就活の集団面接で起きた「事件」の犯人は誰なのか。半分ほどのところで
「そう来るか。でも、それはちょっと無理があるんちゃうかなあ」
と上から目線で読んでいたら、そんなことはお見通しとばかりに話は一転。後半は一気呵成に終着点へ。やられました。
意図してミスリードさせるのが巧みで、何度も前提がひっくり返る。道尾秀介氏の小説を思い出した。
一面だけを切り取ってミスリードさせるのがいかに簡単か、改めて教えてくれる小説だ。テレビや新聞で見ることは、物事の一面に過ぎないことがよく分かる。
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