今週はいよいよ天皇賞・春。天気予報も快晴で、絶好の競馬日和で行われることになりそうだ。
ご存じの通り、今年は久しぶりに頂上決戦となった。近年は長距離が敬遠されて、トップクラスが本レースを回避することが多かったが、今年は両横綱が激突。喜ばしいことだ。
今週の報道でも何度も取り上げられていたが、天皇賞・春での二強の激突というと思い出すのが、1992年のメジロマックイーンvs.トウカイテイオー。この戦いはメジロマックイーンに軍配が上がった。
この時代は、91年がメジロマックイーンが単勝1.7倍の人気に応え、92年が上記のレースで、93年はメジロマックイーンの3連覇をライスシャワーが阻み、94年はビワハヤヒデが単勝1.3倍で勝利を飾るなど、天皇賞・春は「強い馬が勝つ」レースだった。
しかし、21世紀に入ると傾向は一変。04年には10番人気のイングランディーレが横山典騎手の口笛とともに逃げ切り、05年は13番人気のスズカマンボと14番人気のビッグゴールドの1、2着。その翌年こそディープインパクトが単勝1.1倍にふさわしい圧勝を見せたが、それ以降は1番人気は未勝利。すっかり、荒れるレースになってしまった。
馬券的には面白いのだが、やはり菊花賞と天皇賞・春は強い馬が強い勝ち方を見せるレースであってほしいものだ。
レースにいってみたい。
本命は◎キタサンブラック。今年こそ1番人気連敗のジンクスを止めてほしい…と思っていたら、現在2番人気。これは嬉しい誤算だ。できるなら、2番人気のままで発走時刻を迎えてくれないか。ヤマカツライデンが大外を引いたので隊列が微妙だが、これをうまく先に行かせて好位で流れに乗ってほしい。
推奨穴馬はレインボーライン。外枠は誤算だが、菊花賞の再現がないか。
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