2022年1月25日火曜日

【読書メモ】諫山創『進撃の巨人』(講談社コミックス)

 噂に違わぬ名作。久々にマンガを一気読みした。
 「人を食う巨人」というホラーな見かけはフェイク。その本質は、謎が謎を呼ぶ、巧妙に仕立てられたミステリーだ。何が虚で何が実なのか、誰が味方で誰が敵なのか。世界観が何度もひっくり返る。
 また、仲間との友情や絆もしっかり描かれており、少年マンガの王道と、緻密なストーリーが見事に両立されている。人気が爆発したのも納得の作品だった。

 ただ、『鬼滅の刃』を読んだときにも思ったのだが、絵が分かりにくいような?… 登場人物の見分けがつきにくいのは、私が年を取ったせいなのだろうか…。

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