そんな土曜は東京でクイーンカップが組まれており、京都のメインは洛陽ステークス。
クイーンCは今回で52回目を迎える、意外に歴史のあるレースだ。この時期の3歳中距離重賞のレベルが上がっているのは牡馬と同様で、近年は続々とGI馬を排出している。
歴代勝ち馬の中で印象に残っているのがエイダイクイン。メジロマックイーンの初年度産駒で、この馬が出てきたときにはマックイーンが種牡馬として成功することは間違いないと思ったのだが、そうはならなかった。
しかしその後、メジロマックイーンは母の父としてドリームジャーニー、オルフェーヴルの兄弟とゴールドシップを排出した。父系が断たれたのは残念だが、その血は脈々と受け継がれていくことだろう。
エイダイクイン。netkeiba.comより
レースにいってみたい。
フルゲートの16頭が揃った。この時期の重賞で4頭も除外馬が出るのは珍しい気がする。
本命は◎フローレスマジック。前走はGI 2着馬のリスグラシューには届かなかったが、最速の上がりで半馬身差まで詰め寄り、3着には3馬身半の差をつけた。府中の1600 mは走り慣れた舞台。アドマイヤミヤビを選んだルメール騎手をギャフンと言わせてほしい。
推奨穴馬はアエロリット。穴というほどではないが、人気の盲点になりそう。あと、1戦1勝の4頭は押さえておきたい。中でも気になるのはセイウンキラビヤカ。
洛陽Sは◎ケントオーを狙う。前走は着順こそ悪いが、それほど負けていない。重馬場適性を見込んでの本命。
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