2013年5月16日木曜日

京都タワーに行ってきた

 京都に通学・通勤しはじめてから約30年。その間、ずっと京都に生活基盤をおいてきたのだが、一度も京都タワーに登ったことがなかった。地元の評判もいまいちだし、何だかお上りさんみたいなのもイヤで、敬遠していたのだ。

 今回、40歳を過ぎて初めて訪れた。ところが、これがなかなかよかった。私と同様、京都にいながらにして京都タワーに登ったことがない人はたくさんいると思うが、ぜひ登ってみてほしい。


 G.W.の終盤に、5歳と3歳の子どもを連れて京都に小旅行に行った。毎日仕事に通っているところへ旅行に行くというのも、たまにはよいものだ。
 ところが京都は、子どもが喜ぶようなスポットが意外と少ない。トロッコ列車や映画村はちよっと遠いし、動物園は混雑しそうだ。そこで、京都タワーに行ってみることにしたというわけ。これが当たりだった。

 この京都タワー、今年(2013年)の4月1日にリニューアルオープンしたばかりである。リニューアル前に行ったことがないので違いは分からないが、とてもきれいだった。

 さあ、いざ展望台へ。料金は大人が770円、3歳以上の幼児が150円。これを書きながら京都タワーのウェブサイトを見ると、割引券クーポンを発見した。遅いっちゅうねん。
 エレベーターに乗る前に写真撮影がある。
「撮るのは無料。後で見て、気に入ったら買ってね」
という、観光地によくあるやつだ。そして、エレベーターに乗り、展望台へ。展望台に到着すると…、おおーっ、なるほど絶景だ。京都は高い建物が少ないから、遠くまでよく見える。さらに、写真のような双眼鏡が無料で使える。これはよいサービスだ。


 下は、北向きの写真。もっと晴れていたら、大文字山や比叡山などがさらにはっきり見えるのだろう。手前の白い△の建物は東本願寺。ただいま工事中だ。たんまりお金を持ってそうだなあ…。


 こちらは東向きの写真(やや南より)。山の向こうは宇治市になるのだろうか。


 写真がないのが残念だが、南を見れば伏見の町や京セラ本社などがよく見える。西側は嵐山や桂川だ。まるで地図を見ているようだ。自分が普段歩いたり、仕事したりしているところを上から見下ろすのは珍しい体験で、とても面白かった。
 この後は、伊勢丹の都路里(辻利)でスイーツを堪能。抹茶好きの娘は「特選都路里パフェ」を、抹茶の苦手な息子は「ほうじ茶パフェ」を食べた(親と「半分こ」です)。

ほうじ茶パフェ
特選都路里パフェ

 京都タワーは、京都をよく知っている人ほど面白いと思う。
「お、あっちにはアレが見える」
「ということは、この辺りにアレがあるんじゃないか」
という感じで楽しめるのだ。まだ行ったことのない人は、ぜひ一度お試しあれ。

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