2015年10月4日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年10月3・4日~久々のピザ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は土曜の昼に外食したので3食分。息子のリクエストでピザを作った。

 10月3日(土) 

◆晩ご飯◆
 息子が選んだ「今週の魚」はイサキ。2枚に下ろしてもらい、半身を刺身にした。メインはバロー名物、18円コロッケ。また、栗が並びはじめたので栗ご飯を作った。
 今週の作り置きメニューは自家製ソーセージ。オーブンレンジの自動調理メニューだ。

<コロッケ>
<イサキの刺身>
<サラダ>
<栗ご飯>
<潮汁>
<自家製ハム>

―評 価―
 イサキは身が柔らかく、皮をはぐのに苦労したが、新鮮で美味しかった。昼にラーメンをたらふく食べたので、やや苦戦。

 10月4日(日) 

◆昼ご飯◆
 昨日のイサキはバターでソテーした。ジャガイモが残っていたので、ポタージュに。

<イサキのバターソテー>
<ジャガイモのテキポタ>
<サラダ>
<栗ご飯>
<自家製ハム>

―評 価―
 栗ご飯が大好評。昨晩はお腹が重かったので反応がいまいちだったが、今回はさくさく食べた。イサキも好評。付け合わせはナスとエノキ。
 自家製ハムは、息子が「変なにおいがする~」と拒否反応。ニンニクのにおいがきついのだろうか。

◆晩ご飯◆
 息子のリクエストでピザ。生地は既製品を使った。ベースはトマトソースとホワイトソースの2種類。自家製ソーセージ、マッシュルーム、甘トウガラシ、パプリカ、ナスをのせて焼いた。しじみ汁との組み合わせは、意外に違和感がなかった。
 ちょっと少なめだったので、煮卵も作った。糸コンニャクとエノキとともに煮込んだ。

<ピザ>
<煮卵>
<サラダ>
<しじみ汁>
<自家製ハム>


―評 価―
 ピザはやはり大好評。あっという間に平らげた。煮卵も好評。これだけパクパク食べてくれると、作りがいもあるというものだ。

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【予想の回顧】スプリンターズS、ポートアイランドS、シリウスS(2015)

 今週はスプリンターズS。
 ◎ミッキーアイルは落ち着いていい雰囲気。レースでは抜群のスタートを切ると、先行勢の後ろへ。しかしここで浜中騎手が促すと、必要以上に行きたがり、先頭に並びかけてしまう。直線ではギリギリまで追い出しを我慢して、残り200 mあたりで抜け出した。
「そのままっ」
と声を出したが、残り100 mでドドッとかわされて僅差の4着。惜しかった。向こう正面で行きたがってしまったのが、最後の踏ん張りに影響を与えたか。
 勝ったのはストレイトガール。内枠から少し外に持ち出し、はかったように差しきった。今年に入ってGI2勝目。最優秀短距離馬の有力候補に浮上した。

 阪神ではポートアイランドS。
 ◎フルーキーは4、5番手から持ったままで直線を向くと、馬群の間をついた。内の馬が外によれてきてパッチンを食らったが、そこから再びグイと伸びて見事に1着。不利を跳ね返しての勝利は、着差以上の完勝だった。
 しかし、馬券は2着のマイネルホウオウを押さえておらず、ハズレ。

 土曜は阪神でシリウスS。
 ◎ナムラビクターは、ゲート入りをおおいにゴネる…。ゲートをいやがる馬は(ゲートの中に長くいるのがイヤなので)いいスタートを切ることが多いのだが、大きく出遅れ…。悪い意味で独壇場だ。
 レースでは、ほぼ最後方から徐々に差を詰めるが、それでも直線入り口では前と大きく離れている。
「はあ~」
とため息をついていると、坂のあたりからグイグイと差してきた。
「え? お? いけるの? 差せ、差せ~」
という声もむなしく、アタマ差の3着まで。
 ゲート入りでイライラさせて、スタートで落胆させて、直線でドキドキさせて、盛りだくさんだったが、馬券はハズレ。まるで砂のゴールドシップだ。

 今週は3戦0勝。GI開幕週からつまずいた…。

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2015年10月3日土曜日

【予想と与太話】スプリンターズS、ポートアイランドS(2015)~さすが日本の土木技術~

 今週は秋のGI開幕戦、スプリンターズS。夏が終わってすぐの時期なのに、意外にもサマースプリントのチャンピオンがこのレースを制したことはまだない。やはり、夏競馬と秋のGI戦線は別物ということなのだろう。

 一方、その裏番組の阪神メインはポートアイランドS。地味やなあ…。いつも思うのだが、GIの裏番組は名前だけでももう少し考えることはできないのだろうか。
 ポートアイランドとは神戸の三宮の沖にある人工島。たしか、私が小学生のころにできたはずだと思って調べてみると、1981年に誕生したそうだ。

神戸ポートアイランドまるわかりサイト

当時はポートピアランドという遊園地があるなど、レジャーな感じの島だった。いまはマンション、ホテル、病院などの居住区と、大学、研究施設、空港などの区域に分かれた、非常に整備された島に発展している。神戸の震災で一部が崩れたなどという話も聞かないし、丈夫に作ってあるのだろう。日本の土木技術、さすがである。

 レースにいってみたい。予想はGIを中心に。
 群雄割拠と言うべきか、ドンクリの背比べと言うべきかは微妙だが、混戦なのは間違いない。馬券的にはたいへん面白いメンツが揃った。
 本命は◎ミッキーアイル。NHKマイルCの覇者であるが、当時から距離が懸念されていた馬だった。やはりと言うべきか、古馬になって1200 mに使われ出し、適性を見せてきた。休み明けはむしろ得意。もまれ弱い馬なので枠もいい感じ。外にコパノリチャードがいるのがやや気がかりだが、それさえ上手く捌ければ。
 推奨穴馬はウキヨノカゼ。前走をフロック視していると痛い目に遭うかも。

 ポートアイランドSは人気でも◎フルーキー。阪神は大得意。

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2015年10月2日金曜日

【予想と与太話】シリウスステークス(2015)~最長距離の重賞~

 今日は珍しく仕事で遅くなったので簡単に。
 今週で阪神・中山開催も終了。あっという間だ。

 そんな土曜の阪神メインはシリウスS。JRAのダート重賞では、現在、最も距離の長いレースである。
 本命は◎ナムラビクター。阪神ダートは3-1-2-0の好成績。ポン駆けもきく。アテにならない面はあるが、まじめに走れば。
 ダノンリバティが人気を集めそうだが、この時期の3歳馬にとって古馬の壁は厚い。右回りも距離も不安あり。いくら何でも人気しすぎのような。
 推奨穴馬はキクノソル。すんなり先行できれば。

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2015年10月1日木曜日

【書評】松尾義之『日本語の科学が世界を変える』(筑摩選書)

 日本は、母国語で科学を学べる、数少ない国の一つなのだ。



 科学ジャーナリストとして幾多のキャリアを積んできた松尾氏が、その経験を元に持論を展開した本。松尾氏は、日本は母国語、すなわち日本語で科学を学べるという世界でもユニークな国であり、それが日本の科学の発展におおいに寄与しているという。
 なるほど、確かにそうだ。世界を見渡すと、母国語で科学を学べるのは高校レベルまでで、その後は英語を通して学ぶ国が大半なのだ。
 しかし一般的には、それは否定的に取られることが多い。日本人は英語が苦手だから、わざわざ日本語に翻訳し、それで勉強するのだと。それに対して諸外国は、どんどん英語教育を進め、大学生になれば英語で科学を学んでいる。それを見習うべきではないかと。
 松尾氏は、それに真っ向から異を唱える。日本の科学は世界でも非常にユニークであり、それはたとえばノーベル賞受賞者が非欧米国では圧倒的に多いことからも明らかである。日本の科学は遅れているどころか、独自の視点をちゃんと持っている。その根幹をなしているのが「日本語で科学する」ことなのだと。

 「母国語で科学できる」ことが、日本の科学の独自性を高めていることは事実だろう。ところがこの「独自性」はくせ者で、これもよい意味にとられないことが多い。「独自性」は裏を返せば非グローバル、すなわちガラパゴスなのだ。
 しかしここでも松尾氏は異を唱える。非グローバル、ガラパゴスだからこそ、日本の科学はよい意味でユニークなのだと。(しつこいが)ノーベル賞受賞者がたくさんいるのがその証拠だと。

 この松尾氏の主張には、おおむね同意である。たしかに、英語の専門書を読むよりも、日本語で読むほうが頭に入る。また、日本語でインプットした知識は、日本語で思考することができる。ディスカッションも、日本語でできる。これが日本の科学の独自性を高めているのだろう。

 というように、私は大枠では同意なのだが、残念ながら松尾氏の主張を証明することはできない。
「日本に日本語で科学する文化がなかったら、日本の科学はどうなっていたか」
を証明する手立てはないのだ。もしかしたら、英語で科学をしていたら、日本はもっとたくさんノーベル賞を取っていたかもしれない。

 科学の世界を扱った本でありながら、その主張が科学的ではない(証明不可能な)ところが皮肉だが、これは仕方ない。「幽霊がいないこと」を科学的に証明できないのと同じようなことなのだろう。
 松尾氏の主張に同意するかどうかは、科学的な観点からではなく、感性でしか判断するしかなさそうだ。科学も人の営みなのだ、ということなのかもしれない。




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2015年9月30日水曜日

【書評】川口マーン恵美『住んでみたヨーロッパ 9勝1敗で日本の勝ち』(講談社+α新書)

「嫌外国、好日本」的な右寄りの本かと思っていたのだが、そうではなかった


 『住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち』に続く「日本の勝ち」シリーズ第2弾。第1弾は読んでいないのだが、ベストセラーとなった理由がよく分かった。
 第1章から順に、治安、リズム感、風景、動物虐待、公共工事、食品偽装、宗教事情、歴史認識について、日本とヨーロッパ(主にドイツ)を比較する。川口氏の巧みな筆捌きと、ドイツはシュトゥットガルト在住者ならではのリアルな知識や経験とにより
「なるほど、日本の勝ちだなあ」
と思わせられる。そう、日本はとてもよい国なのだ。

 最初は、近ごろ流行りの「嫌外国、好日本」的な右寄りの本かと思っていたのだが、そうではなかった。それは、川口氏が「嫌独、嫌欧州」ではないからだろう。「9勝1敗」などと言いながら、現在もドイツに住んでいるように、ドイツやヨーロッパに対する愛情が垣間見えるのだ。だから読んでいてイヤな気分にならない。
 また、ドイツやヨーロッパの現状や歴史に対する見識も高く、それも気持ちよく読める理由の一つだろう。

 後半の章ではオペラ、同性愛者、移民・難民、EUなどをテーマにヨーロッパを考察していく。とくに移民・難民については、まるで予言のように現在の状況を予測している。識者には、いずれこうなることは分かっていたのかもしれない。
 一部、川口氏の個人的な見解に過ぎるのでは…という記述も見られたが、個人が書いたものなのだからそれも当然ということにしておきたい。楽しく読めた。

 また(月並みな褒め言葉になってしまうが)文章がとても上手い。分かりやすい文章で、ユーモアを絡めながら、理路整然と語られる。知識がいくら豊富でも、それを伝える能力はまた別なのだが、川口氏はその両方をもっている。これからもヒットを飛ばしていく書き手に違いない。




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2015年9月28日月曜日

お墓参りに行ってきた~往復7時間のドライブ~

 シルバーウィーク5連休の4日目に、お墓参りに行ってきた。
 7月にも行ったのだが、そのときは車の故障で引き返すというアクシデントに見舞われた…。そのリベンジも兼ね、お彼岸にリトライした。

 わが家のお墓は父の出身地である兵庫県美方郡香美町の山の中にある。私が小学生のころは、まだ祖父母がそこに住んでおり、夏休みに泊まりに行くのを楽しみにしていたものだ。その時分からかなり田舎だったのだが、いまはさらに過疎化が進んでいるようだ。これから、どうなっていくのだろうか。


 それはさておき、娘(小2)は3歳のときに一度行ったきり。息子(年中組)は初めてのお墓参りだ。いざ出発。渋滞が心配されたが、昔に比べて道路事情もよくなり、スムーズに到着。
 まずは祖父母の家、すなわち父の生家のあったところへ。家は数年前に取り壊したので、いまは更地だ。


 弟と一緒に虫取りや魚釣りをした記憶が蘇る。娘が
「きれいなところやなあ」
と言ってくれたのが嬉しかった。
 続いてお墓へ。車で10分ほどの山の斜面に、先祖代々のお墓がずらりと並んでいる。江戸時代から続いているものらしく、墓石には「文永」とか「慶長」などという年号が刻まれている。
 その一番上、最も新しいところに祖父母(子どもたちにとっては曾祖父母)のお墓がある。下の写真は、前回(娘が3歳のとき)に行ったときのもの。


 いずれは両親もここに入るのだろう。私も(妻も)ここに入ることになるのだろか。私の代でお墓を移すことになるかもしれないし、子どもたちが私の死をきっけかに動かすかもしれない。もしくは、もうしばらくここに居座る可能性もある。今すぐ結論を出す必要はないが、いずれ決断しなければならないのかなあ。
 お墓に参ってお線香を供えたあとは、地区の集会所の遊具で少し遊んでから帰路についた。


 帰りは和田山の出石そばの店で昼食。子どもたちは(大人もですが)生卵やとろろをつゆに入れて食べる皿そばが、非常に気に入ったようだ。最後は近くの道の駅で白イカ(ケンサキイカ)を買って帰った。


 道路事情がよくなったとはいえ、往復7時間のドライブは一日仕事だった。妻も、娘も、息子も、お疲れ様でした。ありがとう。祖父母も、ご先祖様たちも、喜んでいることだろう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...