さあ、今週はダービー。競馬界の盆と言えばいいのか、正月と言えばいいのか。ともかく、競馬カレンダーの節目となる日がやってきた。
JRAのCM(今年のCMの主旨はよく分からないが…)で取り上げられたのはディープインパクト。強い勝ちっぷりだった。ダービーには、やはり大外一気が似合う…のだが、忘れてはいけないのが、2着のインティライミ。CMにも内ラチ沿いで粘っている姿が映っている。実は、ダービーは案外、前の馬が残るのだ。
イメージ的には大外一気なのだが、ここ10年でそういう勝ち方をしたのは上記のディープインパクト、ディープスカイ、キズナ程度ではないだろうか。ウオッカもオルフェーヴルも、大外ではなく馬群を抜けてきた(間違ってたらすみません)。
また、前に行ったアサクサキングスが穴を開けたように、4コーナー3番手以内の馬が、ほぼ毎年馬券に絡んでいる。昨年の3着馬アポロソニックも4コーナーを真っ先に回った馬だ。
このように、イメージとは裏腹に、前に行ける馬や内から抜け出してこれる馬が有利なのだ。特に今年はどの馬が逃げるかも分からず、かなりのスローが見込まれる。
それをふまえて、本命は◎トゥザワールド。スッと前につけて速い上がりを使えるこの馬向きの流れになると見た。いい枠も引いた。
他の有力馬に触れておきたい。レッドリヴェールは力の比較が難しい。バウンスシャッセをを物差しにすると、皐月賞11着→オークス3着だから、牝馬のレベルはそれほど高くないことになる。ところがハープスターを物差しにすれば、これに新潟2歳Sで完敗したイスラボニータが皐月賞を制したのだから、ハープスターと接戦してきた馬なら十分通用することになる。怖いが、外枠でもあり評価を下げる。
イスラボニータは、距離も心配だが外枠が痛い。ワンアンドオンリーとトーセンスターダムは流れが向きそうにない。ワンアンドオンリーは内をズバッと抜けてくる可能性があるかもしれないが、トーセンスターダムはかなり厳しそう。
推奨穴馬はウインフルブルーム…のはずだったのだが、無念の回避。本命に推すことも考えていただけに、残念だ。代わりに挙げたいのがサウンズオブアース。内で死んだふりをして、うまく進路が開けば怖い。
目黒記念は人気でも◎ラブリーデイ。
京都のメインは安土城S。ダービーの裏番組が安土城って…もう少し何とかならんのか。
本命は◎レッドアリオン。前々走の惨敗の原因が不明だが、前走はまずまず走った。オープン特別の今回はもうひと押し。
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