2018年11月19日月曜日

【読書メモ】山中恒『ぼくがぼくであること』(角川つばさ文庫)

 娘に買ってあげた本を、娘から借りて読んだ。実業之日本社から1969年に出版された本の復刻版だ。何と私が生まれる前に書かれた本だとは。やや男尊女卑で少々バイオレンスだが、時代のせいだということにしておきたい。
 娘が「めちゃ面白い~」と食い入るように読んだ。たしかに子どもの気持ち、特に親や社会への反抗心が上手に描かれている。山中氏は子どもの気持ちをよく分かっているというか、子どもの気持ちを忘れずにいた人なのだろう。

 「あばれはっちゃく」をまた見たくなった。いまや
「父ちゃん、情けなくて涙が出てくらあ」
と言われる立場ではなく、言う立場だとはねえ…。

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【お父さんの週末料理】2018年11月17・18日~今季初おでん~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 今週はずっと家で食べた。

 11月17(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が魚を焼いてくれた。昼はホットケーキ。

◆晩ご飯◆
 「今週の魚」第1弾はサンマ。1匹100円を見ると、つい買ってしまう。内臓はズボ抜きした(私以外)のだが、息子が
「内臓がめっちゃある~」
と難色。内臓を避けて食べようとするので、さっぱり進まない。
「内臓も食べろ」
と命じたら、それなりにきれいに食べた。
 他はサラダ、トマトスープ、五穀米、黒カボ、鶏ワカー、煮豆。煮豆はほとんど娘が作ってくれた。少し硬かったが美味しくできた。意外に簡単。

サンマの塩焼き。安くて美味

 11月18(日) 
午後は娘も息子も用事があったので、早めの昼食。

◆朝・昼ご飯◆
 朝ご飯の「今週の魚」第2弾は鮭。鮭を切って、小松菜と焼き浸しにした。魚の焼き浸しは、いつも好評。
 他はサラダ、トマトスープ、五穀米、黒カボ、鶏ワカー、煮豆。

 昼は焼きうどんを作った。2玉を3人で分けた。つるつると瞬殺。
 他はミニトマト。

煮豆。ほとんど娘が作ってくれた

◆晩ご飯◆
 今季初おでん。スルメと昆布のだし汁と、すじ肉・すね肉・手羽元を煮込んだ汁を合わせた特製スープで作った。具は大根、卵、タコ、こんにゃく、糸こんにゃく、カニ入り団子、里芋、焼き豚、ネギ、餅巾着、餅。子どもたちには卵とタコと餅が人気。大人は大根に舌鼓。
 今週はおでんウィークだ。何日で食べきれるだろうか。

おでん。写真写りが悪いが、美味しくできた

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮と葉、出汁を取った後のスルメとネギと昆布。オイスターソースと豆板醤でピリ辛味にした。

今週のリサイクル炒め。たくさんできた

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2018年11月18日日曜日

【中央競馬予想の回顧】マイルCS、東京スポーツ杯2歳S、アンドロメダS(2018)

 今週はマイルCS。
 ◎アエロリットは好発を決めてハナへ…と思ったら、内から主張する馬がいたので、控えた。ところが、向こう正面で上がっていき、結局ハナへ。ちょっとリズムが悪いような。
 手応えを残して直線へ。ここからグイッと伸びて前走の再現…とはいかず、最後の200 mで馬群に沈んで12着。サウスポーなのか、坂があるほうがよいのか。カンテレの解説の坂口元調教師も言っていたように、ペースはイーブンでも前の馬には厳しい流れだったようだ。
 勝ったのは内を抜けてきたステルヴィオ。前が開いたのはラッキーだったが、いい切れを見せた。昨年に続いて3歳馬の勝利。

 土曜は東京スポーツ杯2歳S。
 ◎クリノガウディは12番人気。来たらデカい。レースではピタッと番手につけた。いい感じだ。そのまま直線に向き、前に並びかけ、ラスト200 mで先頭にたった。
「よし、そのまま~!」
と叫ぼうとしたところで後続につかまり、7着まで。夢は見たが、馬券はハズレ。

 京都ではアンドロメダS。
 ◎ミライヘノツバサは好位で直線へ。しかしそこからひと伸びが足りず、6着。ちょっとジリッぽい。

 今週は3戦0勝。他もパラパラではトータルはマイナス。今年もあと5週間。巻き返したい。

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2018年11月17日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マイルチャンピオンシップ(2018)~ちょうど10年ぶり~

 今週はマイルCS。今年の京都のGIはこれで最後とは早いものだ。

 マイルCSは今回で35回目の節目を迎える。10年前の25回目の勝ち馬がブルーメンブラット。古馬になって力をつけた牝馬で、5歳の秋に府中牝馬Sで重賞を初制覇。その勢いに乗ってマイルCSに駒を進めた。
 レースでは、1番人気のスーパーホーネットとの追い比べを制して、見事に勝利。引退レースをGI勝利で飾った。まだ大物の子はまだ出ていないが、今後に期待したい。

10年前の勝ち馬、ブルーメンブラット

 レースにいってみたい。
 昨年のこのレースや今年の安田記念の勝ち馬をはじめ、豪華メンバーが揃った。本命は◎アエロリット。前走の毎日王冠は逃げて圧勝。昨夏以来の勝ち星をあげた。今回も逃げ馬不在で展開利がありそう。上記のブルーメンブラット以来、10年ぶりの牝馬の勝利を期待。
 推奨穴馬はジュールポレール。今春のGI馬が人気の盲点。

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2018年11月16日金曜日

【読書メモ】貴志祐介『硝子のハンマー』(角川文庫)

 2010年に『悪の教典』で大ブレイクした貴志氏の作品を初めて読んだ。ホラーだと聞いていたのでちょっと敬遠していたのだが、本作品は全くホラーではなく、バリバリの本格ハードボイルドミステリーだった。防犯探偵・榎本シリーズの第一作でもある。
 テーマは密室。誰がどうやって殺したのか。動機もさることながら、密室の謎を解くことが本作の焦点だ。「解けた!」と思った方法が一つずつ消えていく過程が、子細に描写される。思わず引きずり込まれてしまうこと間違いなしだ。
 防犯探偵・榎本の、ハードボイルド指数の高さもグー。美人弁護士のとコンビもそそるものがある。シリーズ化も納得の良作。

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【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳S、アンドロメダS(2018)~OP特別最後の勝ち馬~

 11月も半分を過ぎ、京都はこれからが紅葉の季節。いま以上に人が増えるのだろうか…。
 そんな土曜は東京で東京スポーツ杯2歳ステークスが組まれており、京都のメインはアンドロメダステークスである。
 東京スポーツ杯2歳Sは、昔は府中3歳Sという名のオープン特別で、1996年に重賞になった。その翌年の97年から東京スポーツ杯2歳Sというレース名になったそうだ。どういう経緯でスポーツ紙がレース名になったのだろうか。

 1995年、オープン特別の最後の年の勝ち馬がバブルガムフェロー。名門藤沢厩舎を代表する一頭だといえるだろう。このレースの後に朝日杯を勝ち、年が明けてスプリングSも制したときにはクラシックはこの馬で間違いないと思われたが、故障でリタイヤ。
 秋に復帰すると、菊花賞には向かわず、天皇賞・秋に挑戦して3歳で戴冠という離れ業を成し遂げた。藤沢流の真骨頂だ。種牡馬として、いまいちパッとしなかったのは意外だった。

バブルガムフェロー。種牡馬としてイマイチだったのは意外だった。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 この時期の2歳重賞としては珍しく、フルゲートになった。底を見せていない馬がほとんどで、どこからでも入れそうだ。
 本命は◎クリノガウディ。前走の新馬戦で単勝を取らせてもらった馬だ。その前走は、好位から最速で上がって1馬身差の完勝。ここはもう一度追いかけるのが筋だろう。人気はなさそうなので、これを推奨穴馬としたい。

 アンドロメダSは◎ミライヘノツバサが本命。前走は休み明けで度外視できる。

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2018年11月13日火曜日

【お父さんの週末料理】2018年11月10・11日~月にいちどのから揚げデー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 土曜に新しい冷蔵庫がきた。長く活躍してほしいものだ。

東芝の冷蔵庫を買った

 11月10日(土) 
新しい冷蔵庫が到着するため、中身をなるべく減らしたかったので、昼は中食。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻が作ってくれた。
 昼は上記の事情で中食。息子はハンバーグ弁当を、娘と私はおにぎりと焼き鳥を食べた。妻はオールブラン。

◆晩ご飯◆
 冷凍庫を空にするため、ふるさと納税の牛テールを使い切った。流水で洗い、15分ほど下茹でし、アクをとって血を抜く。そして、香味野菜とグツグツ煮込むこと4~5時間。塩とコショウでシンプルに味付けして完成だ。前回は血抜きが不十分で息子が難色を示したが、今回は
「グー。前とは全然違う」
とのこと。下処理の大事さを再確認した。もっと煮込めば、もっとほろほろになりそう。次回は来年かな。
 他はサラダ、黒カボ、鶏ワカー、五穀米。今週の鶏ワカーのワカメは茎ワカメを刻んだもの。

テールスープ。下処理は大切だ

 11月4日(日) 
昼は息子の野球の試合のため、弁当。

◆朝・昼ご飯◆
 息子の野球の試合で朝が早く、電車で朝ご飯。おにぎり、黒カボ、鶏ワカー、豚とエリンギのオイスターソース炒めを食べた。おにぎり以外は、昼と兼用。
 昼はサンドイッチを作った。他は黒カボ、鶏ワカー、豚とエリンギのオイスターソース炒め。グランド周辺にあまり店がなさそうだったので、多めに作った。
 私は弁当は食べず、ランニングを兼ねてひと足先に帰宅。サンマを焼いた。他はサラダ、寿司、コロッケ、玉ねぎスープ。

◆晩ご飯◆
 (決めてるわけじゃないけど)月にいちどのから揚げデー。もも肉2枚とむね肉1枚を揚げた。今回の衣は片栗粉を多めにしたところ、白っぽくなった。衣を目分量で作ったら、2回目は少し緩かった。
 野球の試合でお腹の減っていた子どもたちが
「やったー、から揚げや~」
とパクついた。これだけモリモリ食べてくれると、作った甲斐もあったというものだ。大きめのから揚げを五つも食べて満腹になった。翌日の弁当、晩ご飯もから揚げ。
 他はサラダ、黒カボ、味噌汁、ご飯、大根の皮と昆布の漬け物風。黒カボチャは昼の弁当でなくなったので、追加で再び作った。

月にいちどのから揚げデー。こだわりの2度揚げ

◆リサイクル炒め◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の葉、ネギ、セロリ、生姜。ネギ、セロリ、ショウガは土曜の牛テールスープで煮込んだもの。特にセロリはふにゃふにゃで筋が残り、あまり向かなかったかもしれない。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...