勝手にミステリーと思っていたら、全然違って、ばりばりの青春小説だった。高校の部活男子の青春生活を鮮やかに描いた作品だ。テニスに打ち込む男子高校生たちの躍動ぶりが目にまぶしい。
一方で、著者の文学好きが、主人公を通して語られるところもスパイスがきいている。要所要所で、文学作品や誌や絵画が登場するのだ。
若者たちのまっすぐな心に元気をもらった。ただ、自分自身を投影するのではなく、子どもを応援するような気持ちで読んでしまう自分が少し悲しい…。

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