2019年10月11日金曜日

【中央競馬予想と与太話】太秦ステークス(2019)~難読地名~

 台風襲来。前日昼の時点で、東京は中止が決定。京都も中止の可能性が少なくなさそうだが、予想をアップしておく。

 そんな土曜の京都メインは太秦S。あまり記憶にないレースだなあと思っていたら、昨年にできたレースだった。その昨年は1200 mだったが、今年は1800 mで行われる。
 太秦は「うずまさ」と読む、京都の地名で、映画村で著名な場所である。東映の映画の聖地であり、戦隊ものや仮面ライダーの映画も、ここを中心に撮影されているようだ。嵐山に近いので、ついでに足を伸ばすにはよいところだ。周辺をブラブラしていれば、イケメン若手俳優・女優と遭遇するかも?

 レースにいってみたい。
 本命は◎ラインカリーナ。3歳牝馬だが、前走のブリーダーズGCでは古馬に食い下がり、0.1秒差の3着。関東オークス勝ちもあり、重馬場も望むところ。泥んこ馬場を逃げ切ってほしい。
 推奨穴馬はコパノチャーリー。これも重馬場得意。

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2019年10月9日水曜日

【読書メモ】瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』(新潮文庫)

 中学生の駅伝大会を描いた青春小説。6人のランナーが襷(たすき)をつなぐ。1章から第1走者、第2走者…の順に一人称が変わっていき、最後の第6章はアンカーが締めくくるという構成になっている。
 各章で語られるのは、その走者がどんな思いで、4月から大会まで過ごしてきたかだ。なので、同じシーンが別の章に出てくることもある。視点(一人称)が違うと、同じシーンでも全く印象が変わる。

 いかにも中学生らしい、純粋だが小生意気な感情が微笑ましい。こういうのを微笑ましく感じるようになったとは、私も年を取ったものだ…。
 各章が、本当に襷を渡していくようにつながっている。見事な構成だ。そして、章が進むにつれ、最終章の重みが増していく。アンカーの少年の物語が早く読みたくなる。この盛り上げ方も秀逸。

 読めば駅伝を走りたくなること間違いなし。さっそく子どもたちを誘ったら、見事にスルーされた…。

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2019年10月7日月曜日

【お父さんの週末料理】2019年10月6日~ついつい買ってしまう鶏むね肉~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。



 10月5日(土) 
この日は小学校の運動会。

◆朝・昼ご飯◆
 朝ご飯と、子どもたちの弁当は妻が作ってくれた。お陰でのんびり運動会を観戦できた。

◆晩ご飯◆
 運動会を頑張ったということで、外食。息子の希望でサイゼリヤに行った。

 10月6日(日) 
息子は朝から野球の練習。娘も昼からお出かけ。

◆朝・昼ご飯◆
 息子と選んだ「今週の魚」は鰤(ぶり)。4切れ400円のお買い得品だ。モヤシと炒めて焼き浸しにした。食べやすい鰤はいつも好評。
 他は塩キュウリとご飯。
 昼は、息子は弁当持参。メインのおかずはエビマヨ。エビと玉ねぎを炒めてマヨ醤油で味付けした。妻が「多めに」というので、他におにぎり二つ、塩キュウリ、ゆで卵、バナナを持たせたら、おにぎり二つを持って帰ってきた。多かったのと、食べる時間がなかったのと両方なのだろう。おそらく、遊びながら食べている間に、弁当時間が終わってしまったのだと思われる…。もう少しちゃんと食べましょう。
 娘と私は、同じものを家で食べた。娘はエビはグーだが、玉ねぎは苦手。

エビマヨ

◆晩ご飯◆
 肉類を買いにスーパーに行くと、格安むね肉を発見。いつも同じで芸がないと思いつつ、つい買ってしまう。4枚を買って、3種類の料理を作った。
 一つ目は厚揚げのトマト煮込み。今週はトマトで煮込んでみた。
 二つ目はピーナッツとキュウリのスパイシー炒め。クミンシードやターメリックを効かせた、コリコリ食感の炒め物だ。娘はやや苦手。
 三つ目はナスのコックリ炒め。ナスと炒めて焼き肉のタレで味付けした。
 もちろん全部は食べきれず、大半は翌日に回った。
 他はサラダ、スープ、ラザニア。ラザニアは挽肉を加えればできる市販品。手軽で美味しく、子どもたちも気に入った。

下が鶏と厚揚げのトマト煮込み、上が鶏とピーナッツとキュウリのスパイシー炒め

鶏とナスのコックリ炒め

ラザニア。簡単で美味しい

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2019年10月6日日曜日

【中央競馬予想の回顧】京都大賞典、毎日王冠、サウジアラビアRC(2019)

 今週は京都大賞典。
 ◎ウラヌスチャームは7番人気。来たらデカい。レースでは後方のイン。窮屈になりながらも徐々に押し上げて4コーナーへ。しかし、前がばらけても、さほど伸びず7着まで。前残りの流れでは厳しかった。
 勝ったのはドレッドノータス。番手につけて抜け出した。展開がハマった。

 東京では毎日王冠。
 ◎ダノンキングリーは単勝1.6倍の1番人気。1番人気とは思っていたが、ここまでとは。
 レースでは何と出遅れ。アエロリットが軽快に飛ばし、インディチャンプがこれを追う。マズい展開だ。直線を向き、ダノンキングリーはまだ後方。これは厳しい、と諦めモードに入ったら、何とグイグイ伸びてきた。
「おお、いけ~」
という声に応えて、上がり33秒4の鬼脚で差しきった。これは強かった。
 馬券はアエロリットとの馬連をとった。少しプラスになった。

 土曜はサウジアラビアRC。
 ◎クラヴァシュドールは人気のサリオスを見る位置取り。直線でもこれを追ってスパートし、一騎打ちに持ち込んだが、最後は突き放されて2着。相手が悪かった。
 馬券は馬連が当たったが、もちろんトリガミ。

 今週は3戦2勝だが、2勝とも馬連の1番人気ではトータルはマイナス。開催が変わってもパッとしないなあ…。

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2019年10月5日土曜日

【中央競馬予想と与太話】京都大賞典、毎日王冠(2019)~究極の選択~

 今週は京都大賞典と毎日王冠が行われる。この週が3連休になるときは、3日間開催で別の日に組まれるのだが、今年は同じ日だ。「なんでやねん」と思っている騎手もいるかもしれない。

 毎日王冠は今年で70回目の節目を迎える。20年前、第50回の勝ち馬がグラスワンダー。有馬記念を2回、宝塚記念を1回勝ったグランプリホースだ。いま、JRAのCMでグラスワンダーとオルフェーヴルの仮想グランプリホース対決がやっているが
「なんだかなぁ」
と、ちょっと寒い思いをしているのは私だけだろうか。
 それはともかく、グラスワンダーは、勝った1999年の1年前にも毎日王冠に出走していた。このときに同じく出走していたのが同期のエルコンドルパサー。両馬ともにここまで無敗で、的場均騎手のお手馬だった。的場騎手は悩んだあげくにグラスワンダーを選び、泣く泣くエルコンドルパサーを手放したのだった。その後、エルコンドルパサーは蛯名騎手とのコンビで大活躍したのは周知の通り。
 とはいえ、グラスワンダーもGIをいくつも勝ったし、的場騎手の目も間違ってはいなかったのだろう。
 ちなみに、その年の毎日王冠を勝ったのはサイレンススズカ。まさかこれが最後の勝利になるとは。

グラスワンダー。JRAより

 レースにいってみたい。
 10頭とやや少頭数だが、好メンバーだといってよいだろう。本命は◎ダノンキングリー。ダービーでは馬券でお世話になった。ここはもう一度本命に推すのがスジだろう。ここを勝ってGI戦線の中心へ。
 推奨穴馬は、穴というほどではないが、ペルシアンナイト。まだ終わっていない。

 京都大賞典は思い切って◎ウラヌスチャームを狙う。叩き2走目で、2400 mが吉と出れば。

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2019年10月4日金曜日

【中央競馬予想と与太話】サウジアラビアロイヤルカップ(2019)~馬名だけは覚えていた馬~

 10月に入ったが、なかなか涼しくならない。毎週のように台風も来るし、日本の気候が変わってきていると思うのは私だけだろうか。
 中央競馬も京都・東京開催がスタート。本格的なGIシーズンの到来だ。

 そんな開催初日の土曜は、東京でサウジアラビアRCが組まれている。第5回とまだ若い重賞だが、第1回がいちょうSという名だったことからも分かるように、オープン特別だったいちょうSの流れを汲んだレースだ。

 いちょうSの平成元年の勝ち馬を調べてみると、カムイフジだった。当時の友人に伊藤くんと伊東くんがいて「いふじ」「いひがし」と呼び分けていたので、この馬名を見て「イフジ!」と思ったのが懐かしい。
 カムイフジはこのレースを快勝後、府中3歳S(いまの東スポ杯2歳S)を2着してGIの朝日杯へ。1番人気を集めたが、残念ながら7着に終わり(勝ったのはアイネスフウジン)、結局、このいちょうSが最後の勝ち鞍になってしまった。競走成績はさっぱり覚えていなかったが、上記のいきさつで馬名だけは記憶に残っていた馬だ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎クラヴァシュドール。前走の新馬戦は1番人気に応えて好位から最速の上がりで抜け出した。ハーツクライ産駒から大物誕生か。左回りさえ戸惑わなければ。
 少頭数でもあり、推奨穴馬はなしとしたい。

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2019年10月1日火曜日

【目指せサブ3】45歳でランニングを始めました(2019年9月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を、翌シーズン2018年11月の3度目でサブ3.1(3時間10分)を達成。現在はサブ3を目標にトレーニング中。
 8月の暑さは昨年ほどではなかったが、残暑が長く、なかなか涼しくならない。そんななかでも、プラン通りの練習はほぼ消化できている。大阪マラソンまであと2カ月。怪我がないよう練習を積んでいきたいものだ。今月も腸脛靱帯がなんともなかったのは何より。
 ポイント練習は週3回で、ハイペースのインターバル走と、閾値走と、ロングジョグ。

◆総 評◆
 月間走行距離は251 km。初の2カ月連続250 km超えだ。と言っても、9月30日に1.5 km走って、250 kmを超えるように調整したんだけど…。
 総距離は8月とほぼ変わらないが、猛暑も去り、ロングジョグも時間を伸ばし、内容は濃かったと思う。その割に距離が伸びなかったのは、つなぎのジョグを短く、遅くしたためだ。

◆つなぎのジョグ◆
 先月のエントリーで、「つなぎのジョグを増やし、走らない日を減らしたが、効果は微妙。もっと休むほうがよいのかも」という意味のことを書いた。どうもつなぎのジョグで疲れが増す感じがしていたのだ。
 そこで、つなぎのジョグについて調べてみた。すると、なるほどねえ…、要するに速く走りすぎていたようだ…。ジョグを、フルの目標ペース+約1分(1 kmあたり)で走っていたのだが、真夏にこのペースは速すぎた。そりゃ、疲れも感じるはずだ。
 心拍数を70%以下(ガーミンで言うゾーン2)に抑え、フルのペースよりも1分半以上ゆっくり走ると…なるほど、これなら疲れない。脚の筋肉と心肺に適度な刺激が加わる感じがする。これがジョグ(LSD)なのだろう。
 これまでは、ポイント練習としてのロングジョグと、つなぎのジョグを同じペースで走っていたが、それがダメだった。これからは、ロングジョグとつなぎのジョグは、しっかり分けて考えよう。
 私が走るきっかけになった田中宏暁先生の「ニコニコペース」をすっかり忘れていた。基本に返って、ジョグはゆっくりニコニコ走ろう。

◆インターバル走◆
 今月も「抜く週」以外は毎週できた。4回実施し、1回は坂道インターバルをやってみた。あまりに暑いので、少しでも日陰のある坂道を走ってみたのだ。近所の公園の前の坂が、ちょうど500 mであることを発見。500 mで約25 m登るから、ほぼ5%の傾斜だ。
 500 mと短い距離だし、走り終えた後、スタート地点まで500 m戻るので、心拍数はそんなに上がらないが、数字以上にキツい。かなり脚に来た。筋肉を痛めそうで、本番の近い時期にはちょっと怖い。もう一度やるかどうか、迷い中。
 他の3回は、基本の1 km×5本。最後の1回はよく追い込めて、これまでのペースを大幅に更新。「余力を残して、後傾ラップでペースアップ」という気持ちがあると、どうしても追い込みきれないようだ。失速を覚悟で1本目を速く入ると、よく追い込める。キツいんだけど…。
 まずはキロ3:50切りを5本揃えて、5 km走で19分を切りたいものだ。

◆閾値走◆
 心拍数を85%前後に保ち、10 kmを走っている。今月は3回やった。ペースを見ずに、心拍数だけを見て走るのも、よいトレーニングになる。
 1回は44分を切ったが、残りの2回は44分台後半。これではサブ3は厳しいなあ。気温が下がって、もっとペースが上がるとよいのだが。

◆ロング走◆
 腸脛靱帯炎はいったん完治したことにして、時間を2.5時間まで伸ばした。今月は3回実施した。
 3回のうち2回は起伏のないコースで、2.5時間(約30 km)を走った。キロ4:50~5:00のペース。日が差すととたんにキツくなる。脚に違和感が出ないのは何よりだ。ロング走は坂道を中心にやっていたが、息作りには平坦コースをちゃきちゃき走ることも必要なのだそうだ。ガーミンのゾーン3を目安に走った。
 もう1回は、坂道を2時間。20 kmで200 m超を上り下りした。けっこう脚に来るが、心肺の負担は軽い。上りをもう少し頑張って、心肺にも負荷をかけてもよいのかもしれない。

◆抜く週◆
 今週も「抜く週」を作った。3週間トレーニングして、1週間抜くのを基本サイクルにしている。ただ、先月までは抜く週のジョグが速く、長すぎたようなので、ペースも距離も落とした。しっかり疲れが取れた気がする。

◆田中宏暁先生逝去◆
 上のニコニコペースを書くためにググっていると、田中宏暁先生が逝去されていたことを知った。私が走るきっかけになった『ランニングする前に読む本』(ブルーバックス)を書いてくださった方だ。
 この本を読む前は、まさかこんなに走ることになるだろうとは、夢にも思っていなかった。ランニングの道に誘っていただき、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

◆まとめ◆
 予定通りにポイント練習をこなせた。インターバル走は一人で追い込むのは難しいが、頑張りたい。
 10月中旬に海外出張があるので、そこまでしっかり練習を積む予定。海外ではジョギング程度にして、帰国後にハーフの大会に出て、11月へつなげたい。

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【読書メモ】深木章子『殺意の構図』(光文社文庫)

 初めて読んだ深木作品。なるほどよく組み立てられたストーリーだ。「構図」という言葉をタイトルに使いたくなるのも頷ける。  一人称を変えることにより、さまざまな角度から事件に光が当たる。 「なるほどそうか」「確かにそうだよね」「そうか、この人だったか」 と納得しているうちに...