2017年9月11日月曜日

息子が野球を始めました【小学1年生】

 今年の4月から息子が野球チームに入った。1学年上の友だちがチームを変わるときに「一緒にどう?」と誘われたのがきっかけだ。スポ少のような当番はなく、月謝も1000円だという。息子も「やってみたい」というので入部した。私がよく中継を見ているので、息子は野球には興味があったし、何となく程度にはルールも分かっていたのだ。

 練習は木・土・日。木曜は親の仕事の都合で無理なので、土曜か日曜のどちらか1日だけ参加するところから始めた。
 いざ練習へ。ところが、野球の基本であるキャッチボールがまともにできない。左手だけで球を取ることができないのだ。小学1年では握力が足りないのだろう。投げるのも、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。打つほうも、バットが重くて、バットに振られている状態。もう少し筋力をつけないと、打つのも守るのも難しそうだ。

練習風景。うしろに見えるのは比叡山

 週末には、たまに私と一緒に公園で少し練習もした。少しずつはマシになっていったかな…。
 そんなこんなで夏へ。甲子園が始まり、息子がハマった。そのお陰でルールの理解がかなり進んだ。さらにはアニメ「キャプテン」を見てモチベーションもアップ。夏休みの終わりからは、土・日ともに練習に参加する週も増えてきた。9月になったいまもやる気満々で、張り切って練習に通っている。ぜひこのモードを続けてほしいものだ。
 Tシャツとキャップはチームの指定のものを購入。さらにバット、ズボン、ストッキング、スパイクも買い、ひと通り揃った。

ユニフォーム一式が揃った

 しかし、当番がないとはいえ、グランドまで息子を連れて行くのはけっこうな手間だ。会場は決まっておらず、いろいろなところで練習がある。わが家は車を持っていないので、自転車や電車を使ったり、友だちの車に乗せてもらったり(いつもすみません…)して何とかやりくりしている。
 われわれの時代は、友だちで集まって自転車でワイワイ通ったものだが、1年生だとそうもいかないか。しばらくは送り迎えが必要なようだ。3、4年生くらいになれば、自分たちで通ってほしいものだが、いまの時代は親の送り迎えがデフォルトなのかなあ…。
 また、チームのメンバーが増えてコーチが不足しているそうだ。私が野球経験者ということはバレているらしいので、いずれは声がかかるかもしれない…。息子は
「お父さんも、コーチに来てくれたらいいのに」
と言うのだが、ちょっとしんどいなあ…。せめて2~3年後からにしてください。

 私は中学・高校と6年間、野球部だったので、息子が野球を始めてくれたのは嬉しいことだ。わが家の週末の自由度が減ってしまったが、何かに打ち込む以上、仕方なかろう。どんどん練習して、上手になってください。
 一方、週末の家族でのお出かけが減り、小4の姉のヒマ人・グータラぶりが加速しているのが気がかりだ…。

グータラするヒマ人

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2017年9月10日日曜日

【中央競馬予想の回顧】セントウルS、京成杯オータムH、エニフS(2017)

 今週はセントウルS。
 ◎フィドゥーシアは好発からダッシュを効かせてハナへ。軽快に逃げて4コーナーでの手応えもよかったが、ラスト200 mで勝ち馬に並びかけられると、残り100 mで力尽きて9着に沈んだ。1200 mでもまだ長いのかもしれない。
 勝ったのは1番人気のファインニードルフィドゥーシアをぴったりマークし、残り200 mでこれを競り落とすと、1馬身1/4差をつけて圧勝。本番でも楽しみだ。
 2着に推奨穴馬のラインミーティアが入ったが、軸馬が沈んでは意味なし。

 中山では京成杯オータムH。
 ◎ボンセルヴィーソの3番手は予定通り。4コーナーではうまく内から進路を確保したが、そこから伸びず、11着に惨敗。前には厳しい流れになったにしても不甲斐なかった。
 勝ったのはグランシルク。中団から矢のように伸びて1馬身3/4差の完勝。惜敗を繰り返していた馬だが、勝つときはこんなものか。

 土曜はエニフS。
 ◎ウインムートは予定通りハナを切り、余力をもって直線へ。後ろがくるのを待って追い出すと、1馬身差をつけて見事に1着。人気に応えた。
 しかし、2着に行った行ったでゴーインググレートが残ってしまい、馬券はハズレ。

 今週は3戦0勝。他もチョロチョロではマイナス収支。秋競馬開幕から躓いた…。

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2017年9月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】セントウルS、京成杯オータムH(2017)~1200 mで10勝した馬~

 今週は阪神でセントウルステークスが、中山で京成杯オータムハンデが組まれている。
 セントウルSは、設立当初は1400 mだったが、2000年の第14回から1200 mに短縮されてスプリンターズSの前哨戦となった。しかし本番との結びつきはそれほど強くなく、このレースとスプリンターズSを連勝したのはビリーヴただ一頭である。
 2002年、ビリーヴは夏の小倉で準オープンを連勝し、セントウルSに出走。1番人気に応えて4馬身差の圧勝劇を見せた。そして、続く新潟で行われたスプリンターズSも1番人気にふさわしい勝ちっぷりで見事に戴冠。4連勝でGI馬となった。翌年の高松宮記念も含め、全10勝をすべて1200 mであげた快足牝馬だった。

 レースにいってみたい。
 本命はビリーヴの娘、◎フィドゥーシア。5歳にして母譲りの快足が開花。今年に入って3-1-0-1と、京都牝馬S以外はパーフェクト連対。前走は勝ち馬の強襲に屈したが、重賞で2着と力をつけている。1200 mに戻る今回は200 mの距離延長がカギ。大外枠も誤算だが、揉まれないのはよいということにしておきたい。
 推奨穴馬はラインミーティア。前走で◎を下した馬だ。

 京成杯オータムHは◎ボンセルヴィーソが本命。よい枠を引いた。

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2017年9月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】エニフS、紫苑S(2017)~エニフは見えたか~

 9月に入って徐々に気温が下がると同時に秋競馬が開幕。夏の終わりを感じる瞬間である(大げさ)。そんな阪神・中山開催初日の土曜メインは、エニフSと紫苑S。

 エニフが星の名前だと知ったのは2012年のこと。それから5年が経ち、娘は小学4年生になった。いま、理科で星座を勉強しており、先日は星座観察に付き合わされた(夏休みの宿題)。わが家は市街地のマンションなので、家からではほとんど星が見えない。そのため自転車で公園まで行って観察したところ、蚊に食われまくってしまった…。エニフは分からなかったが、北斗七星や夏の大三角形が見られたのでよしとしておこう。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mのオープン特別。本命は◎ウインムート。前々走ではじめてダートを使われると、逃げ切って圧勝。前走の交流重賞も、人気は裏切ったが3着に踏ん張った。同型不在ですんなり行けそうなここは、前々走の再現を期待。
 推奨穴馬はアールプロセス。ここ3走で2、3、4着の馬の印が薄い。

 紫苑Sは思い切って◎ジッパーレーンを狙う。有力馬が外枠に入り、荒れそうな予感。

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2017年9月7日木曜日

【映画評】ミスターベースボール(1992)

 「元」バリバリのメジャーリーガーが中日ドラゴンズに入団。最初は馴染めずにいるが、徐々に溶け込んで最後はチームの一員に…というありがちなストーリー。しかし、ありがちだからこそ、中身が問われる。その中身は…合格!
 日本とアメリカの文化や考え方の違いが、実に上手く表現されている。主人公が徐々に日本に馴染んでいく様子もいい感じだ。高倉健の寡黙で厳しい監督役もハマっている。ひねりはないが、存分に楽しめた。ラストシーンもGood!

 なかでもよかったのは、野球のシーンだ。中日ドラゴンズの本拠地は、ドームではなくナゴヤ球場。日本一汚いヤジの飛ぶ球場という声もあった名所(?)だ。そして対戦相手はDeNAではなく、大洋ホエールズ。帽子の「W」マークがなんとも懐かしい。
 一方、いまと変わらないのは、中日の宿敵が巨人であること(笑)。これは100年後も同じなのだろう。

 登場人物も舞台もほとんどが日本。字幕でなければ邦画にしか見えないだろう。主人公が名鉄で移動するシーンには萌えた(笑)。

《あらすじ》
 「元」バリバリのメジャーリーガーがヤンキースを戦力外に。そんなジャックにオファーを出したのは中日ドラゴンズ。名古屋へやってきたジャックは、文化の違い、プライドの高さ、また膝の故障を隠すことなどから、なかなか溶け込めない。
 そこに現れたのが監督の娘であるヒロ子。公私にわたってジャックの世話を焼き、監督との仲を取り持つ。
 監督と意気投合したジャックは、猛特訓を通じてチームに馴染み始める。最後にはチーム一丸となり、優勝へ突き進む。

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ランニングを始めて2カ月が経ちました【45歳のオヤジ】

《きっかけ》
 今年の6月末に、田中宏暁著『ランニングする前に読む本』(ブルーバックス)を読んだ。楽なペースで1日10分、細切れも可。このスロージョギングを3カ月続ければフルマラソンが走れるという。
 以前から運動をしたい気持ちはあったのだが、資金面でも時間の面でも制約があり、諦めていた。しかし上記の条件なら、通勤時のウォーキング(片道約2 km)をジョギングに代えればいけそうだ。資金面も、当面はランニングシューズ程度の出費で抑えられそう。というわけで、6月末から走り始めた。

《最初の1週間》
 フォームとペースがかなり気になった。「歩くのと同じ速さ」で走るのは意外に難しい。また、田中氏推奨のつま先着地走法も、意識していないとすぐにかかと着地になってしまう。ただ、体は楽だ。これなら続けられそう。
 週末は琵琶湖大橋を越えて、約3 kmを往復(計6 km)。(折り返し地点で休憩したが)5 km以上を走れたのはよかった。

《2~3週目》
 この頃からランニングアプリを使い始めた。タイムを計り始めると、速く走りたくなるのは人間の性か。「歩くのと同じ速さ」はやめた。とはいえ、まだキロ8分程度の緩いペースだ。つま先着地のフォームも慣れてきたが、ふくらはぎがかなり張る。
 2週目の週末に7.5 km走を敢行したのだが、ゲリラ豪雨に遭い、中断。雨男ぶりを発揮してしまった…。
 3週目は、はじめてひと駅手前で降りて走った(朝の2 kmとあわせて6 km弱)。翌日の土曜日は琵琶湖大橋3 kmを往復(6 km)。そしてさらに翌日の日曜日に、10 km走にチャレンジ。キロ8分をキープして完走できた。3日連続して5 km以上走り、最終日には10 kmを完走。かなり走力がついてきたような(?)。

《~1カ月》
 つま先着地をやめたら、一気にペースが上がって、ふくらはぎの張りも軽減された。やはり、走りやすいフォームがよいようだ。
 平日は通勤時の2 km×2本。このくらいの距離だと、キロ6分ほどで走れるようになってきた。
 週末は炎天下で2日連続で10 km走を行うなど、だんだんランニングにハマってきた。この距離と30 ℃を超える暑さだと、キロ7分半ほどのペース。
 しかしいま思うと、暑い時期にランニングをやり始めたのは、骨や関節的にはよかったのかもしれない。暑いとペースが落ちるので、身体への物理的な負担は軽減されたように思う。体作りにはよかったような。

《~1カ月半》
 1カ月を過ぎた頃に、15 km走にチャレンジ。炎天下、琵琶湖沿いの平坦コースを往復。キロ6分半で走りきったが、へとへとになった。現在までで、このランニングが最もきつかった。その翌日もゆっくり(キロ7分半)で6 km走るなど、スタミナはついてきたような。
 この時期は夏休みや祝日(山の日)があったので、10 km走を何本かできた。ペースはキロ7分半かもう少し遅い程度。
 そして、ちょうど1カ月半の時期に初の20 km走(ハーフ)に挑戦。またもや炎天下の琵琶湖岸往復コースだ。平均するとキロ7分で走りきったのだが、どんどんタイムが落ちていく前傾ラップ。素人丸出しのペース配分になってしまったが、よい勉強になった。

《~2カ月》
 ランニングアプリをRuntasticからRunkeeperに変えた。Runkeeperの、ペースを知らせてくれる機能に惹かれたのだ。1 kmごとに平均ペースと現在のペースを教えてくれる機能は超便利だ(通知項目は変更可能)。他の機能や使い勝手ではRuntasicが勝っている点が多いのだが、この機能があるためRunkeeperに軍配(Runtasticは有料会員になれば同様の機能が使える)。
 通勤時の2 km走はキロ5分半を切れるようになり、「走っている」感が出てきた。
 また、夏休みを利用して、2回目のハーフを走った。前回の教訓を生かし、Runkeeperの通知機能のお陰もあり、ペースを落とさずに走り切れた。ちょうどキロ7分のペース。
 アップダウンのある10~15 km走も数回行った。坂道はきつい。
 そして、ちょうど2カ月が経った頃、社員旅行を利用して、3回目のハーフ。キロ6分半で完走できた。GPSがカクカクしているので、実際の走行距離はもう少し短かかったかもしれない。知らない土地を、迷わず走れたのは幸いだった。

《まとめ》
 ランニングを始めてほぼ2カ月。酷暑の時期に3回ハーフを走ったのだから、合格ということにしておきたい。
 気温も下がってきたので、近々30 km走にチャレンジの予定だ。そして1カ月後には、マラソン大会(10 km)に参加を申し込んだ。またレポートしたい。

 田中氏の「10分走を3カ月続ければフルマラソン」は「10分走から始めて、3カ月スロージョギングを中心に継続すれば」という意味だったようだ。そりゃそうだわな…。

 当初のもくろみとは異なり、結局、特に週末はランニングのための時間を作っている。家族にはちょっと負担をかけているが、子どもたちも大きくなってきたし、そろそろこれくらいは許してくれますかね?…

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2017年9月6日水曜日

【書評】湊かなえ『豆の上で眠る』(新潮文庫)

「本物」とは何なのだろうか

 湊小説にしては、悪意指数は低め。帯には「衝撃の姉妹ミステリー」とあるが、ミステリー色もそれほど強くない。とはいえ、いつもほど毒々しくはなくても、残るのは苦い読後感。
 誘拐された娘を探す両親の、いびつな様子。こういう、ちょっとずれた、いびつな人物を描くのが湊氏はじつにうまい。そして、2年後に帰ってきた娘は、その妹にとっては偽物にしか見えない。「本物」の姉はどこへ行ったのか。
 すべての謎が明らかになったとき、改めて問われる「本物」の意味。「わたしにとっての本物の姉」はいったいどこにいるのだろうか。

《あらすじ》
 小3の姉が誘拐された。血まなこになって姉を探す両親。しかし2年後に奇跡的に帰ってきた姉は、妹にとっては明らかに「偽物」だった。ところが、DNA鑑定を含む状況証拠は、姉は「本物」だと示している。
 姉は本物なのか、それとも偽物なのか。ラストシーンで突きつけられるのは、その真偽ではなく「本物の意味」だった。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...