2017年12月30日土曜日

【お父さんの週末料理】2017年12月23・24日~クリスマスのスペシャルメニューは~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 12月23日(土) 
妻がインフルエンザでダウン。これはたいへんだ。
 朝は妻が前の晩に作ってくれたカレイの煮付け。昼はポテトのチーズ焼き。

◆晩ご飯◆
 「今週の魚」第1弾は鯖。また塩焼きにした。子どもたちが塩焼き好きなのだ。
 他は副菜2点セット(カボチャの煮物、鶏肉とひじき)、サラダ、鶏肉スープ、白ご飯。

鯖の塩焼き。付け合わせはパプリカ

 12月24日(日) 
この日も「朝をしっかり」のパターン。

◆朝ご飯◆
 朝は「今週の魚」第2弾の鯵(アジ)。中サイズが2匹で300円とお買い得。また塩焼きにした。どんだけ塩焼き好きやねん…。
 他は副菜2点セット(カボチャの煮物、鶏肉とひじき)、サラダ、鶏肉スープ、白ご飯。

鯵の塩焼き。たまには塩焼き以外にしようよ…

◆晩ご飯◆
 この日はクリスマスイブ。スペシャルメニューはローストチキン。げんさんの丸取りを買って、ローストした。
 セロリやダシを取った後の昆布などを炒め、お腹に詰めてから、250°の高温で1時間ローストした。ちょっと強火過ぎるのではと思ったら、ちょうどよい感じだった。わが家のオーブンレンジは、ややパワーが弱いのかもしれない。

ローストチキン。うまく焼けた

むね肉と手羽。ジューシー

今年のクリスマスケーキ。フレスコで注文した

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2017年12月28日木曜日

【中央競馬予想の回顧】ホープフルS、ベテルギウスS(2017)

 今年最後のGIはホープフルS。
 ◎タイムフライヤーはほぼ最後方から。これは想定外の位置取りだ。中山でこの位置取りでは…。やや諦めムードだったが、4コーナー手前でマクり気味に差を詰め、大外へ持ち出すと、そのまま一気に伸びて1馬身1/4差の完勝。ペースが速いと察知したC.
デムーロ騎手の判断が光った。ありがとうございました。
 馬券は2着のジャンダルムとの馬連をとった。2桁ついたので、少し浮いた。

 阪神ではベテルギウスS。
 ◎ドラゴンバローズは後方のまま反応せず、12着。説明不可能な惨敗だった。

 今週は2戦1勝。中山の最終が的中し、トータルもプラスとなった。最後のGIもとったし、終わりよければすべてよし。気持ちよく年を越せそうだ。

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2017年12月27日水曜日

【中央競馬予想と与太話】ホープフルS、ベテルギウスS(2017)~尻すぼみに終わった良血高額馬~

 有馬記念もスカッと外れて今年の中央競馬も終了…のはずが、今年はもう一日開催がある。ちょっと間抜けな感じがしないでもないが、もう一日楽しめると、前向きにとらえたい。

 そんな仕事納めの木曜日は、中山でホープフルステークスが、阪神でベテルギウスステークスが組まれている。
 ホープフルSはラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形で3年前に中山に移り、今年からGIに昇格した。中山に移った後も、ダービー馬のレイデオロを輩出するなど、クラシックへ向けて重要なレースであることは阪神の時代と変わらない。今年も大物が出るだろうか。

 このレースはラジオNIKKEIの社名(?)変更により、名前が変わったことがある。2005年まではラジオたんぱ杯2歳Sだったのが、翌年からラジオNIKKEI杯2歳Sとなったのだ。
 記念すべき最初の「NIKKEI」杯の勝ち馬がフサイチホウオー。いまはなき、フサイチの冠名の馬だ。セレクトセールで1億円で落札された良血高額馬で、前評判通りにデビュー2連勝で重賞を制覇。そして迎えた3戦目がこのレースだった。粘るヴィクトリーを、中団から最速の上がりで捉えて3連勝。次走の共同通信杯も勝ち、クラシックの最有力候補に躍り出た。
 しかし、それが最後の勝利となり、尻すぼみに終わってしまったのは意外だった。早熟だったのか、走る気をなくしてしまったのか。それでも、稼いだ賞金は総額で1億5千万は超えているようなので、元は取れたのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 本命は◎タイムフライヤー。ここまで2-2-0-0で、2着に敗れた前走もアタマ差の惜敗。底を見せていない魅力がある。スッと好位を取れる脚質は中山向き。真ん中の好枠も引いたここは、好勝負必至。
 推奨穴馬は◎の隣に入ったシャルルマーニュ。前走でルーカスとクビ差の接戦だったわりには人気がない。

 ベテルギウスSは◎ドラゴンバローズが本命。和田騎手にふられたのは意外だが、力をつけている。

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2017年12月26日火曜日

【書評】原尞『私が殺した少女』(早川書房)

茹ですぎでもなく、半熟でもない。まさに絶妙のハードボイルド


 初めて読んだ原尞小説。なるほど、こういう小説のことをハードボイルドと呼ぶのか。まさに「ザ・ハードボイルド」だ。

 主人公は私立探偵の沢崎。この沢崎の行動や台詞が、いちいちニヒルなのだ。たとえば某所を訪れたときに受付で
「入館カードをお持ちですか?」
と尋ねられると
「車のダッシュボードに、支払い不可能なクレジットカードならあるが、それでよければ持ってくるが」
と答える。どんだけ斜め後方やねん…。

 また、少年を危険に巻き込むかどうか決断するときには、少年に何かあれば非難されることは分かりつつ
「非難されることには慣れているが、正当な避難には慣れていないのだ」
と独白。どんだけ、ねじれの位置やねん…。

 こんな調子で、体を張るのはもちろん、知力も駆使して少女が殺害された真相を突き止める。警察組織からもヤクザ組織からも
「敵でもあり、味方でもある」
関係なのがシュールだ。
「ハードボイルドって、どういうものなの?」
と聞く人には、本書を薦めておけば鉄板。

《あらすじ》
 沢崎が巻き込まれたのは、少女の誘拐事件。身代金を運ばされることになった沢崎だが、犯人との接触に失敗。少女は遺体で発見された。当然、濡れ衣を着せられた沢崎。真相に迫るために、事件のまっただ中にダイブする。



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2017年12月24日日曜日

【中央競馬予想の回顧】有馬記念、阪神C、中山大障害(2017)

 有馬記念の本命は◎スワーヴリチャード。出遅れ気味のスタートで、後方待機を余儀なくされた。これは痛い。レースはキタサンブラックがハナを切り、だれもつつかずスロー。絶望的だ。4コーナー手前からようやくレースが動き始め、スワーヴリチャードは大外へ。これで勝つならたいした物だ…と諦めムードのなか、グイグイ伸びてきた。
「差せ~」
という声もむなしく、ラスト100 mで足が上がり、4着に差し返された。いったんは2着まで上がったように見えたのだが…。
 外枠に泣かされたが、それを承知で買ったのだから仕方ない。それを跳ね返すだけの力まではなかったということだろう。
 勝ったのはキタサンブラック。ハナを切ってスローに落とし、颯爽と逃げ切った。JCとはデキもペースも違った。GI7勝は大偉業。お疲れ様でした。

 土曜は阪神で阪神C。
 ◎ビップライブリーは好位から粘り込みをはかったが、最後にドドッとかわされて5着まで。1200 mのほうがよいのかもしれない。

 中山では中山大障害。
 ◎<>オジュウチョウサンは2番手。とはいえ、アップトゥデイトが大逃げでハナを切ったので、前とはかなりの差がある。仕掛けどころが難しかったが、最後はきっちり半馬身捉えて見事にJGI3勝目をあげた。ぜひ、バローネターフの記録に並んで、抜かしてほしいものだ。
 馬券はヒモ抜けでハズレ。

 今週は3戦0勝。土曜はプラス収支だったのだが、日曜で吐き出してトータルはマイナス。あと1日あるので、プラスで終わりたいところだ。

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2017年12月23日土曜日

【書評】マーカス・デュ・ソートイ著、冨永星訳『素数の音楽』(新潮文庫)

本書以上に、数学を使わずに数学の魅力・美しさを表現することは不可能だろう



 数学は美しい。こう感じる人は意外に多いようだ。
「そういう人って、理系の人でしょ?」
と思うことなかれ。たとえば小川洋子氏など、文系人にも数学の美しさを語る人を見かける。
「カチっとはまる美しさ」
というパズル的な美と
「宇宙の果てまで行っても、1+1=2」
という絶対的な美が人々を魅了するのかもしれない。
 いやいや、そんな私のくだらない説明よりも、本書を読んでもらえば数学の美しさがよく分かる。

 人間が生まれて、最初に触れる数学は「整数」だろう。1、2、3、…と数を覚えて、その意味を理解することが、数学の始まりだ。その整数のうち、1と自分以外の数で割り切れないのが「素数」。そういう整数があることは、少なくともギリシャ時代には明らかになっていたばかりでなく、その時代にはすでに、素数は無数にあることが証明されていた。素数は、現在では小学校でも学ぶ。
 そんな、数学の初歩の初歩とも言える素数は、実は謎だらけなのだそうだ。素数がどういうパターンで出現するのかの解明は、遅くともギリシャ時代には試みられていたそうだ。その素数研究の歴史と現在を語ったのが本書である。

 フェルマーの最終定理や四色定理などの難問が証明される現代にあって、難攻不落を誇っているのが「リーマン予想」だ。これが、素数の鍵を握る「予想」である。証明されれば「予想」は「定理」に格上げ(?)される。小学生でも理解できる素数という概念。それに関する基本的な「予想」がいまだに証明できないのだ。
「リーマン予想って何?…」
という心配は無用。本書ではリーマン予想の詳細には触れられない。したがって、私もリーマン予想が具体的にどういう予想なのかはよく分からない。しかし、その予想を解くことの意義や重要性、さらにはそのエレガントさがビシバシ伝わってくる。

「数学を用いずに、数学の美を語る」

このことに成功した、希有な本と言えるだろう。数学は全く分からないけど、数学には興味あり。こんな人には必読の書。



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【中央競馬予想と与太話】有馬記念(2017)~孫がデビューしないうちに…~

 今年もいよいよ有馬記念。翌週にもレースがあるのでシメではないのが何だかなあだが、張り切って当てたいものだ。

 私が有馬記念を最後に当てたのは、オルフェーヴルの引退レース。4コーナーで先頭に並びかけると、使う必要のないムチも持ち出して、ラチ沿いをぶっちぎった。池添騎手のいろいろな思いが込められていたように感じたレースだった。
 そのオルフェーヴルの子が早くもデビューし、2週前にGI制覇。時の経つのはあっという間だ。孫がデビューする前に、早く有馬記念を当てたいところだ。

 レースにいってみたい。
 天皇賞・秋、ジャパンCの上位組に別路線の3歳馬が加わったという構図。本命は、その3歳馬の◎スワーヴリチャード。ダービー2着後は調整がやや遅れて、下半期はこのレースが初のGI。しかし、これが功を奏したのか、追い切りでは抜群の動きを見せた。7分の仕上げで前走を軽く勝ったように、能力は高い。右回りが不安視されているが、皐月賞はレイデオロも破れているように、馬場も展開も特殊だったように思う。心配はむしろ外枠だが、デムーロ騎手なら何とかしてくれないか。
 推奨穴馬は◎と同枠のミッキークイーン。休み明け初戦の前走は、前が残る展開のなか、怒濤の追い込みを見せた。底力十分。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...