2018年1月6日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フェアリーS、万葉S(2018)~メジロマックイーンが負けたレース~

 2018年開幕週の3日間開催の中日は、中山でフェアリーステークスが、京都で万葉ステークスが組まれている。
 万葉Sは、JRAで残り少なくなった3000 m以上のレースの一つである。現在、3000 m超のレースは六つあり、重賞以外のレースは、この万葉Sだけだ。これだけ数が少なくなると「マラソンレースが得意です」という馬も出現しにくくなる。するとレースのレベルも下がり、「じゃあ、長距離レースは減らそうか」という悪循環。時代の流れとはいえ、寂しいのは私だけだろうか。

 1999年まで、秋の京都に嵐山Sという3000 mのレースがあった。長い間、準オープンのレースとして行われており、菊花賞への裏街道的な位置づけのレースだった。メジロマックイーンがこのレースをステップに菊花賞を制したのだが、なんと嵐山Sは2着に負けているのだ。原因は覚えていないが、夏の函館を連戦した疲れがあったのかもしれない。
 メジロマックイーンのような馬が埋もれてしまわないためにも、3000 m級のレースがこれ以上減らないでほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 格上挑戦の馬も多く、ぶっちゃけ、レベルは低い。軽量馬の激走を狙おうと思ったが、ピンとくる馬がいない。それなら人気でも◎タマモベストプレイで仕方ないか。長距離実績は、このメンツなら1枚も2枚も上。ハンデも57 kg止まりなら、なんとか。
 推奨穴馬はトウシンモンステラ。このメンバーなら一発があっても。

 フェアリーSも、例年通り低レベルの様子。本命は◎スカーレットカラー。前々走、前走の勝ち馬がGIで1、2着。それを物差しにすれば、力は上位。

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2018年1月5日金曜日

【中央競馬予想と与太話】京都金杯、中山金杯(2018)~1月6日の金杯~

 2018年の中央競馬が開幕する。小学生の子どもが二人いるサラリーマンが競馬をさせてもらえることに感謝したい。まずは、さい先のよいスタートを切りたいものだ。

 今年は1月6日に金杯が行われる。金杯が1月5日以外に行われたのはいつ以来か調べてみると…3年前にあっさり発見。2015年は1月4日が金杯だった。では金杯が1月6日の年はいつ以来かというと…ちょうど10年前、2007年がそうだった。金杯というと1月5日のイメージだが、意外にずれることも多いようだ。曜日の関係で、前後させるのだろう。

 その10年前、2007年1月6日の京都金杯の勝ち馬がマイネルスケルツィ。どういう馬だったのか、全く記憶にないので調べてみた。
 マイネルスケルツィはNZTの勝ち馬で、次走のNHKマイルCでは2番人気を集めたが、10着に惨敗。秋はマイル路線に進み、マイルCSで4着、阪神Cで3着と健闘して迎えたのが京都金杯だった。7番人気の低評価を覆して、見事に逃げ切り勝ち。穴を開けた。
 その後はオープン特別の1勝にとどまったが、たまに入着しながら、8歳までタフに走り続けた、馬主孝行な馬だったようだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ウインガニオン。前走はGIとはいえブービー負け、右回りは1勝止まり、良績は夏に集中と、課題は多いが、6歳になったいまならこなせないか。外枠も誤算だが、先行馬も少ないので、3コーナーまでにインの好位をキープできるはず。ダノンメジャーと兼ね合いをつけて、10年前のマイネルスケルツィのように粘ってほしい。
 推奨穴馬はスズカデヴィアス。前走は崩れたが、堅実に走る。

 中山金杯は◎セダブリランテスが本命。中山は向きそう。

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2018年1月4日木曜日

【目指せサブ4.5】45歳のオヤジがランニングを始めました(2017年12月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月のフルマラソンでサブ4.5を目標にトレーニング中。

◆総 評◆
 2月上旬の本番まであと約1カ月。がっつり走り込めるのは12月までだった。この勝負の月に、ついに初めて月間走行距離200 kmを達成! しかも230.2 kmと、過去の記録を大幅に更新。スピード系のメニューも減らしていないし、かなり走り込めたと思う。
 ペースは、20 kmならキロ5分半を切れるようになった。5 km全力走の最高タイムは21分26秒(キロ4分17秒)。机上の計算では、サブ4.5は余裕で達成できる数字だが、30 km以降は未知の距離。ラスト12.195 kmでガクッと落ちずに走りきれるだろうか。

◆週 末◆
 土・日のいずれかは5~6 km全力走+坂道ダッシュ5本、もう1日は15~20 kmのペース走というメニュー。毎週欠かさず実行できた。ペース走は、平坦地なら20 km超、山道(100 m前後のアップダウン)なら15 km程度が目安。
 いちど、100 m上がって100 m下り(ここまで約10 km)、次に80 m上がって80 m下り(約10 km)、合計20 kmを走った。これはキツかった。

◆平 日◆
 月~金のうち、これまでは中程度の負荷のランニングを1回入れる程度だったが、なるべく2回は走り、うち1回は少しきつめの負荷をかけるようにした。出張中に早起きして走ったり、出先から直帰するときにランニングを組み込んだりして時間を捻出した。
 仕事の荷物を担いで走るのも、よいトレーニングになる。出張先で知らない場所を走るのも、気分転換になってよいものだ。山口県の湯田温泉を走ったのは楽しかった。ただ、知らないところを走るときは、道に迷わないように気をつける必要あり。

湯田温泉。よいところだった

◆シューズでひと騒動◆
 先月、アシックスストアで新しいシューズを買ったことをレポートした。さっそく履いて、1~2 km歩いたあとに走ってみたら、1 kmも行かないうちに、足の甲に痛みが。「あれ?」と思って、ひもを緩めたり、逆にきつく締めたりして、試行錯誤しながら走ったのだが、あまり効果なし。途中でしばらくは気持ちよく走れたのだが、これは登り坂だったからだと、後になって判明。その後の下りでかなり痛めてしまった。
 走っているうちは、それほどでもなかったが、走り終えると足の甲の左右が真っ赤。痛みが引くまでに2週間ほどかかってしまった。「走っているうちに馴染んで痛みが引くのかなあ」と、15 kmも走ってしまったのも失敗だった。せっかく専門店で足を計測して買ったのに…。残念。

◆再びアシックスストアへ◆
 翌週、再びアシックスストアへ。事情を説明して実際に履いてチェックしてもらうと
「ぴったり合っているように思いますけどねえ」
という反応。データ的にも、触った感触も、25.5 cmでぴったりのようだ。しかし、店内を歩くと、やはり痛い。
「いまは足を痛めているから、そう感じるんだと思いますけどねえ…」
と言いつつも、交換してくれることになった。さすが専門店の対応だ。
 シューズのタイプを、柔らかめの素材でできているというGEL-KAYANOに変えて、サイズを試すことになった。店のお兄さんが勧めるのは、25.5と26.0だが、どちらもやや窮屈に感じる。ここでも
「いまは足を痛めているから、そう感じるんだと思いますけどねえ…」
と言うのだが、次は交換不可らしいし、やや不安だ。そうすると
「25.5のワイドタイプを履いてみますか?」
と出してくれた。26.0よりも25.5ワイドのほうが、横幅は広いのだそうだ。履いてみたところ、痛みがない。お兄さんは
「これは、広すぎると思いますけどねえ」
とお勧めではない様子だったが、反対(?)を押し切って、これにした。

asics GEL-KAYANO 24-SW。快適に走り込めている

 それから約1カ月。GEL-KAYANOですでに100 km近くを走破。快適に走り込めている。25.5のワイドで結果オーライだった。気になるのは、26や25.5でもフィットしたのかどうか。ストアのお兄さんは
「いまは足を痛めているから痛みを感じるのであって、痛みが引けば大丈夫と思いますけどねえ。ゆっくり馴らせていけば、きっといけますよ」
という意見だったのだが…。
 しかし「いきなり履くと痛めるが、ゆっくり馴らせばフィットする」ということがあり得るのだろうか? ランニング歴20年超の友人は
「それはないと思う。それに、そんなに長く馴らさなアカンなんて、面倒すぎる。あり得へん」
という意見。友人は、新しいシューズを買ったらすぐに履いて、ガンガン走っているそうだ。
 次回、もう一度、25.5や26.0を試すかどうか、迷い中である。

◆30 km走◆
 1月のはじめに友人が30 km走につきあってくれるというので、12月は休み。1月の30 km走が、最後の長距離トレーニングになるだろ。キロ5分40くらいで入って、できればペースを上げていく予定だ。予定通りにいくだろうか。

◆まとめ◆
 なかなか充実した1カ月間だった。がっつりトレーニングできるのも、来週いっぱい(1月13、14日まで)が限度か。ラスト3週間は調整にあて、よいコンディションで本番を迎えたい。

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2017年12月30日土曜日

【中央競馬予想の回顧】2017年の競馬成績まとめ

 今年も中央競馬を1年間楽しませてもらった。お馬さんや関係者をはじめ、競馬をやらせてくれる家族にも感謝したい。
 今年はおそらく全開催日で馬券を買った。ネット環境の充実やスマホを購入したことなどで、どこからでも馬券が買える。便利な世の中になったものだ。

 2017年は、久しぶりに「目は当てられる」程度の成績だった。回収率は70%台後半。馬券購入金額も減っているので、トータルのマイナス額は、おそらくPATを始めてから最小だったと思う。
 来年は久々の回収率80%超を目指したい。

キタサンブラック。年度代表馬は決定的だ。お疲れ様

 大きな流れを見ると、まず年初の京都・中山開催でつまずいた。回収率はなんと34%…。目をつむって買うほうがマシなくらいの成績だ。
 その後も低空飛行が続いたが、春の京都・東京開催で少し上向き、次の阪神・東京開催は黒字を達成。GIシーズンを好成績で乗り切った。
 しかしここから再び低空飛行に。中京→小倉の夏競馬で、ともに回収率が50%を切るというていたらく。夏バテどころではないハズレっぷりだった。
 秋競馬以降は持ち直し、4開催連続で回収率は80%を超えた。特に京都・東京開催の後半では、万馬券を二つ的中させ、回収率146%と大きく黒字になった。
 夏競馬をもう少し普通の成績で乗り切れば、80%が見えたのだが…。「夏は格よりデキ」という諺を、もう少し肝に銘じるべきなのかもしれない。

今年は珍しくダービーもオークスも的中した

 2018年は回収率80%を目標に頑張りたい。的中率を上げるのは限界がある(…)ので、当たったときの払い戻しを大きくする方向へもっていきたい。穴っぽいところが軸のときでも、ワイドではなく馬連で勝負するのを増やそうと思う。もう一つは、相手にメリハリをつけること。とくに「相手筆頭」を少し厚めに押さえることを心がけたい。
 果たして、吉と出るか、凶と出るか。1年後の結果を待ちたい。

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【お父さんの週末料理】2017年12月23・24日~クリスマスのスペシャルメニューは~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 12月23日(土) 
妻がインフルエンザでダウン。これはたいへんだ。
 朝は妻が前の晩に作ってくれたカレイの煮付け。昼はポテトのチーズ焼き。

◆晩ご飯◆
 「今週の魚」第1弾は鯖。また塩焼きにした。子どもたちが塩焼き好きなのだ。
 他は副菜2点セット(カボチャの煮物、鶏肉とひじき)、サラダ、鶏肉スープ、白ご飯。

鯖の塩焼き。付け合わせはパプリカ

 12月24日(日) 
この日も「朝をしっかり」のパターン。

◆朝ご飯◆
 朝は「今週の魚」第2弾の鯵(アジ)。中サイズが2匹で300円とお買い得。また塩焼きにした。どんだけ塩焼き好きやねん…。
 他は副菜2点セット(カボチャの煮物、鶏肉とひじき)、サラダ、鶏肉スープ、白ご飯。

鯵の塩焼き。たまには塩焼き以外にしようよ…

◆晩ご飯◆
 この日はクリスマスイブ。スペシャルメニューはローストチキン。げんさんの丸取りを買って、ローストした。
 セロリやダシを取った後の昆布などを炒め、お腹に詰めてから、250°の高温で1時間ローストした。ちょっと強火過ぎるのではと思ったら、ちょうどよい感じだった。わが家のオーブンレンジは、ややパワーが弱いのかもしれない。

ローストチキン。うまく焼けた

むね肉と手羽。ジューシー

今年のクリスマスケーキ。フレスコで注文した

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2017年12月28日木曜日

【中央競馬予想の回顧】ホープフルS、ベテルギウスS(2017)

 今年最後のGIはホープフルS。
 ◎タイムフライヤーはほぼ最後方から。これは想定外の位置取りだ。中山でこの位置取りでは…。やや諦めムードだったが、4コーナー手前でマクり気味に差を詰め、大外へ持ち出すと、そのまま一気に伸びて1馬身1/4差の完勝。ペースが速いと察知したC.
デムーロ騎手の判断が光った。ありがとうございました。
 馬券は2着のジャンダルムとの馬連をとった。2桁ついたので、少し浮いた。

 阪神ではベテルギウスS。
 ◎ドラゴンバローズは後方のまま反応せず、12着。説明不可能な惨敗だった。

 今週は2戦1勝。中山の最終が的中し、トータルもプラスとなった。最後のGIもとったし、終わりよければすべてよし。気持ちよく年を越せそうだ。

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2017年12月27日水曜日

【中央競馬予想と与太話】ホープフルS、ベテルギウスS(2017)~尻すぼみに終わった良血高額馬~

 有馬記念もスカッと外れて今年の中央競馬も終了…のはずが、今年はもう一日開催がある。ちょっと間抜けな感じがしないでもないが、もう一日楽しめると、前向きにとらえたい。

 そんな仕事納めの木曜日は、中山でホープフルステークスが、阪神でベテルギウスステークスが組まれている。
 ホープフルSはラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形で3年前に中山に移り、今年からGIに昇格した。中山に移った後も、ダービー馬のレイデオロを輩出するなど、クラシックへ向けて重要なレースであることは阪神の時代と変わらない。今年も大物が出るだろうか。

 このレースはラジオNIKKEIの社名(?)変更により、名前が変わったことがある。2005年まではラジオたんぱ杯2歳Sだったのが、翌年からラジオNIKKEI杯2歳Sとなったのだ。
 記念すべき最初の「NIKKEI」杯の勝ち馬がフサイチホウオー。いまはなき、フサイチの冠名の馬だ。セレクトセールで1億円で落札された良血高額馬で、前評判通りにデビュー2連勝で重賞を制覇。そして迎えた3戦目がこのレースだった。粘るヴィクトリーを、中団から最速の上がりで捉えて3連勝。次走の共同通信杯も勝ち、クラシックの最有力候補に躍り出た。
 しかし、それが最後の勝利となり、尻すぼみに終わってしまったのは意外だった。早熟だったのか、走る気をなくしてしまったのか。それでも、稼いだ賞金は総額で1億5千万は超えているようなので、元は取れたのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 本命は◎タイムフライヤー。ここまで2-2-0-0で、2着に敗れた前走もアタマ差の惜敗。底を見せていない魅力がある。スッと好位を取れる脚質は中山向き。真ん中の好枠も引いたここは、好勝負必至。
 推奨穴馬は◎の隣に入ったシャルルマーニュ。前走でルーカスとクビ差の接戦だったわりには人気がない。

 ベテルギウスSは◎ドラゴンバローズが本命。和田騎手にふられたのは意外だが、力をつけている。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...