今週はオークス。馬券は3枠から勝負。パドックの気配では、サクラプレジールのほうがよく見えた。
レーススタート。◎デニムアンドルビーが出遅れ。いくら後ろから行く馬とはいえ、前残りの馬場では、最後方の位置取りでは…。一方の◎サクラプレジールは好発を切り、先団でピタリと折り合う。
「これは、来るならサクラのほうやな」
と見ていた。
向こう正面で、デニムアンドルビーが押しながら上がっていく。直線勝負では厳しいと見て、ウチパク騎手が早めに仕掛けたのだろう。
一方のサクラプレジールは、先頭を窺う手応えで直線を向く。
「きたーッ」
と思ったのだが、最後の1ハロンで脚があがって14着に終わった。正攻法の競馬で見せ場を作ったということにしておこう。
サクラが失速してガッカリしていると、デニムが大外から追い込んできた。一瞬、オッと思ったが、1、2着争いには加われず、3着まで。今日、一番強い競馬を見せたのはこの馬なのだろうが、スタートが痛かった。
勝ったのは黒い帽子の2枠の馬。直線で黒帽子が抜け出てきたときには、てっきりアユサンだと思っていたのだが、ゴール直前でメイショウマンボであることに気づいた。桜花賞で人気していたが惨敗した馬の巻き返し。オークスの穴馬のパターンだ。
京都メインは深草S。
◎ヤマノサファイヤは予定通り後方から。4コーナーでグイグイ仕掛けて直線を向いたところで、カシノインカローズにフタをされてブレーキをかけるかたちになり、ジエンド。もう一度脚を使ったが、8着が精一杯だった。フタをしたカシノが2着と頭差の3着まで突っ込んだのだから、あそこでフタをされなければいい勝負だったかもしれない。
土曜は京都で平安S。◎ニホンピロアワーズは、逃げる2頭を見る位置から。予定通りだ。持ったままで4コーナーを回り、粘るナムラタイタンをねじ伏せて完勝。期待通りの勝ちっぷりだった。
2着争いは、ナムラタイタンが粘るところにナイスミーチューが差してきた。ナイスミーチューを厚めに押さえていたので
「差せ~っ」
と声を上げると、それに応えてくれたのか、クビ差かわしたところでゴール。ナイスミーチューは意外に人気がなく(8番人気)、馬連が20倍近くついたのは嬉しい誤算だった。
今週は3戦1勝。中穴をしっかり獲った。来週のダービーへ向けて、上昇中ということにしておきたい。
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