2019年6月8日土曜日

【中央競馬予想と与太話】マーメイドS、エプソムC(2019)~ほとんど条件戦~

 今週は出先につき、簡単に。今週は阪神でマーメイドステークスが、東京でエプソムカップが組まれている。

 マーメイドSは、例年通り格上挑戦の軽ハンデ馬が過半数。毎年こんな感じで、ほとんど重賞の体をなしていないような…。
 本命は、格上挑戦馬から、◎クィーンズベスト。準オープンをなかなか勝ちきれないが、いつも差のない競馬をしており、ここ2走は連続2着。あと一歩のところまで来ている。相手なりに走れるこの馬なら、重賞でも好勝負。
 本命馬が人気薄なので、これを推奨穴馬とする。

 エプソムCは◎ソーグリッタリングが本命。3連勝で重賞制覇へ。

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2019年6月7日金曜日

【中央競馬予想と与太話】天保山ステークス(2019)~天保山の名前の由来~

 そんな土曜の阪神メインは天保山S。天保山Sと天王山Sがあってややこしい。
 天保山が「日本一低い山」というネタは書き尽くしたので、名前の由来について調べてみた。天保は江戸時代の元号で、1831~1845年の仁孝天皇の時代だった。天保の改革の天保である。
 天保2年に安治川の河川工事をしたときにできたのが天保山なのだそうだ。天保は大塩平八郎の乱があったり、幕末へ向けての転換となった時代だったのだろう。幕末の重要人物である坂本龍馬や徳川慶喜も天保の生まれだ。

 レースにいってみたい。
 金曜はかなり雨が降った。馬場も考慮した予想が必要だろう。本命は◎ヴェンジェンス。前走のポラリスSは中団から突き抜けて見事に勝利。馬券でもお世話になった。ここは追いかけるのが筋だろう。渋った馬場も得意。もう一丁を期待したい。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで収まる見立て。

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【読書メモ】小川洋子『琥珀のまたたき』(講談社文庫)

 屋敷に閉じ込められた三きょうだい。閉じ込められているにもかかわらず、いや閉じ込められているからこそ、三人の個性が絶妙に絡み合い、美しく結晶する。
 しかし外界からの風が、徐々に結晶を溶かしてゆく。少しずつ崩壊していくきょうだいの絆。
 生と死、現実と空想、この世とあの世の境界がふんわりと提示される。小川ワールド全開の、はかなくも美しい物語だ。

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2019年6月3日月曜日

【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年5月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた(現在は46歳)。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。現在はサブ3を目標にトレーニング中。
 リハビリ期間の2カ月目。ペース(速さ)、距離ともに、かなり戻ってきた。故障箇所の腸脛靱帯にも、今のところ違和感なし。このままトレーニングを積んでいきたいものだ。

◆総 評◆
 月間走行距離は177 km。1週間、疲労回復の週(ジョグのみの週)を作ったので、そこで距離を稼いだのが大きかった。腸脛靱帯炎はペースは上げてもよいので、スピード系のトレーニングを中心にやった。本格的な夏が来るまでは、スピードの獲得を目指したい。

◆スピード系◆
 木曜夜に息子の野球の練習があるので、その裏にインターバル走を組み込んだ。1 km×5本が基本。月初めはキロ4:00のペースに達しなかったが、中旬には4:00ちょうどのペースで走れるようになった。
 しかし、思いのほか心拍数が上がらない。ガーミンの運動強度でも3の評価。息はゼーゼーして、かなりキツいのだが、その実感とギャップがある。考えられる可能性は

1. ガーミンがちゃんと測ってくれない
2. 実感ほど心拍数は上がっていない

の二つ。心拍数のグラフを見ると、きれいに上がっているのでちゃんと測れているように思うのだが、体感的なキツさほどは心拍数が上がっていない。マックスまで上がってもよさそうなのに…。
 そこで、初めて500 mのインターバル走をやってみた。より速いペースで走り、追い込んでみようというわけだ。500 m×8本を走ったら、キツいのなんの。平均してキロ3:40ほど(1 km×5本より20秒速い)で走りきったが、500 mが何と長く感じることか。
 しかし心拍数を見ると、やはりあまり上がっていない。ガーミンの運動強度は、何と2。「維持」だそうだ…。
 この実感とデータとの差は何なのだろうか。もっとペースを上げて、追い込まねばならないのだろうか。いや、それ無理やし…。
 上記の1、2のどちらなのか結論は出ないが、とりあえず1ということにしておきたい。ガーミンの示す心拍数は参考程度とし、バテずに完遂できるペースで追い込んでいくことにしよう。きっと実際の心拍数はマックスまで上がっているはずだ(願望)。
 心拍数はともかく、いろいろな速さ(強度)で走るのはよいことだ。500 mインターバル走も、練習メニューに加えよう。

◆閾値走◆
 ジョグとスピード走の中間の速さが閾値走だ。今まではペース走と呼んでいたが、閾値走というほうがあっているようだ。LT走とかAT走とか、いろんな呼び方がある。
 ペースを上げていくと、血中の乳酸濃度が急に上がるポイントがあり、そこが「閾値」である。閾値は「ややきついペース」というのが一般的だ。しかしその解釈には幅があり「フルマラソンのペース」のこともあれば「30~40分は走り続けられるペース」と書いてあることもある。
 ジャック・ダニエルズの基準に従い、後者(30~40分は走り続けられるペース)で10 km走ったら、ほぼ全力走になり、ガーミンの運動強度も5になった。10 kmの全力走が40数分の私にとっては、当然の結果ではあるのだが…。閾値走にしてはちょっと負荷がかかりすぎているような?…
 よく分からないが、これも「いろいろなペースで走ることはよいことだ」ということで、お茶を濁しておきたい。

◆ジョグ◆
 腸脛靱帯炎は、ロングジョグができないのが最大の難点。ジョグの時間(距離)は慎重に伸ばした。5月はロングジョグを90分に設定。週に一度の頻度で90分ジョグを行った。
 1回、違和感が出そうになったので10 kmで中断したが、それ以外は90分を走りきれ、違和感も生じなかった。
 今月は抜く週も作ったので、その週はジョグのみ。60分ジョグ1回と90分ジョグ2回を入れたが、大丈夫だった。よかった。時間(距離)に対する不安も、ずいぶん少なくなってきた。
 次は120分ジョグが目標。これが普通にできるようになれば、どんどんトレーニングを積んでいけそうだ。

◆筋トレ◆
 腸脛靱帯の不安もなくなってきたので、走らない日はなるべく筋トレをやっている。筋トレといっても、体幹トレ+ジャンピングスクワットを1日2セットだから、筋肉痛になるほどではない。
 体幹トレは、相変わらず日体大のBCTトレーニングをやっている。一部の種目を15回ずつ行っている。やり始めた頃よりは、ずいぶん安定してきた。
 皇子山のトレーニングルームが新しくなり、1回400円で使えるらしい。いちど行ってみようと思う。

◆まとめ◆
 故障前の水準に徐々に戻りつつあるが、焦りは禁物。特に時間(距離)は慎重に伸ばしていこう。6月は2時間までジョグを延ばしたい。違和感が出ませんように。
 そうこうしているうちに、気温が上がってきた。ペースは落ちていくが、心拍数を指標に、適切な負荷をかけていきたい。もちろん、水分補給と直射日光への対策は怠らないように。

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2019年6月2日日曜日

【中央競馬予想の回顧】安田記念、鳴尾記念、スレイプニルS(2019)

 今週は安田記念。◎ダノンプレミアムアーモンドアイに次ぐ、2番人気。オッズでは一騎打ちの様相だ。
 レースでは、スタートでロジクライが内によれ、上記2頭を含む数頭が後方へ。前残りの高速馬場で、これは痛い。ダノンプレミアムアーモンドアイと並ぶように直線へ向いたが、失速して最下位。入線後に下馬。
 勝ったのはインディチャンプ。好位から抜け出して、見事に戴冠。流れが向いたのは確かだが、強かった。
 2着争いは、逃げたアエロリットが粘るところに、アーモンドアイが外を豪快に伸びてくる。牝馬2頭の争いは、アエロリットが何とかハナ差で残して2着を確保。アーモンドアイは負けて強しの内容。スタートが痛かったし、距離も短かったか。

 土曜は鳴尾記念。
 ◎ギベオンはスタート直後に隣の馬と接触して後方へ。結果的にはこれが痛かった。挑戦では鋭く伸びたが2着とはアタマ、クビ差の4着。
 勝ったのはメールドグラース。ラスト100 mで先頭に立ち、悠々と差しきった。1馬身半差は完勝の部類。宝塚記念でも押さえる必要がありそうだ。

 東京ではスレイプニルS。
 ◎クラシックメタルはいい手応えで直線を向いたように見えたが、サッパリ伸びず、8着。いつもの末脚が見られなかった。

 今週は3戦0勝。他も散々でぼろ負け。先週の反動だ…。

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2019年6月1日土曜日

【中央競馬予想と与太話】安田記念(2019)

 本日は出先につき、簡単に。
 今週は安田記念。女王アーモンドアイの参戦で、がぜん盛り上がった。
 しかし本命はダノンプレミアム。いまの府中の超高速馬場は前が有利。前につけて速い脚を繰り出せるこの馬に逆転のチャンス。
 推奨穴馬はフィアーノロマーノ。大物かも。

2019年5月31日金曜日

【中央競馬予想と与太話】鳴尾記念、スレイプニルS(2019)~スレイプニルって何やねん~

 ダービーが終わり、阪神・東京開催がスタート。同時に新馬戦も始まる。気分一新、ビシバシ当てていきたいものだ。

 そんな開幕週の土曜は、阪神では鳴尾記念が、東京ではスレイプニルステークスがメインレースだ。
 スレイプニルSは今年から始まったレースだが、いったいどういう意味なのだろう。さっそく特別レース名解説で調べてみた。

スレイプニル(Sleipnir)は、北欧神話に登場する神獣のひとつ。主神オーディンが騎乗する軍馬で、灰色の毛並みと8本の足を持つ。陸海空を駆け巡ることができ、神話詩の1編『グリームニルの歌』の中では最も早い馬と評されている。

 ユニコーンSなどと同じ、空想の馬シリーズでしたか。しかし、なぜ北欧神話なのだろう。私が無知なだけで、ユニコーンと同様に有名な馬(?)なのかもしれない。

 レースにいってみたい。予想は鳴尾記念を中心に。
 9頭の少頭数になった。ぶっちゃけレベルはそれほど高くなく、今年は宝塚記念には結びつかない可能性が高そうだ。
 本命は◎ギベオン。ここ2走が案外だが、前々走はレベルが高く、前走はハンデと、敗因は明らか。昨春はブラストワンピースケイアイノーテックと接戦を繰り広げていた馬。この相手なら。
 推奨穴馬はナシ。少頭数でもあり、印のついている馬で決まる見立て。

 スレイプニルSは◎クラシックメタルが本命。8歳だがまだまだ元気。得意の東京2100 mで末脚炸裂。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...