2014年7月23日水曜日

浜名湖 舘山寺(かんざんじ)温泉に行ってきた 一日目 ~小1と年少の子どもを連れて、おじいちゃんの古希のお祝いに~

 この前の三連休(2014/7/19~21)に小1(6歳)と年少(4歳)の子どもを連れて、浜名湖の舘山寺(かんざんじ)温泉に行ってきた。私の父が古希(70歳!)を迎えるにあたり、兄弟3人とその家族の総勢12名が集まり、お祝いの旅行をしたのだ。
 いままで舘山寺温泉の存在を知らず、旅行会社の勧めでここに決めたのだが、これが正解だった。温泉宿、遊園地、マリンレジャー、博物館などが狭い範囲にまとまっており、とても動きやすい。幼児から大人まで退屈せずに過ごせるし、もちろんウナギも美味しい。子どもを含めた多人数の旅行にはぜひお勧めである。

◆初日(7/19)◆
 わが家は車で舘山寺に向かった。新名神を通って、3時間強だ。
 途中で妻の実家を通るので、妻の両親と昼食を取ることにしていた。目的地近くまで来たところで豪雨にあったが、何とか到着。トランクの中にまで水が入ってくるほどの大雨だった。日本の気候が変わってきているのだろうか。
 ずぶ濡れになりながら店に駆け込み、妻の両親と合流。お元気そうでよかった。


 昼食をとったお店は、女将さんらしき人が西洋の方だった。ルーマニア出身で、日本に来てから10数年になるそうだ。しきりに
「最近は雷が増えてきた」
と言っていた。なかなかユニークなお店で、味もよかった。

海鮮料理 うわかい 本店

 再び浜松を目指す。カーナビのお陰で迷うこともなく、無事にホテル九重に到着。部屋に荷物を置き、さっそく大浴場で汗を流す。大きいお風呂はやっぱり気持ちいい。海外旅行も楽しいが、お風呂の楽しみがあるのが国内旅行のよいところだ。

 晩ご飯は宴会場でお祝い。料理は海の幸を中心とした会席料理だ。浜名湖は海も近く、魚介類が美味い。子どもたちには子ども用メニューが提供される。カレーライスやピザも美味しかったが、秀逸だったのが牛ステーキ。隣町の三ヶ日産の牛肉だそうだ。これは絶品だった。浜松といえばウナギだが、三ヶ日牛もぜひお薦めである。


 子どもは、わが娘の6歳を筆頭に、4歳、もうすぐ3歳、0歳の4人。途中でぐずったり泣いたりして退場者が出るかと思いきや、みんな最後までいることができた。みんな、よく頑張った。

 晩ご飯の後はビンゴ大会に参加。1枚500円でビンゴカードを購入する。娘か息子のどちらか一人くらい、何か当たればいいなあと思っていたら、何と二人同時に第4位でビンゴ達成。見事に賞品をゲットした。二人ともなかなかの強運の持ち主のようだが、子ども時代に運を使い果たさないよう気をつけてほしい。


 二日目へ続く。

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2014年7月18日金曜日

【予想と与太話】函館記念、函館2歳S、マレーシアC(2014)~マラヤンRATを知っているか~

 例年通り、祇園祭の山鉾巡行が終わると、梅雨明けの気配。連休明けには梅雨明け宣言となりそうだ。その連休は旅行に出かけるので、土・日の分をまとめて書いておく。

 今週の中京はアジアウィーク。現在は中京、小倉、札幌で持ち回りとなっているらしいが、かつてはずっと夏の中京で行われていた。ダビスタによってその頃の競馬カレンダーが染みついている私には、アジアウィークは中京がしっくりくる。
 当時はマラヤンレーシングアソシエーション(マラヤンRA)トロフィーというレースがあった。調べてみると、当時はシンガポールとマレーシア両国の競馬を統括するマラヤンRAという団体があり、それがレース名となっていたようだ。懐かしい。

 そんな土曜の中京メインはマレーシアC。前述のマラヤンRAは、現在はマレーシアとシンガポールに分かれたそうだ。
 本命は◎クランモンタナ。ムラ駆けだが、左回りも渋った馬場も得意。思ったよりも人気しそうなのは誤算だが、競馬は当たってナンボ。初志貫徹。
 推奨穴馬はナシ。少頭数でもあり、人気どころで決まると見た。

 土曜は函館2歳S。この時期の2歳戦は力の比較が難しく、何が来ても驚けないのだが、その割には例年堅く収まっている。
 本命は◎クールホタルビ。中央場所(阪神)での勝ち鞍を信頼。名前もいい。

 日曜は函館記念。函館の名物レースだ。
 本命は◎アドマイヤタイシ。長期休養空け2戦目の前走で、きちんと変わり身を見せた。3走目でさらに前進を期待。重賞未勝利のお陰でハンデも恵まれた。ただ、大外枠は痛い。

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2014年7月16日水曜日

小1の娘がピアノを始めました ~想像以上にたいへんだ~

 娘は今年(2014年)の春に入学したばかりのピカピカの小学1年生だ。小学生になるにあたり、習い事を検討していると
「ピアノがしたい」
と本人が言い出した。親に勧められる習い事よりも、本人が言い出したことを尊重しようと、やらせてみることにした。

 5月から、近所の個人レッスンに週1回(30分で1000円)通っている。優しい先生で、レッスンはとても楽しいらしい。何よりだ。
 一方、たいへんなのは練習である。一週間に30分ではうまくなるはずなく、毎日の練習が重要なのだ。聞いてはいたが、これが想像以上にたいへんだ。子どもももちろんだが、親にもかなり負担がかかる。これからピアノをさせようという人は、そのあたりをよく調べ、覚悟を決めてから始めることをお勧めする(ピアノ経験者には釈迦に説法だろうが)。

 小学1年生が毎日練習するのはかなりキツいと思うのだが、娘はほぼ毎日頑張っている。親が声を掛けないと始めない日や、渋々の日も多いが、自ら「やる」と言い出したことに対して責任を取ろうとしているようだ。偉い。
 ただ、ピアノはまだ買っておらず、私が学生時代に購入したキーボードを使っている。今はこれで何とかなっているが、近いうちに電子ピアノを買うことになるだろう。お勧めのメーカーなどがあれば教えてほしいものだ。

 習い始めてから2カ月半。すでに両手を使って弾いており、それなりの音楽になっている。子どもは上達が早い。
 娘は手が上手に動かないことよりも、楽譜がスラスラ読めないのがストレスらしい。母親はピアノ経験者で楽譜が読めるので「簡単でしょ」と言うのだが、娘にはそれがまたカチンと来るようだ。私も楽譜が読めないので娘の気持ちはわかる。でも、すぐに読めるようになって
「お父さん、楽譜なんて簡単やのに、何で読めへんの」
何て言ってきそうだ。

 現在、10月の発表会に向けて毎日コツコツと練習を続けている。頑張れ。

6歳、小1、ピアノ

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2014年7月13日日曜日

【予想の回顧】プロキオンS、七夕賞、豊明S(2014)

 中京メインはプロキオンS。
 本命◎ベストウォーリアの単勝はなんと1.9倍。ちょっと人気しすぎのような。中団に構え、4コーナー手前から進出を開始。外へ持ち出すとグイグイ伸びて、粘るキョウワダッフィーをクビ差かわしたところがゴール。1.9倍ほどの勝ちっぷりではなかったが、人気に応えた。馬券は馬連を取ったが、1、2番人気の決着ではトントン。

 七夕賞の本命はラブリーデイ。4、5番手と予定通りの位置取りだが、手応えが悪い。直線も伸びずバテずという感じで6着。物足りない走りだった。疲れがあるのか。
 メイショウナルトが勝ったことには驚いたが、5番人気だったことにはもっと驚いた。みんなよく見ているなあ。

 土曜の中京メインは豊明S。
 ◎モグモグパクパクは中団から。予想よりも後ろの位置取りだ。直線はそれなりに伸びたが5着まで。見せ場はなかった。4コーナーで、ややゴチャついたが、それがなくても勝ち負けまではなかっただろう。

 今週は3戦1勝で、1勝もトントン。他のレースもチョロチョロでややマイナス。そろそろ梅雨も明けるし、スカッと勝ちたいところ。

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2014年7月12日土曜日

【予想と与太話】プロキオンS、七夕賞(2014)~秋にはGI戦線へ~

 今週は中京でプロキオンS、福島で七夕賞が行われる。
 プロキオンSは中京に移ってから3回目。プロキオンは冬の大三角形を作る星のうちの一つなのだが、このレースはなぜか夏に行われる。季節は真逆だが、夏の中京の重賞として定着してほしいものだ。一方の七夕賞は福島の名物レースとして定着している。やはり7番の馬や枠連7-7はよく売れるのだろうか。

 レースにいってみたい。
 今年のプロキオンSは夏のローカル重賞にしてはメンバーが集まった。ここをステップに、秋にはGI戦線をにぎわす馬が出そうだ。
 その中から、本命は◎ベストウォーリア。フェブラリーSでこそ歯が立たなかったが、4歳の2月なら仕方ない結果か。ここは通過点にして、秋にはGIを狙える馬になってほしい。
 推奨穴馬はシルクフォーチュン。ダートに戻って。

 七夕賞は◎ラブリーデイ。前走がちょっと期待はずれだったが、0.2秒差なら悪くない。

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2014年7月11日金曜日

【予想と与太話】豊明S(2014)~昇級初戦の降級馬?~

 台風一過、週末は真夏を思わせる炎天下となりそうだが、来週はまた雨模様らしい。梅雨の合間の好天で競馬が行われるのは何よりだ。土曜には娘の児童クラブのお祭りもあるし、週末の天気がよいのはありがたい。

 そんな土曜の中京メインは豊明S。中京競馬場が豊明市にあるので、このレースがメインに組まれているのだろう。来週の3連休は豊明ICで高速を降りて食事をする予定があるのだが、競馬をする時間はなさそうだ。残念。

 レースにいってみたい。
 この時期の準オープン戦はまだまだ降級馬が有利。本命は◎モグモグパクパク。春まではオープンで走っていたが、2階級降格して1000万クラスへ。そして降級初戦の前走をあっさり勝ち上がった昇級馬だ。昇級馬なのか降級馬なのかよく分からないが、ハンデ57 kgが示すとおり、ここでは力が上と見た。内目の枠は誤算だが、どこかで外に出せないか。豊騎手頼みまっせ。
 推奨穴馬はビキニブロンド。これまでほぼ1200 mを専門に使われてきた馬だが、距離延長が吉と出れば怖い。

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2014年7月9日水曜日

書評 冲方丁『光圀伝』(角川書店)

「黄門様」のイメージがひっくり返った。


 水戸黄門の愛称(?)でおなじみの徳川光圀の一生を描いた大作。テレビドラマの影響で
「隠居した老人」
というイメージが強いが、よく考えてみればあれは隠居後の姿であり、若かりし頃のことはよく知らなかった。その姿を教えてくれるのが本書である。
 本書を読んで「隠居した老人」のイメージは一変した。こんな骨太で熱い人生を送った人だったとは知らなんだ。

 光圀は徳川家康の孫であり、御三家の一つである水戸徳川家の二代目なのだが、三男なのだ。なぜ兄を差し置いて光圀が世継ぎとなったのか。光圀はこの大きな悩みを抱えたまま青年期を送る。長じて藩主となってからは、学問を推奨し、歴史書の編纂などを押し進める。また、幕府のご意見番として一目置かれる存在にもなる。
 若かりし頃は傾奇者(かぶきもの)としてヤンチャを繰り返した光圀が、たくさんの同志を得て成長し、強烈な個性として結晶していく様子は読み応えたっぷりだ。

 冲方氏の代表作『天地明察』(こちらもお勧め)の書評では「見込まれ力」について書いた。上司、先輩、友人、同僚などに見込まれて前進していく主人公(光圀伝にも登場する渋川春海)の姿に共感を覚えたのだ。
 本書でも、光圀はたぐいまれな「見込まれ力」を発揮して人生を切り拓いていく。しかしそれに留まらず、後半生では大名として、父として、先達として、さまざまな人物たちを見込み、引っ張り上げ、後世を託す。人の上に立つという重責を担うには、この「見込み力」が必須なのだ。
 名選手は名監督ならずという言葉もあるように、見込み力と見込まれ力を兼備するのは難しい。光圀は、まさにこの二つを併せもつ名君だったのだろう。私も40歳を過ぎ、そろそろ見込み力を研鑽する時期になってきたのかもしれない。光圀を見習っていきたいものだ。

 うがった見方かもしれないが、現在の団塊の世代の人たちは、どうも「人を見込んで抜擢し、後世を託す」という作業を怠っているように見える。そのような人たちばかりではないのだろうが、そういう傾向が強いような…。これは団塊ジュニア世代のひがみなのだろうか。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...