2017年4月30日日曜日

【中央競馬予想の回顧】天皇賞・春、青葉賞、天王山S(2017)

 今週は天皇賞・春。
 ◎キタサンブラックは1番人気。1番人気馬の成績が悪いだけに、やや気がかりだ。
 レースでは、いつものように好発を切った。外からヤマカツライデンを前に行かせるときに少し行きたがったが、それをクリアすると後はスムーズ。大きく逃げたヤマカツライデンの2番手に収まり、ハナを切っているのと同じ状態だ。3コーナー過ぎから早めにしかけると、直線では追いすがる後続を何とか封じ込め、見事に優勝。ディープインパクトのレコードを更新し、そのディープインパクト以来の1番人気の連敗もストップした。お見事。殿堂入りは間違いないだろう。
 馬券は、2着のシュヴァルグランを押さえておらず、ハズレ。前走から、シュヴァルグランサトノダイヤモンドより前には来ることはないと判断したのだが、逆転した。

netkeiba.comより

 土曜は東京で青葉賞。
 ◎マイネルスフェーンは3番手で流れに乗る。持ったままで直線を向いたときには「やった」と思ったのだが、失速して9着。どうも道中かかっていたようだ。力負けの印象。
 勝ったのは1番人気のアドミラブル。3コーナーからマクって早めに抜け出し、そのまま押し切るという強い内容。本番のダービーに向けて、陣営は弱気のコメントだが、穴人気しそうだ。

 京都では天王山S。
 ◎スマートアヴァロンは予定通り後方から。3コーナー過ぎから仕掛け、直線では鋭く伸びたが、先に抜け出したコウエイエンブレムには届かず、2着まで。相手が悪かった。
 馬券は馬連をとった。1-2番人気の組み合わせで6.5倍とは美味しかった。

 今週は3戦1勝。天皇賞・春を取りたかった。スイートピーSを引っかけたお陰で、トータルはプラスになった。

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2017年4月29日土曜日

【中央競馬予想と与太話】天皇賞・春(2017)~21世紀に入り、流れが一変~

 今週はいよいよ天皇賞・春。天気予報も快晴で、絶好の競馬日和で行われることになりそうだ。
 ご存じの通り、今年は久しぶりに頂上決戦となった。近年は長距離が敬遠されて、トップクラスが本レースを回避することが多かったが、今年は両横綱が激突。喜ばしいことだ。

 今週の報道でも何度も取り上げられていたが、天皇賞・春での二強の激突というと思い出すのが、1992年のメジロマックイーンvs.トウカイテイオー。この戦いはメジロマックイーンに軍配が上がった。
 この時代は、91年がメジロマックイーンが単勝1.7倍の人気に応え、92年が上記のレースで、93年はメジロマックイーンの3連覇をライスシャワーが阻み、94年はビワハヤヒデが単勝1.3倍で勝利を飾るなど、天皇賞・春は「強い馬が勝つ」レースだった。
 しかし、21世紀に入ると傾向は一変。04年には10番人気のイングランディーレが横山典騎手の口笛とともに逃げ切り、05年は13番人気のスズカマンボと14番人気のビッグゴールドの1、2着。その翌年こそディープインパクトが単勝1.1倍にふさわしい圧勝を見せたが、それ以降は1番人気は未勝利。すっかり、荒れるレースになってしまった。
 馬券的には面白いのだが、やはり菊花賞と天皇賞・春は強い馬が強い勝ち方を見せるレースであってほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎キタサンブラック。今年こそ1番人気連敗のジンクスを止めてほしい…と思っていたら、現在2番人気。これは嬉しい誤算だ。できるなら、2番人気のままで発走時刻を迎えてくれないか。ヤマカツライデンが大外を引いたので隊列が微妙だが、これをうまく先に行かせて好位で流れに乗ってほしい。
 推奨穴馬はレインボーライン。外枠は誤算だが、菊花賞の再現がないか。

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2017年4月28日金曜日

【書評】泡坂妻夫『11枚のとらんぷ』(角川文庫)

伏線はられまくりの、ザ・ミステリー


 素人マジシャンたちが、公民館でショーを開催。いかにも何かありそうな展開だ。そして、素人ならではのさまざまなアクシデントが発生。ハトが死んだり、氷酢酸がばらまかれたり、子どもにタネを見破られたり…。これがただの小説であれば
「ワハハ」
と読み飛ばしてよいのだが、泡坂氏の作品となれば話は別。すべてが伏線のように思えてくる。あれも伏線か、これも伏線か。もう、何が本線で何が伏線なのか、ワケワカメだ。
 そして、やっぱり起きる殺人事件。さあ謎解きが始まる…と見せかけて、小説の中の人物が書いた小説が第2部に割り当てられている。これが殺人事件とどう結びつくのか。小説の中の小説という二重構造が、すんなり読むことを妨げる。
 第3部は解決編。すべての伏線が回収され、アッと驚く真犯人が解き明かされる…と思わせておいて。お見事。

 伏線に次ぐ伏線で、よい意味でまっすぐに読めない「ザ・ミステリー」。ビールを片手に読むと、ワケワカメ指数がさらにアップするので注意。



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【中央競馬予想と与太話】青葉賞、天王山S(2017)~天王山vs.関ヶ原~

 ゴールデンウィークを間近に控え、気持ちのよい天候になりそう。競馬観戦には最高の季節だ。

 そんな土曜は、東京で青葉賞が行われ、京都のメインには天王山ステークスが組まれている。
 天王山は京都の南西部の、大阪との境目にある山。ご存じの通り、(後の)豊臣秀吉が明智光秀を討ち取った場所だ。そのため
「ペナントレースの天王山」
などのように、勝負を分ける大一番の意味で使われることも周知の通り。
 ところで、もう一つ同じ意味で使われる地名が「関ヶ原」。ご存じ、関ヶ原の合戦の舞台だ。この天王山と関ヶ原が
「どちらが、より天下分け目にふさわしいか」
を競っていたのをご存じだろうか。
 この京都府大山崎町と岐阜県関ケ原町公認の戦いは、先日結果が発表され、関ケ原町に軍配が上がった。スポーツ新聞などで頻繁に使われるのは「天王山」のほうだろうが、歴史的な節目という意味では、全国の武将が集った関ヶ原がまさったということなのだろう。
 ちょっとばかばかしいが、なにげに面白い試みだったように思う。

公式サイトはこちら 天下分け目にふさわしいのは天王山か関ヶ原か

 レースにいってみたい。
 ダート1200 mのオープン特別。フルゲートの18頭が揃い、ハイペースが見込まれる。それなら本命は◎スマートアヴァロン。今年に入ってすでにオープン特別を2勝しており、実績は上位。京都のダートは4-1-1-2と得意の舞台。ハイペースに乗じて、ズバッと差してほしい。心配は58 kgの斤量。
 推奨穴馬はナガラオリオン。前々走は芝の重賞でアッと驚く好走を見せた。まだまだ元気。

 青葉賞は◎マイネルスフェーンを狙う。重賞で好走してきた馬が人気の盲点に。

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2017年4月24日月曜日

【息子が7歳になりました】小1の息子の誕生日

 先日、息子が7歳の誕生日を迎えた。毎年同じことを書いて恐縮だが、2人目の子の成長は本当に早い。
 3月にはこども園を卒園し、先日は小学校の入学式を終えた。それから2週間。たくさん新しい友だちもできて、学校生活にはスムーズに入り込めたようだ。親としてはひと安心。時間割や持ち物など、まだ慣れないことも多いが、徐々に覚えてくれるだろう。これから6年間、いろいろな経験を積んでほしい。

満開の桜の下で入学式

 新年度から、習い事が一気に二つ増えた。
 一つは公文。娘(小4)と同じくベネッセのチャレンジかピアノをさせたかったのだが、「僕、ええわ~」なのだそうだ。二人で一緒にやってくれると親は楽なのに…。運動の習い事ばかりではバランスが悪いので、いろいろ勧めたところ、公文ならやりたいと言うので、これに落ち着いた。
 言われなくても、毎日、時間を計って宿題プリントをこなしているのは偉い。入塾して早々にランクアップテストに合格し、やる気もアップしたようだ。
 なお、公文には娘もついでに入ることになった。娘の習い事が膨らみ気味なのはやや気がかりだ。

 もう一つは野球。友だちに誘われて、少年野球チームに入団した。スポ小ではない、独立系のチームだ。野球好きの私としてはたいへん嬉しい。まだあまり練習にいけていないが、せっかく入ったのだから上手になってほしいものだ。

 そして、ずっと続けているのが水泳。中級クラスになり、本格的な泳ぎの練習も始まった。こっちも頑張れ。
 姉弟とも、ちょっと習い事が多い気がするが、行きがかり上、こうなってしまった。いずれ整理するほうがよいのかなあ。

 誕生日プレゼントは、待ちに待ったベイブレード。新発売のゴッドヴァルキリーを買った。すぐ近所のゲーム屋さんで毎週末にベイブレードのイベントが行われており、先日はそれにはじめて参加した。初戦は女の子に勝ったそうだ。電子ゲームよりは健全な遊びのように思う。

愛機、ゴッドヴァルキリー

 毎日、姉と超くだらないケンカを繰り広げているのは何だかなあだが、これも仲がよいということの裏返しなのだろうか?…見ているとついイライラして怒ってしまう。なるべく怒らないようにしますが、あまりくだらないことでケンカしないでください…。

 小学校、習い事、遊びなど、どんどん新しいことを吸収しているのだろう。頼もしいことだ。勉学面でも交遊面でも、大きな心配をかけない、親孝行な息子だ。いろいろな経験をして、大きく成長してほしい。

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【お父さんの週末料理】2017年4月22・23日~小骨が…~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週は2回外食したので2食分。

 4月15日(土) 
夜は息子の誕生祝いで焼き肉。

◆昼ご飯◆
 夜が焼き肉なので魚にした。家族4人で買い物に行って選んだ「本日の魚」はタチウオ。1匹400円とお買い得。四つに切ってもらって塩焼きにした。息子が「小骨が~」とぐずりかけたが何とか完食。そろそろ自分で骨を取る練習をさせたいのだが、余計にぐずりそうだ…。
 他はサラダ、ラーメン。

 4月23日(日) 
昼は出かけたので外食。

◆晩ご飯◆
 外食が続くので魚にしたい。翌日の弁当にも使える魚メニューを探していると…いいのがあった。今週もみんなのきょうの料理から「あじの焼きびたし」。魚と野菜を焼いて、ポン酢ダレに漬け込むという簡単メニューだ。「酸っぱ~」といいながらも、まずまず好評。息子はまたも「小骨がある~」とやや苦戦。
 他はサラダ、おにぎり、卵焼き、ベーコンズッキーニ。卵焼きは作るつもりはなかったのだが、使い忘れていた卵が1パック発掘されたので、急遽追加した。

あじの焼きびたし。さっぱり美味しい

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2017年4月23日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マイラーズC、フローラS、彦根S、福島牝馬S(2017)

 今週はマイラーズC。
 ◎エアスピネルは1番人気。スタート直後に少し行きたがったが、程なく折り合いがついた。さすがは武豊。3コーナー過ぎから外を回って前に取りつき、直線では内を抜けてきたイスラボニータとの叩き合いに。最後は半馬身及ばず2着。本番に向けて、いい競馬はできたというところか。
 馬券は馬連をとった。安かったが、本線でだったのでそれなりに浮いた。

競馬ラボより

 東京ではフローラS。
 ◎アドマイヤローザは後方グループ。これは想定外だ。直線は外をよく追い上げたが、スローで前が残る展開では7着まで。もう少し前につけてほしかった。
 勝ったのはモズカッチャン。中団からズバッと突き抜けて穴を開けた。最内枠をうまく利した、和田騎手の好騎乗だった。

 土曜は福島牝馬S。
 ◎フロンテアクイーンは中団から。3、4コーナーでは外に進路をとり、被されそうになるところを、何とかこじ開けて直線へ。クインズミラーグロとの叩き合いをクビ差で制したところに飛んできたのがウキヨノカゼ。クビ差でかわされて2着。惜敗したが、いい勝負根性を見せた。
 馬券は馬連が的中。30倍超とは嬉しい誤算。

 京都では彦根S。
 ◎サザンライツは3番手で直線へ。いい手応えに見えたのだが、完全失速で10着に惨敗。展開も向いただけに、不可解な凡走だった。
 レースはオーヴィレールが人気に応えた。

 今週は4戦2勝。福島牝馬Sがけっこうついてくれたお陰でトータルはほぼトントン。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...