シルバーウィーク5連休の4日目に、お墓参りに行ってきた。
7月にも行ったのだが、そのときは車の故障で引き返すというアクシデントに見舞われた…。そのリベンジも兼ね、お彼岸にリトライした。
わが家のお墓は父の出身地である兵庫県美方郡香美町の山の中にある。私が小学生のころは、まだ祖父母がそこに住んでおり、夏休みに泊まりに行くのを楽しみにしていたものだ。その時分からかなり田舎だったのだが、いまはさらに過疎化が進んでいるようだ。これから、どうなっていくのだろうか。
それはさておき、娘(小2)は3歳のときに一度行ったきり。息子(年中組)は初めてのお墓参りだ。いざ出発。渋滞が心配されたが、昔に比べて道路事情もよくなり、スムーズに到着。
まずは祖父母の家、すなわち父の生家のあったところへ。家は数年前に取り壊したので、いまは更地だ。
弟と一緒に虫取りや魚釣りをした記憶が蘇る。娘が
「きれいなところやなあ」
と言ってくれたのが嬉しかった。
続いてお墓へ。車で10分ほどの山の斜面に、先祖代々のお墓がずらりと並んでいる。江戸時代から続いているものらしく、墓石には「文永」とか「慶長」などという年号が刻まれている。
その一番上、最も新しいところに祖父母(子どもたちにとっては曾祖父母)のお墓がある。下の写真は、前回(娘が3歳のとき)に行ったときのもの。
いずれは両親もここに入るのだろう。私も(妻も)ここに入ることになるのだろか。私の代でお墓を移すことになるかもしれないし、子どもたちが私の死をきっけかに動かすかもしれない。もしくは、もうしばらくここに居座る可能性もある。今すぐ結論を出す必要はないが、いずれ決断しなければならないのかなあ。
お墓に参ってお線香を供えたあとは、地区の集会所の遊具で少し遊んでから帰路についた。
帰りは和田山の出石そばの店で昼食。子どもたちは(大人もですが)生卵やとろろをつゆに入れて食べる皿そばが、非常に気に入ったようだ。最後は近くの道の駅で白イカ(ケンサキイカ)を買って帰った。
道路事情がよくなったとはいえ、往復7時間のドライブは一日仕事だった。妻も、娘も、息子も、お疲れ様でした。ありがとう。祖父母も、ご先祖様たちも、喜んでいることだろう。
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