなければならない。これはかなりの負担だろう。せめて競馬場で検疫を受けるようにできないのだろうか。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ゴールドアクター。昨年の有馬記念を勝ち、今年の日経賞も制したときには、もうしばらく負けないのではと思ったが、天皇賞で大惨敗。かなりイレ込んで、精神面の課題が浮きぼりになった。しかし前走のオールカマーではピタリと折り合い、着差以上の強さを見せた。長距離輸送のない府中なら、実力発揮。
 推奨穴馬はレインボーライン。何度好走しても人気にならない姿は、昨年までのキタサンブラックと重なる。

 京阪杯は◎ネロを狙う。今の京都は、少々ハイペースでも前が残る。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...