2017年11月5日日曜日

【中央競馬予想の回顧】みやこS、アルゼンチン共和国杯、京王杯2歳S、ファンタジーS(2017)

 今週はみやこS。
 ◎テイエムジンソクは好発から4番手につけて流れに乗る。4コーナー手前で、馬なりのままで早くも先頭に立ち、そのまま押し切る横綱相撲で見事に1着。これは強かった。ぜひ、古川騎手とのコンビでGIに向かってほしい。
 しかし、馬券は2着のルールソヴァールを押さえておらず、ハズレ。準オープン勝ち直後のルールソヴァールは、全くノーマークだった。

 東京ではアルゼンチン共和国杯。
 ◎スワーヴリチャードは先行集団のインに収まる。4コーナーで少し窮屈になったが、間をこじ開けると、グイッと抜け出してあとは独走。2馬身半差の完勝だった。
 馬券は2着のソールインパクトをちょろっと押さえており、少し浮いた。

 土曜は京王杯2歳S。
 ◎タイセイプライドは意外にもハナを切った。楽な手応えで直線を向いたのだが、ラスト200 mで足が上がり、8着に沈んだ。ハナを切ったことに戸惑ったか、+14 kgが応えたか。デムーロ騎手も首をひねる惨敗だった。
 勝ったのはタワーオブロンドン。前が残る流れを、33.2秒の鬼脚で差しきり、2馬身差の圧勝。これは強い。

 金曜はファンタジーS。
 ◎アーデルワイゼは予想外の8番人気。来たらデカい。レースでは5、6番手の好位置で直線を向いたのだが、さっぱり伸びず、8着。家賃が高かったか。
 勝ったのはベルーガ。新馬戦に続く差しきり勝ちで重賞制覇。次走は距離との戦いになりそうだ。

 今週は4戦1勝。他もちょろちょろでトータルはマイナス。開催初日から躓いた。

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2017年11月4日土曜日

【中央競馬予想と与太話】みやこS、アルゼンチン共和国杯(2017)~勝負根性に優れた馬といえば~

 3日間開催の最終日は京都でみやこSステークス、東京でアルゼンチン共和国杯が組まれている。
 みやこSは今回で8回目のまだ若い重賞だが、次々とGI馬を送り出す「超」出世レースである。昨年も、ここを勝ったアポロケンタッキーが暮れの東京大賞典でGI馬の仲間入りを果たしたのは記憶に新しいところだ。

 記念すべき第1回の勝ち馬はトランセンド。2010年、4歳時にこのレースを逃げ切って完勝すると、JCダートとフェブラリーSの両GIを連覇。続くドバイWCではネオユニヴァースとの壮絶な叩き合いには破れたが、僅差の2着。当時のドバイはオールウェザーコースだったので、いまと同様のダートなら、もしかするとこっちが勝っていたかもしれない。
 とにかく勝負根性に優れていて、手応えが悪くても、並ばれるとまたひと伸びする馬だった。藤田伸二騎手とのコンビも印象深い。

 レースにいってみたい。
 本命は◎テイエムジンソク。前走で連勝は3で止まってしまったが、強豪相手に2着をキープ。重賞でも十分やれるところを見せた。過去7回で1、2番人気がともに連を外したのは一昨年の1回だけと、堅い傾向のレースでもあり、人気のこの馬から入る。
 推奨穴馬はタガノディグオ。前走、前々走とも敗因は明らか。

 アルゼンチン共和国杯は、仕上がり途上でも◎スワーヴリチャードが本命。相手にも恵まれた。

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2017年11月3日金曜日

【中央競馬予想と与太話】京王杯2歳S(2017)~京王杯と京成杯~

 変則3日間開催の中日の土曜日は、東京で京王杯2歳ステークスが組まれている。京都ではレースがないので、ちょっと拍子抜けだ。

 京王杯2歳Sは、その昔は「京成」杯3歳Sだった。その頃は古馬の「京王」杯オータムハンデが中山で行われていた。経緯は分からないが、施行時期などが変わることによって、京成沿線の中山で京王杯が、京王沿線の府中で京成杯が行われるという、テレコ状態になっていたのだ。
「そりゃおかしかろう」
ということで、京王杯2歳Sを府中で、京成杯オータムHを中山で組むようにしたのが、1998年のことだ。

 記念すべき、第1回「京王」杯2歳S(当時は3歳S)の勝ち馬がウメノファイバー。4戦1勝でここに駒を進めると、9頭中6番人気の低評価を覆して、見事に差し切り勝ち。その後、阪神3歳S(いまのジュベナイルフィリーズ)と桜花賞はともに6着。そして迎えたオークスの7番人気は妥当な評価か。しかしレースでは、4コーナ14番手から猛然と追い込み、1番人気のトゥザヴィクトリーをハナ差でかわして見事に戴冠。父がサクラユタカオーで距離延長がプラスに働くとも思えず、まったくノーマークだった記憶がある。結局、このオークスが最後の勝利となってしまった。
 走るときと走らないときの差が激しい馬で、勝った4鞍以外はすべて4着以下。予想する側としては、なかなか買いにくい馬だった。

 レースにいってみたい。
 2勝馬が4頭で、そのうち2頭は重賞ウイナー。この時期のレースとしては、高レベルといってよいだろう。
 本命は◎タイセイプライド。2勝馬のうちの1頭だ。夏の中京で、3馬身半差でデビュー戦を飾ると、2戦目は新潟のダリア賞も1馬身3/4差の完勝。番手から抜け出す優等生な競馬で、2戦連続で単勝1.5倍の人気に応えた。左回りの1400 mを選んで使われているのか、ここで3戦連続。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はなし。人気どころで収まる見立て。

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2017年11月2日木曜日

【中央競馬予想と与太話】ファンタジーステークス(2017)~村にあるウインズ~

 今週は金・土・日の3日間開催。3場×2日の6日分を3日に分けて開催する、変則3日間開催だ。金曜にWIN5が売られるのは、記憶にない。
 その金曜のWIN5の対象レースとなっているのが、福島10Rの西郷特別。
「西郷って西郷隆盛? でも福島だしなあ…」
という疑問が。おそらく地名だろうと思いつつ、JRAの特別レース名解説で調べてみた。

西郷(にしごう)は、福島県南部の西白河郡にある村。村内には旭岳を源流とする阿武隈川が流れ、同川に架かる雪割橋からは、秋になると一面朱色の紅葉を楽しむことができる。なお、同村には JRA の場外勝馬投票券発売所であるウインズ新白河がある。

 地名だろうという読みは当たっていたが「にしごう」と読むとは知らなんだ。また、ウインズのある村だということも初めて知った。ウインズの中で「村」にあるのは、ここと津軽だけではないだろうか。

 レースにいってみたい。予想はファンタジーSを。
 本命は◎アーデルワイゼ。祖母にビワハイジ、叔母にブエナビスタをもつ良血馬だ。姉のロッテンマイヤー、母のアーデルハイトなどと同じく、ドイツ系の馬名がつけられた。
 前走は、次のGIでも人気しそうなダノンスマッシュにはちぎられたが、3着には1馬身半差をつけて2着を確保。能力は高い。良血揃いの池添厩舎に、新星誕生を期待。
 推奨穴馬は2頭。レグルドールは九州産馬ということで人気がないが、2走前は一般馬相手に2着。あなどれない。もう一頭はモズスーパーフレア。前走は激しい流れに巻き込まれた。この一戦だけで人気が落ちすぎている。

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2017年11月1日水曜日

【目指せサブ4.5】45歳のオヤジがランニングを始めました(2017年10月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月のフルマラソンでサブ4.5を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 ランニング4カ月目。気温が下がってずいぶん走りやすくなった。
 月間走行距離は、9月よりも10 kmほど増えて、約185 km。ダッシュ系のトレーニングを新たに加えた(距離には加算していない)ので、負荷はかなり増えたと思う。
 中旬には大会にも初めて参加。まずまず順調ということにしておきたい。

◆びわ湖高島栗マラソン◆
 一家四人で、大会に初めて参加した。デビュー戦に選んだのは、びわ湖高島栗マラソン。子どもたちと妻は2 kmに、私はクォーターに出場した。目標の60分を切ることができ、少し自信になった。
 家族で参加できたのも楽しかった。詳しくは上のリンクを参照。

参加賞のTシャツ

◆30 km走◆
 今月も30 km走を完遂した。キロ6分10~30秒のペースで走り、最後は少しペースアップでき、約3時間4分で完走。9月よりも楽に走りきれた。このペースを、あと12.195 km維持できれば、サブ4.5はクリアできる計算だが…。30 km以上は未知の距離。実際に走ってみないことには分からない。

◆週 末◆
 少なくとも土・日のどちらかは10 km以上は走っている。ジョグのペースはキロ6分強、LSDならキロ6分半弱といったところ。ジョグやLSDのときは、なるべく高低差のあるコースを走るようにしている。
 今月は用事があったり、週末ごとに台風が来たりで、なかなかまとまった時間が取れなかったが、最低限の距離は走れたように思う。15~20 kmのペース走を何本か入れられればよいのだが、天候的にも時間的にも難しかった。
 また、坂道ダッシュを取り入れた。距離は短いが急勾配の坂と、距離は長いがそこまで急勾配ではない坂を見つけた。よいトレーニングになったが、故障には気をつけたい。

◆平 日◆
 火~木のいずれかに、「途中の駅で降りて帰宅ラン」をなるべく行っている。距離は約7.5 km。今月は毎週できた。上着を着る季節になり、荷物が重くなったので、かなり負荷がかかる。少し帰宅が遅くなって、家族には申し訳ないが、子どもたちは長くテレビが見られてラッキーと思っているかも…。
 また、通勤時のジョギングはやめて、ウォーキングに変えた(月間走行距離には含めていない)。理由は、汗をかいて会社に到着するのが面倒なこと、ウォーキングもトレーニングになるのを知ったことなどだ。いや、一番の理由は、朝はしんどいことなんだけど(笑)。

◆フォーム◆
 フォーム、特に足の運び方を試行錯誤しているうちに、ドツボにハマってフォームが崩れてきたような。そんなときに、金哲彦氏の「肩甲骨を動かせば、足は勝手に動く」という体幹ランニング法を聞きかじり、実践してみた。なるほど、たしかにスムーズに動くような。現在は、肩甲骨に意識を集中させ、足はあまり気にしないようにしている。
 今まで、「上半身はなるべく動かさない」、「重心が上下するのはよくない」という意識が強すぎ、上半身が全く使えていなかったのかもしれない。自然なフォームになったように感じる。
 いちど、専門家にフォームを見てもらうほうがよいのだろうけど、お金も時間もかかるもんねえ…。まずは金氏の本を読んでみようと思う。

◆まとめ◆
 ペースも目標のサブ4.5のペースに近づいてきて、まずまず距離も走れている。週末に坂道ダッシュやインターバル走を入れることも継続していきたい。
 目標の大会まであと3カ月あるので、いちどハーフの大会に出てもよいのだろうが、適当なのがない。車もなけりゃ、お金も時間もないし、息子の野球もあるので、遠方の大会には参加しづらいのだ。工夫して自分でやっていこう。
 また、ペースが上がってきて、膝に負担がかかっている感じがする。気をつけたい。

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2017年10月31日火曜日

比叡山登山に行ってきた【小4の娘と小1の息子とともに】

 小4の娘と小1の息子と妻と私の一家四人で、比叡山を登った。10月9日(月・祝)の体育の日、天候は晴れ。登山にはふさわしい日だ。体を動かすのが好きではない娘はかなり嫌がったのだが、無理矢理連れていった(笑)。

 今回登るのは、坂本側からのルートだ。まずは湖西線の比叡山坂本駅からケーブルの坂本駅を目指す。入り口が分かりにくく、いちど行き過ぎてしまったが、無事に到着。

まずはケーブル坂本を目指す

 そこから登山道への入り口が、これまた分かりにくかった。ケーブルの駅の50 mほど手前の分岐を、下に降りていかなければならない。ケーブルの下をくぐると、あとは1本道だ。

ケーブル坂本の下の道を行かねばならない

ケーブルをくぐる

登山客はちらちらといったところ。家族連れはわれわれだけで、中高年のグループが多かった。

序盤は階段

 途中に「入り口」と書かれた木の扉があり、それをくぐると、だんだん登山道らしくなっていく。とはいえそれほど険しいところはなく、小1の息子でも十分に登れる程度だ。

木の扉。「入り口」と書かれている

だんだん登山らしくなってきた

 しばらくすると、娘がだんだんと遅れていく…。

遅れ出す娘

最初はそれに付き合っていた妻も、しびれを切らして娘より前に。

妻も娘の前に

 後で娘に聞くと
「疲れたのではなく、なかなか着かないことにムカついていた」
とのこと…。もちろん
「そんなことでみんなを待たせるな」
とこっぴどく叱られた。

 2時間ほどで、最初の目的地、東塔(とうどう)エリアへ到着。まだゴールではないと聞くと「え~~っ」とブーイングが。

東塔エリアへ到着

 ここからさらに1時間ほど山道を歩く。途中にはこんな見晴らしのよいところも。眼下に広がるのは、おそらく京都の八瀬・大原だろう。

八瀬・大原が見渡せる

 いよいよ山頂エリアへ。ここまで来れば、あとひと息だ。ガーデンミュージアムの入り口を通り過ぎ、山頂を目指す。
 ついに山頂である大比叡(848 m)に到着。達成感が心地よい(娘を除く)。ただし、眺めがよくなかったのは、少し残念だった。

ついに頂上へ!

 ガーデンミュージアム入り口近くの山田商店でソフトクリームを食べて、少し休憩した後、来た道を戻り、再び東塔エリアへ。昼食は鶴喜そば。体を動かした後のご飯は美味しい。ただし、この店はセルフサービスで席がなかなか確保できないので、混む時間は注意が必要だ。
 帰りは誘惑に負けてケーブルで下山した。日本一長い坂本ケーブルに乗るのもよい経験ということにしておきたい。坂本ケーブルは1927年に敷設された、現在でも日本最長のケーブルなのだそうだ。敷設当時は、超最先端技術の結集だったのだろう。

日本最長の坂本ケーブル

ケーブルの切符

 秋晴れの一日で、気持ちよく登山ができた。比叡山は2~3時間で登り切れて、山頂にお店やお寺もあるし、ファミリーにお勧めだ。普通の体力があれば、小学校低学年でも余裕を持って登り切れるだろう。

ケーブル駅から。びわ湖大橋やわが家も見える

 たまには登山もいいね。次は来春に蓬莱山を登りにいこう。娘はとても嫌がってますが…。

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【お父さんの週末料理】2017年10月28・29日~今季初の鍋~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週末も雨で、息子の野球はまたも中止。

 10月28日(土) 
昼は娘が、夜は妻が不在だった。

◆昼ご飯◆
 娘が小学校の体験学習(お泊まり)で不在だったので、豚キムチを作った。娘がピリ辛系が苦手なのだ。しかし、息子にとっても辛かった。ちょっとピリ辛にしすぎたかもしれない。すみません。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、五穀米。息子はレバーが苦手なのだが、頑張って食べている。

豚キムチ。子どもにはちょっと辛すぎた

◆晩ご飯◆
 妻は職場の仲間と外食のため不在。「今週の魚」第一弾は鯛。中サイズの立派な鯛が1匹680円。2枚に下ろしてあら炊きにした。塩焼き好きの娘と息子も「美味しい」と合格点。でも「次は塩焼きがいい」のだそうだ。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、ゴボウサラダ、五穀米。久しぶりにゴボウサラダを作ったら、子どもたちが喜んだ。

鯛のあら炊き。例によって娘は頭をほじほじ食べ尽くした

 10月29日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」第二弾はカマス。1匹約100円のお買い得品を、ひとり1匹ずつ食べた。息子もほぼ自力で食べられるようになってきた。旬なのか、ホロホロで美味しかった。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、ゴボウサラダ、鯛あらの煮汁のゼリー、五穀米。カボチャとレバーとゴボウは食べ尽くした。

カマスの塩焼き。ほろほろで美味

ゴボウサラダなど。左下は鯛あらの煮汁のゼリー

◆晩ご飯◆
 今季初の鍋。前の日に作った鶏ガラスープと、昆布・煮干しだしのスープをミックスし、オーソドックスに醤油味にした。メインの具は鶏団子。余るかなあと思ったら、あっさり平らげた。もち巾着やエビ団子も堪能。最後はマロニーで締めた。これからの季節、鍋に限りますなあ。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...