2017年4月14日金曜日

【中央競馬予想と与太話】アンタレスS、中山グランドJ(2017)~晩成の見本のような馬~

 桜も散り始め、初夏の雰囲気が漂ってきた。
 そんな土曜の京都メインはアンタレスステークス、中山メインは中山グランドジャンプである。

 中山グランドJは、ずっと中山大障害・春として行われていたのが、障害競走へのグレード制導入に伴い、1999年にJ・GIとして生まれ変わったレースだ。過去18回のレースで複数回勝利したのはゴーカイとカラジの2頭(カラジは3勝)である。
 ゴーカイは00年と01年の本レースを制した名ジャンパーなのだが、平地では500万条件戦を23回走って、馬券に絡んだのは3着の1回だけ。よく抹消されなかったものだ。
 入障してからも初勝利は4戦目と、それほど目立つ存在ではなかったのだが、徐々に力をつけてJ・GI連覇まで登り詰めたのだった。(いまでいう)9歳まで走り、現役最後の年のこのレースでも2着に入るという、晩成の見本のような馬だった。

 レースにいってみたい。
 中山グランドJはオジュウチョウサンに逆らう必要はなかろう。カラジ以来の連覇を期待。

 アンタレスSは18頭が揃った。
 本命は◎グレンツェント。東海Sを快勝後は、てっきりフェブラリーSに向かうものだと思っていたら、なぜか回避。ここに回ってきた。そのフェブラリーSをゴールドドリームが制したように、今年の4歳勢はダートでもレベルが高い。58 kgの斤量は少し心配だが、力の違いを見せてほしい。
 推奨穴馬はナムラアラシ。大外枠は誤算だが、これも4歳馬。

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【書評】藤野恵美『初恋料理教室』(ポプラ文庫)

京のおばんざいのような小説


 祇園の奥にある料理教室に通う4人の男たち。その一人につき一編の、合計四つの短編が収められた連作集。
 全く違う立場の4人の男たちが、祇園の料理教室で人生を交錯させる。その要となるのが料理教室の先生であるおばあさん。この5人を中心に、ほんのり心が温まる、京のおばんざいのようなストーリーが展開される。話も料理も滋味深く、心もお腹も満たされた。ごちそうさまでした。
 生麩が食べたくなった。

《あらすじ》
 祇園の奥にある料理教室。土曜日は男性限定だ。そこに集ったのは20代、30代、40代、50代の4人の男。立場も年齢も違う4人が料理を通じて交流を深めていく。
 第1話は30代の男の初恋物語。第2話は40代の男の独立物語。第3話は20代の男とその姉との共同生活。第4話は50代の男とその妻との物語。四つの心温まる短編が収められた、京都を舞台にした連作集。



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2017年4月12日水曜日

【お父さんの週末料理】2017年4月8・9・10日~山盛りのハンバーグ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週は月曜に会社を休んだので、3日分。

 4月8日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は家族4人で買い物へ。子どもたちが選んだ「本日の魚」はトビウオ。2枚に下ろしてもらって、塩焼きにした。旬なのか、ジューシーで美味しかった。
 他はサラダ、そば。

そばとトビウオ

◆晩ご飯◆
 久しぶりにグラタンを作った。ファルファッレ(リボン状のマカロニ)、自家製ミートソース、市販のホワイトソース、溶けるチーズを順に重ね、それを2回繰り返す。それをトースターでチンしてできあがり。熱々をハフハフと食べた。息子は
「いつもよりさらに美味しい」
と気に入った。ミートソースがよかったのかもしれない。
 他はサラダ、和風スープ。

チーズたっぷりグラタン

 4月9日(日) 

◆昼ご飯◆
 この日は野球の予定だったのだが、雨で中止。昼はカップ麺大会になった。当然瞬殺。
 他はサラダ。

◆晩ご飯◆
 メインはみんなのきょうの料理から「漁師風トマト鍋」。トマトベースの、野菜たっぷりスープだ。まずまず好評。
 他はサラダ、サンマご飯。冷凍のサンマが安かったので混ぜご飯にした。

トマト鍋とサンマご飯

みんなのきょうの料理 漁師風トマト鍋

 4月10日(月) 
この日は息子の入学式のため、会社を休んだ。昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 弁当分も含めて、大量にハンバーグを作った。溶けるチーズ入りのハンバーグは美味しかったのだが、昼のくら寿司でみんな満腹だったため、あまり進まなかったのは残念。
 他はサラダ、和風スープ、サンマご飯。作り置きでリサイクルカレー炒めと切り干し大根の煮物もつくった。「リサイクル炒め」は娘の命名で、出汁を取った昆布や大根の皮や葉など、捨てられてしまいがちな食材の炒め物。しっかり炒めておけば、冷蔵庫で3日間程度は十分に保つ。今回はカレー味にした。

ハンバーグの一部。たくさん作った

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息子の卒園式と入学式【いよいよ小学生】

 息子がこども園を卒園し、小学校に入学した。いよいよ学校生活のスタートだ。

《卒園式》
 卒園式には妻が行ってくれた。息子は卒園式で、なんと園児代表として言葉を述べるという大役を仰せつかった。リーダー格だとは聞いていたが、そこまでとは知りませんでした。堂々と卒園の言葉を読んだそうだ。
 こども園には小さい頃から通っていたので、長い間お世話になった。その間、分園が独立して移転するなど、いろいろなことがあった。よい先生方や仲間に恵まれて、よい思い出がたくさんできたことだろう。いろいろありがとうございました。

《入学式》
 いよいよ入学式。今年は開花が遅く、満開の桜のもとでの入学式になった。

桜が満開

 息子は1年1組になった。担任は、なんと一昨年と昨年に娘の担任だった先生。3年連続でお世話になります。ベテランの女性教師で、問題なくクラス運営をしてくれる安心感はあるが「3年連続はどうやねん」という気がしないでもない。

 娘が4年生にいてくれるのはありがたい。習い事のときは、娘が学童まで迎えに行ってくれるので、たいへん助かる。便りにしてまっせ。息子も、お姉ちゃんがいて心強いだろう。

二人とも小学生になった

 ちなみに娘の担任は、今年からこの小学校に赴任してきた若い女性教師だそうだ。娘によると「お笑い系」の生徒が多いらしい。楽しいクラスになるといいね。

 息子はクラスにも学童にも知っている顔が何人かいるし、すぐに馴染んでくれるだろう。4月生まれということもあり、勉学面も当面は問題なさそうだ。
 難点は、学校までの距離が遠く、30分ほどかかること。マンションを買うときに、小学校のことまで考えてなかったのだ。スミマセン…。それもあって妻が特に下校のことを心配しているが、道も分かっているし、交通ルールもそれなりに守るし、大丈夫だろう。先日、下校の様子を見ていたのだが、危ない感じはしなかった。
 
 これから6年間、どんな学校生活が待っているのだろうか。いろいろ経験して、大きく育ってほしいものだ。

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2017年4月9日日曜日

【中央競馬予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドT(2017)

 今週は桜花賞。
 ◎ソウルスターリングは抜けた想定通りの1番人気。5、6番手からスムーズに外を回って前に取りついたときには勝利を確信したが、まさかの失速で真前には残られ、後ろからは差されて3着に終わった。
 渋った馬場が合わなかったということなのだろうが、それでも勝ってくれると信じていたのに…。今年も無敗の桜花賞馬は誕生せず、ジンクスは破られなかった。
 勝ったのはレーヌミノル。4番手から直線入り口で早くも先頭に立つと、そのまま押し切った。馬場もよかったのだろうが、強い勝ち方だった。「1200 mの馬ではない」という陣営の慧眼に賞賛を送りたい。

 土曜は阪神で阪神牝馬S。
 ◎ジュールポレールは5番手から。いい位置取りだ。4コーナーでは外を回していったんは先頭に立ったように見えたが、ミッキークイーンには一気にかわされた。2着は確保かと思いきや、坂で足が鈍って、内をすくったアドマイヤリードにも及ばず3着。馬場が応えたようだ。
 勝ったのはミッキークイーン。中位から突き抜けて1馬身3/4差をつける完勝。このメンツでは一枚上だった。

 中山ではニュージーランドT。
 ◎クライムメジャーはなんと1番人気。中団から外をついたが、サッパリ伸びず8着。馬場も距離も合わなかったのか。それともこの程度の馬なのか。
 勝ったのはジョーストリクトリ。好位からグイッと伸びて大穴を開けた。渋い血統の自家生産馬が見事に重賞制覇。

 今週は3戦0勝。他がチョロチョロ当たったのでちょろ負けで済んだのは、不幸中の幸い。

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2017年4月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】桜花賞(2017)~雨の桜花賞といえば~

 今年は桜の開花が遅く、そのお陰で桜の見頃と桜花賞が重なった。雨模様なのがちょっと残念だが、馬券を取って、日本晴れといきたいところだ。

 雨の桜花賞といえば思い出すのが1997年。ちょうど20年前だ。4歳牝特(いまのフィリーズR)を制した5戦4勝のキョウエイマーチと、前年のGIを制したメジロドーベルが人気を分けた。当時、改修前の阪神1600 mは外枠が不利だったが、なんとこの2頭が8枠に同居。それでも、ファンはこの2頭を1、2番人気に選んだ。
 レースはキョウエイマーチが番手から抜けだし、なんと4馬身差の圧勝。メジロドーベルは3コーナーからまくって追い上げたが3着馬とはクビ差の2着が精一杯。人気両馬のワンツーとはなったが、意外にも大差がついた。不良馬場への適性がこの差につながったのだろう。

 レースにいってみたい。前日の段階では芝は重。思ったよりも降雨があったので、回復してもやや重までだろう。20年前と同様、馬場の巧屈が勝負を分けるかもしれない。
 それでも本命は◎ソウルスターリング。昨年、一昨年と単勝1倍台の大本命が沈没、無敗の桜花賞馬は十数年間出ていない、などのジンクスは、この馬がすべて消してくれるだろう。死角があるとすれば、よほど馬場が悪くなったときか。雨はほどほどにお願いしたい。
 推奨穴馬はフィリーズR組からジューヌエコールカラクレナイ。有力馬が外を回すなか、内をスルスルと抜け出すシーンがないか。

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2017年4月7日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神牝馬S、ニュージーランドT(2017)~距離延長の効果~

 まるで桜花賞にあわせたかのように、桜が見頃になった。
 そんな桜花賞前日の土曜は阪神で阪神牝馬ステークスが、中山でニュージーランドトロフィーが行われる。

 阪神牝馬Sは昨年から距離が1600 mに延長された。1400 m時代は本番のヴィクトリアマイルとの結びつきが弱かったのだが、1600 mになったとたんに、ここを2着したミッキークイーンが本番でも2着に入った。特に阪神では、1400 mと1600 mでは求められる能力が全く違うのだろう。今後も、ヴィクトリアマイルとの結びつきは強くなっていくに違いない。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が揃い、なかなかの好メンバーになった。本命は◎ジュールポレール。実績馬を差し置いて、4歳の登り馬を抜擢する。3歳春の遅いデビューだったが、昨秋から3連勝でオープンに上がってきた。休み明けの前走は、好位から最速で上がって1馬身3/4差の完勝。ディープ産駒の素質馬がいよいよ本格化。
 推奨穴馬はデニムアンドルビー。道悪は得意。

 ニュージーランドTは◎クライムメジャーが本命。叩き2走目で、さらに上昇。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...