新宿を根城にする中国マフィアの間を、するすると生き延びてきた男が主人公。新宿に流れ着いた謎の女と自分の身を守るため、台湾、北京、上海のグループと丁々発止の駆け引きを繰り広げる。生き馬の目を抜くとはこのこと。裏切りや下克上は当たり前。生き抜いた者が正義なのだ。
思って作風とは違ったが、それもよかったのか、どっぷりのめり込んだ。シリーズ化、映画化も納得の大活劇。
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加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。 このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。 別荘地で起きた連続殺人事...
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