2016年4月28日木曜日

30数年ぶりの奈良の大仏【妻、小3の娘、年長組の息子とともに】

 先日、健康保険組合の催しで、家族で奈良を訪れた。近鉄奈良駅から、興福寺と浮見堂を経由し、東大寺大仏殿まで歩いた。私が奈良市観光に行くのは、小学3年生の遠足以来。なんと30数年ぶりだ。

【奈良駅から興福寺へ】
 近鉄奈良駅で受付を済ませ、まずは興福寺へ向かう。当然、あたりは鹿だらけ。子どもたちも鹿がいることは知っていたのだが、いざ鹿が
「お前は、鹿せんべい持ってるのか?」(クンクン)
と近づいてくると、ビビりまくっていた。特に息子は泣き叫ぶ始末(笑)。

泣き叫びながら逃げ惑う息子(笑)

 興福寺に到着。国宝の阿修羅像は、2009年に東京と福岡にお出かけになり、大ブームを巻き起こしたことは記憶に新しい。しかし時間的な制約もあり、今回は国宝殿はパス。五重塔を拝みつつ、次へ向かった。

興福寺の五重塔

【奈良にも浮見堂が!?】
 次なる目的地は浮見堂。家の近所にも浮御堂(漢字が違う)があるので、子どもたちは
「ここにも浮御堂が?」
と驚いた。奈良の浮見堂は大正時代に作られたものだそうなので、近所の浮御堂のほうが元祖のようだ。
「いい眺めやなあ~」
と景色を堪能。

浮見堂でチーズ

【奈良と言えばやはり大仏様】
 だんだん疲れてきたが、頑張って東大寺へ。まずは南大門を通過。阿吽の像の迫力に圧倒された。
 そしてようやくゴールの手向山神宮へ。見事に完歩賞をゲットした。
 しかし、せっかく奈良に来たのに、このまま大仏を見ずに帰るわけにはいかない。疲れた足をむち打ちながら東大寺大仏殿へ。さあご対面。

奈良の大仏。でかい

「うわあ~、大きいなあ。千年以上も前に作られたって、すごいなあ~」
と子どもたちもビックリ。私も改めてその大きさに驚いた。千年以上前に、よくこのような大仏を作ったものだ。
 子どもたちは、定番の大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴をくぐった。無病息災の御利益があるそうだ。

余裕でクリア

手もでかい

【奈良と言えばやはり鹿】
 子どもたちは、この頃になって、ようやく鹿に慣れてきた。まだへっぴり腰ですが…。

ちょっとへっぴり腰ですが…

 かなり疲れたが、頑張って近鉄奈良駅まで戻り、うどん・そばを食べて帰路についた。子どもたちははじめての、私は30数年ぶりの、妻は中学の修学旅行以来の奈良観光を楽しんだ。
 京都よりも古い都、奈良。また行こう。

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