今年(2014年)、娘が保育園を卒園し、とうとう小学校に入学した。同時に、3歳下の息子が、保育園の年少組に入園。年が三つ離れていると、この手のイベントが同時にやってくる。
まずは娘の卒園式。6歳にもなれば、特に女の子はポーズを決めてくる。
娘はこの保育園には約1年間お世話になった。その前は別の保育園に通っていたのだが、最寄りの保育園に空きが出たというので、転園させたのだ。転園当初は友達ができるまでたいへんなこともあったが、じきに馴染んでくれた。これも先生とお友達のお陰だ。ありがとうございました。
続いては息子の入園式。わが家は共働きなので、息子は以前からお世話になっているのだが、今回、年少組になるということで、改めて入園式があった。
写真を見れば一目瞭然だが、仏教系の保育園である。
この保育園が、正確には子ども園(幼稚園と保育園を一元化したところ)なので、今年から初めて通う子どもたち(新入り組)がかなりいる。初めての経験に緊張する子どもたちと、以前から通っていて慣れている子どもたち(継続組)が混ざっているのが面白かった。
子どもたちももちろんだが、親も新入り組と継続組とではかなり様子が違う。服装をビシッと決めていて子どもにつきっきりなのは、たいてい新入生組の親だ。
そして一週間後に娘の小学校入学式。
「ついに、わが娘が小学生になったか」
という感慨が湧いてくる…かと思いきや、意外にそうでもなかった。おそらく事前に、ランドセルやら学習机やら、いろいろやることがあったためかもしれない。入学式が、スタートではなくゴールのように感じてしまう面があるのだ。
とはいえ入学式を見に行って、教室で担任の先生の話も聞いて(若いのに、そつなくこなして、たいしたもんだ)、いよいよ娘も小学生になるんだという実感が湧いてきた(遅い…)。
ところで、久しぶりに小学校に触れてみて、私の時代(35年前)とは違い、学校がかなり親のほうを向いているというか、親と一緒にやっていこうというか、そんな雰囲気を感じた(実は私の時代からそうだったのに、私が知らなかっただけなのだろうか)。
親が子どもの就活や婚活の世話を焼くなど、親の過保護が話題になることが多いが、そういう状況を作り出しているのは、親の側ではなくむしろ学校側なのではないか、と思ったりした。
これはどちらかが原因というわけではなく、「鶏と卵」の関係なのかもしれない。まだ入学式が終わったばかり。これからいろいろなことが分かっていくだろう。
閑話休題。
娘は6年間の小学校生活のスタートだ。楽しいことばかりではないだろうが、いろいろなことを経験して、成長していってほしい。
これからは、親の知らない、自分の人間関係や社会関係を築いていくのだろうなあ。頼もしいような、寂しいような。過干渉にならないように気をつけたい。
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