2016年12月17日土曜日

【中央競馬予想と与太話】朝日杯フューチュリティS(2016)~36年前と比べてみると~

 今週は朝日杯フューチュリティステークス。阪神に来てから3回目になる。過去2回はいずれも1番人気馬が連対したが、馬券圏内に二桁人気馬が突っ込むというヒモ荒れの結果。今年も人気薄の激走があるのだろうか。

 今年は牝馬のミスエルテが1番人気になりそうだ。このレースは長らく牡馬・セン馬限定だったこともあり、牝馬が勝ったのは1980年のテンモンにまでさかのぼるのだそうだ。
 その1980年のレースはどんなレースだったのだろうか。勝ったテンモンは4番人気で島田功騎手が鞍上だった。さすが「牝馬の嶋田」である。2着に2馬身半差とあるから、完勝だったのだろう。その2着が人気薄11番人気のスズフタバ。そこからハナ差の3着が1番人気のヘーゼルブロンドで、この馬も牝馬。何と、この年も牝馬が1番人気だったのだ。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの18頭が勢揃い。本命は◎ダンビュライト。新馬を勝ってひと息入れた前走は重賞で2着。勝ち馬のブレスジャーニーが次走の東スポ杯も制しているのを物差しにすれば、この馬の実力もなかなかのもの。その前走は直線でヨレたので3着馬をかわすのが精一杯だったが、それがなければ接戦だっただろう。今回はまっすぐ走ってほしい。
 推奨穴馬はアメリカアズカップ。2戦2勝の馬の人気がない。音無丼がないか。

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