今週はオークス。ご存じ、牝馬の世代ナンバーワン決定戦である。
今年の桜花賞は8番人気のレーヌミノルが制して波乱を呼んだ。レーヌミノルは夏の小倉でデビューした馬だ。小倉デビューの馬が桜花賞を制したのは、1943年のミスセフト以来(驚)で、夏の小倉デビュー馬は初勝利だったそうだ。
そこで、小倉デビューのオークス馬がいるのか調べてみたところ…いたいた。該当馬は2頭(他にもいたらごめんなさい)。そのうちのダンスパートナーは冬の小倉でデビューした馬なので、夏の小倉でデビューしたオークス馬は1頭だけだ。
その馬の名はエイシンサニー。オークスを勝ったときの馬体重が414 kgという小さい馬で、オークスが実に14戦目。いまでは考えられないローテーションだ。夏の小倉でデビューして3走したが、なんと未勝利。その次の4戦目で初勝利をあげた。使って使って力をつけていった馬だったのだろう。
レースにいってみたい。
前振りとは関係なく、本命は◎モズカッチャン。オークスは意外に別路線組の活躍が目立つレースだ。最近5年で、桜花賞組が1、2着を占めたのは2回。残りの3回はフローラSか忘れな草賞を使った馬が連に絡んでいる。今年のフローラSを制したのがモズカッチャン。1~3番手の馬が2~4着に残る前有利の展開のなか、中団から内をグイッと伸びた。決してフロックではなかろう。ここでも通用。
推奨穴馬はハローユニコーン。馬体が戻っていれば怖い。
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