主人公の探偵が、脅しなどに決して屈することなく、身の危険を顧みず謎を追う。半日に1回は絶体絶命のピンチが訪れるが、銃弾が脳天をかすめて何とか切り抜け、傷だらけで帰還。ぼろアパートで美女としけ込むと、休む間もなく次の標的へ。
最後のオチはなんとなく読めたが、しっかり話も閉じて、探偵はまた次の旅に出る。古き良き、ザ・ハードボイルド小説だ。
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加賀刑事シリーズ、最新第12作。娘が学校の図書館で借りてきてくれたので、文庫化前に読むことができた。 このところ、加賀の人生に絡んだ話が多かったが、シリーズの原点回帰。加賀は探偵役に徹して事件を推理する。いかにもミステリーなミステリー小説だ。 別荘地で起きた連続殺人事...
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