2018年1月12日金曜日

【中央競馬予想と与太話】愛知杯、淀短距離S(2018)~荒れる愛知杯の始まり~

 強烈な寒さだ。おそらく、今シーズンで何番目か(もしかすると一番)に寒い一週間だろう。競馬もだが、センター試験に影響がないように願いたい。
 今週から中京開催が開幕。なぜ一週間ずれて始まるのか、気持ち悪いのは私だけだろうか…。その開幕初日には愛知杯が組まれている。一方、京都のメインは淀短距離ステークスである。

 愛知杯は年始に移ってから、今回で3回目。過去2回は荒れ模様だ。年末に組まれていた時代から荒れ放題のレースで、ここ10年で堅く収まったといえるのは、3年前と10年前くらい。馬連万馬券は当たり前、とにかく荒れる。厳冬期の牝馬のハンデ重賞ならではといえるだろう。
 このレース、以前は混合レースであり、牝馬限定となったのは2004年からだ。記念すべき、牝馬限定1回目の勝ち馬はメモリーキアヌ。3歳春にはスイートピーSを勝ってオークスに駒を進めたが歯が立たず、秋もGI戦線では通用しなかった。その後は準オープンで勝ちきれないレースが続き、4歳夏にこのレースに格上挑戦した。当時は夏に組まれていたのだ。
 準オープンを勝てない馬が人気するはずもなく、9番人気。しかし、その低評価をあざ笑うかのように、テン乗りの秋山騎手を背に、見事にマクリを決め、接戦を制した。「荒れる愛知杯」の始まりとなったレースと言えるだろう。
 ちなみに、このとき1番人気を裏切ったのが、後の天皇賞馬、ヘヴンリーロマンスであった。

メモリーキアヌ。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 本命は◎エテルナミノル。前走は痛恨の出遅れ。にもかかわらず、1着からクビ、ハナ、クビ、クビ差の5着まで追い上げた。お陰でハンデは据え置き。前々走のGIこそ崩れたが、手堅く走る。左回りにも勝ち鞍あり。秋山騎手に、メモリーキアヌの再現を期待したい。
 推奨穴馬は軽ハンデの格上挑戦馬。中でも、メイズオブオナーアンドリエッテはしっかり押さえておきたい。

 淀短距離Sは人気でも◎アクティヴミノル。ミノル祭りとならないか。

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2018年1月11日木曜日

【書評】NHKスペシャル取材班『42.195 kmの科学─マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」─』(角川oneテーマ21)

 日本人がメダルを取れないわけだ


 2012年7月に放映された、NHKスペシャル「ミラクルボディー 持久力の限界に挑む」という番組を書籍化したもの。ケニアの元世界記録保持者である「皇帝」ハイレ・ゲブレシラシエ選手を中心に、それを打ち負かしたパトリック・マカウ選手や日本の実業団選手の協力を得て、彼らの持久力や筋肉を最新の科学装置で計測し、その速さの秘密を解き明かす。
 ケニア・エチオピアを中心とする、東アフリカの高地出身のランナーが速い理由がよく分かった。日本人がメダルを取れなくなったのも、当たり前だわ。

 標高2000 mを超える高地で生まれた子どもたちが、山道を裸足で駆け回る。小学校へ行くために、高地の山道を、毎日15 km以上走る。それに加えて、水などを得るために、さらに走る。日々の生活が、ハードな高地トレーニングそのものなのだ。その結果、十数歳の子どもたちが、過酷なトレーニングを積んだ日本人以上のスタミナ(最大酸素摂取量:VO2 MAX)を示す。
 
 さらに、悪路を裸足で駆けるため、省エネ走法が身につく。これが、アフリカ勢がつま先着地で走れる理由なのだ。副題にある「つま先着地」vs「かかと着地」について、本書では「つま先着地」に軍配をあげている。世界的にも、つま先着地を支持する声が大きい。
「それなら、みんなつま先着地にすればいいやん」
私もかつてはそう思っていた。しかし、話はそう簡単ではない。私も約半年前にランニングを始めた当初は、つま先着地を試みていたが、ふくらはぎがパンパンに張ってしまうのだ。私は1カ月ほどでつま先着を諦めた。実際につま先着地で走ってみれば分かっていただけると思う。
 たしかに、つま先着地のほうがスタミナのロスを防ぐことができる省エネ走法なのだが、それを支える筋肉が必要なのだ。それをアフリカ勢は、幼少時の悪路・裸足ランニングで身につける。しかも、高地トレーニングのおまけ付きだ。

 そんなアフリカの子どもたちが、「キャンプ」と称する合宿所でトレーニングを積み、そこで勝ち残った精鋭たちが国の代表としてオリンピックなどに出てくるのだ。たとえて言えば、生まれたときから英才教育を受けたバイオリニストに、中学校の吹奏楽部でバイオリンを始めた叩き上げの日本人が挑むようなものだ。かなうはずがない。われわれは日本人なので
「最近の日本のマラソン選手は情けないなあ」
と思いがちだが、メダルが取れなくなったのは日本だけではない。かつては強豪だったヨーロッパの国や韓国勢なども、最近はからっきしだ。東アフリカ勢のひとり勝ちなのである。

 おそらく、東アフリカの国々が裕福になって、高地に住む子どもたちが裸足で駆ける必要がなくなるまで、ひとり勝ち状態は続くだろう。
 この素人予想を覆す日本人ランナーに出てきてほしいものだが、難しいだろうなあ…。



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2018年1月8日月曜日

【お父さんの週末料理】2018年1月3~8日~新年のメニュー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 年末年始は贅沢にも旅行に行ったため、自炊は3日から。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。

 1月3日(水) 

◆昼ご飯◆
 市販のローストセットを買って食べた。ローストビーフ、ローストポーク、カモの3点セットがお買い得だった。
 他は白ご飯、サラダ、鶏肉スープ、カボチャの煮物、鶏ネバー。鶏ネバーはダシを取ったあとの鶏むね肉を炒めて、ふじっ子の納豆昆布と和えたもの。高タンパク、高カルシウムの筋肉増強メニューだ。娘が気に入った。

納豆こんぶ。ネバネバ

◆晩ご飯◆
 子どもたちが選んだ、今年最初の「今週の魚」は鮭のムニエル。すでに小麦粉がついている鮭を買った。手軽で美味しかった。息子が「これ、ムニエルと違うで~」とクレーム。別の料理と間違えているのだろうか?
 他は白ご飯、サラダ、鶏肉スープ、カボチャの煮物、鶏ネバー。野菜が高いのでサラダがしょぼい。

 1月4日(木) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は、前日の夜に作った鶏肉ハンバーグ。作り置きにちょうどよい。朝からモリモリ食べた。
 他は雑煮、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー。お正月なので、スープに餅を入れて雑煮にした。
 昼は朝の残りの鶏肉ハンバーグと焼き餅。トースターで餅を焼いたらプク~っと膨らんだ。子どもたちは大喜び。

鶏肉ハンバーグ。冷めても美味しい

◆晩ご飯◆
 スーパーで美味しそうな鯛あらを発見したので、あら炊きにした。甘辛い味付けが気に入ったのか、子どもたちに好評だった。
 他は白ご飯、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、マグロの刺身。刺身は子どもたちにせがまれて、つい買ってしまった。

鯛のあら炊き。意外に子どもたちにも好評

マグロの刺身、カボチャ煮物、鶏ネバー、サラダ

 1月5日(金) 

◆朝・昼ご飯◆
 お正月ということもあり、筑前煮。むね肉で作ったので、ちょっとパサついた。子どもたちは「普通かなあ」という反応。蓮根を入れ忘れた…。
 他は白ご飯、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、ゴボウサラダ、黒豆。今年のおせちは黒豆だけ。
 昼は筑前煮の残りとピザまん。子どもたちはピザまんは人生初めて。トマトが美味しかったそうだ。
筑前煮。蓮根を入れ忘れた…

◆晩ご飯◆
 プチ贅沢して、ブリの半身を買って塩焼きと刺身にした。塩焼きもグーだったが、刺身がトロトロで美味しかった。
 他は蓮根まんじゅう、白ご飯、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、ゴボウサラダ、黒豆。蓮根まんじゅうは、筑前煮に入れ忘れた蓮根をすりおろして焼いたもの。ふわふわで美味。

ブリの塩焼き。脂がのっている

 1月6日(土) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鱈(たら)を焼いた。安くて美味しそうな魚を探すと、つい毎週同じになってしまう。旬の鱈の照り焼きは、ほろほろで美味しかった。
 他は白ご飯、サラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、ゴボウサラダ、黒豆。カボチャの煮物と鶏ネバーは、最初に作ったのがなくなったので、もう一度作った。カボチャは少し酢をきかせた。娘は酢入りのほうが好み。
 この日は息子の野球の初練習で11時前に昼ご飯…。ぱぱっと食べられるそばにした。

鶏ネバー、ゴボウサラダ、カボチャの煮物、黒豆

◆晩ご飯◆
 娘の好きな餃子とうどんのセットメニュー。小麦粉をこねて、同じタネから餃子の皮とうどんを作る、みんなのきょうの料理からのレシピだ。この日は、まずは餃子から。皮作りから、白菜のみじん切り、ひき肉のコネコネ、そして皮に包むまで、ほぼ娘が作ってくれた。お陰様で美味しくできました。息子もかぶりついていた。
 他はサラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、黒豆。炭水化物は餃子の皮。

具だくさん餃子スープ。餃子はほとんど娘が作った

 1月7日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 この日は用事があったので、ポテサラを作りおいた。
 私以外の3人は昼も家で食べた。餅を焼いて雑煮にした。

雑煮。餅がプクーッと膨らんでいる

◆晩ご飯◆
 私以外の3人は夕方まで遊びに行っており、晩ご飯がいるかどうか分からなかったので、準備していなかった。結局、家で食べることになり、ぱぱっとラーメンを作った。具はネギだけ。
 他はキャベツ、カボチャの煮物、鶏ネバー、黒豆。

作り置き三兄弟

 1月8日(月・祝) 

◆朝・昼ご飯◆
 昨日の小麦粉を、今度はうどんに。モチモチのうどんは娘の大好物だ。この日もズゾズゾと平らげた。
 鯛あらが300円とお買い得だったので、もう一度、鯛のあら炊きを作った。息子が初めて頭に挑戦したが「骨がいっぱいある~」と苦戦。久々に怒られたが、きれいに食べた。
 他はサラダ、カボチャの煮物、鶏ネバー、黒豆。
 昼は冷凍ピザ。意外に美味しかった。息子は「毎日これがいいなあ~」だそうだ。

鯛のあら炊き。息子が苦戦した

◆晩ご飯◆
 お正月は鳥羽で過ごしたのに、牡蠣フライを食べられなかった。残念。というわけで、自分で作った。われながら、ぷりっと上手にできた。娘も牡蠣フライ好きだ。
 揚げ物ついでに、カボチャとブリもフライにした。息子はカボチャフライがとても気に入り「煮物とどっちが美味しいか、迷うなあ」だそうだ。
 他はサラダ、カボチャ、スープの煮物。炭水化物はスープに入れたジャガイモで済ませた。

牡蠣フライ。プリプリ

カボチャフライ。息子がとても気に入った

 ブリのフライ。これも美味しかった

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【中央競馬予想の回顧】シンザン記念、フェアリーS、万葉S、東西金杯(2018)

 新年の3日間開催最終日はシンザン記念。
 ◎カフジバンガードはポンと出たが後方から。想定外だ。4コーナーでは外を回り、直線では内に切れ込んで一瞬伸びかけたが、そこで止まって5着まで。前で運んでほしかったというのは結果論だろうか。
 勝ったのはアーモンドアイ。出遅れも何のその。後方から一気に差しきった。戸崎騎手は3日間連続重賞制覇の快挙を達成。

 日曜は中山でフェアリーS。
 ◎スカーレットカラーは-8 kg。ギリギリの馬体に見えた。レースでは後方から進めて、3コーナーからマクリ気味に順位を上げ、プリモシーンとの追い比べに。プリモシーンには突き放されたが、2着は確保。期待に応えてくれた。
 馬券は馬連をとった。30倍つけば十分。

 京都では万葉S。
 ◎タマモベストプレイは1番人気を裏切り6着に惨敗。斤量が堪えたにしろ、不甲斐なかった。
 レースはトミケンスラーヴァが好位から粘りきって勝利を収めた。

 土曜は東西で金杯。
 京都金杯は◎ウインガニオンが直線入り口で後続につかまると完全に失速して、大差のしんがり負け。いくら何でも負けすぎのような。何かあったか。
 勝ったのはブラックムーン。後方一気を決め、武豊騎手が2年連続京都金杯を制覇。

 中山金杯の本命は◎セダブリランテス。3コーナー過ぎから戸崎騎手の手が動き始めるが、なかなか進んでいかない。ヒヤヒヤしたが、最後はグイッと伸びて、4着までクビ、クビ、クビ差の接戦をものにした。
 馬券は2着のウインブライトとの馬連をとったが、押さえ程度しか買っておらず、トリガミ。

 今週は5戦2勝だが、うち1勝はトリガミ。他のレースもイマイチで、好スタートとはならなかった。

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2018年1月7日日曜日

【中央競馬予想と与太話】シンザン記念(2018)~一生に一度の激走~

 新年3日間開催の最終日は、京都でシンザン記念が組まれている。
 シンザン記念は、昔はいかにも冬のGIIIといったレースで、クラシックにはほとんど結びつかなかった。現在は、ローテーションの多様化や調教技術の進歩などにより、有力馬が参戦し、レベルが上がっている。

 その、低レベル(?)時代の勝ち馬の一頭がメイショウテゾロ。12月に新馬戦と500万条件戦を連勝してここに臨んだ。レースでは、2番手から抜け出して堂々と重賞ウイナーとなった。
 しかし、次走のアーリントンカップで1番人気を裏切って凡走すると、長いトンネルに入ってしまう。アーリントンカップから6戦連続で掲示板を外し、うち3戦は2桁着順。早熟だったのか、走る気をなくしてしまったのか…だれもがそう思っていたところに、マイルCSで激走。18頭立ての16番人気で2着に入り、大穴を開けた。スポーツ報知の和田記者が◎を打ち、見事に馬券を当てたことも印象に残っている。
 その後も凡走を繰り返し、一度も掲示板に載ることなく、引退。マイルCSの激走はいったいなんだったのだろうか。生き物のやることは分からないものだ。

 レースにいってみたい。賞金400万円の馬が過半数を占め、馬券的には面白い。今年も大物が隠れているのだろうか。
 本命は◎カフジバンガード。3戦目で初勝利を挙げると、4戦目は重賞に挑戦。ワグネリアンには千切られたが、2着とはクビ、1/2馬身差の4着に頑張った。その次走となった前走は、500万条件戦をきっちりものにしてここに向かってきた。前につけられる安定した取り口は、いまの京都の馬場にぴったり。好位から抜け出してほしい。
 推奨穴馬はブランモンストル。前走が圧勝で。

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2018年1月6日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フェアリーS、万葉S(2018)~メジロマックイーンが負けたレース~

 2018年開幕週の3日間開催の中日は、中山でフェアリーステークスが、京都で万葉ステークスが組まれている。
 万葉Sは、JRAで残り少なくなった3000 m以上のレースの一つである。現在、3000 m超のレースは六つあり、重賞以外のレースは、この万葉Sだけだ。これだけ数が少なくなると「マラソンレースが得意です」という馬も出現しにくくなる。するとレースのレベルも下がり、「じゃあ、長距離レースは減らそうか」という悪循環。時代の流れとはいえ、寂しいのは私だけだろうか。

 1999年まで、秋の京都に嵐山Sという3000 mのレースがあった。長い間、準オープンのレースとして行われており、菊花賞への裏街道的な位置づけのレースだった。メジロマックイーンがこのレースをステップに菊花賞を制したのだが、なんと嵐山Sは2着に負けているのだ。原因は覚えていないが、夏の函館を連戦した疲れがあったのかもしれない。
 メジロマックイーンのような馬が埋もれてしまわないためにも、3000 m級のレースがこれ以上減らないでほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 格上挑戦の馬も多く、ぶっちゃけ、レベルは低い。軽量馬の激走を狙おうと思ったが、ピンとくる馬がいない。それなら人気でも◎タマモベストプレイで仕方ないか。長距離実績は、このメンツなら1枚も2枚も上。ハンデも57 kg止まりなら、なんとか。
 推奨穴馬はトウシンモンステラ。このメンバーなら一発があっても。

 フェアリーSも、例年通り低レベルの様子。本命は◎スカーレットカラー。前々走、前走の勝ち馬がGIで1、2着。それを物差しにすれば、力は上位。

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2018年1月5日金曜日

【中央競馬予想と与太話】京都金杯、中山金杯(2018)~1月6日の金杯~

 2018年の中央競馬が開幕する。小学生の子どもが二人いるサラリーマンが競馬をさせてもらえることに感謝したい。まずは、さい先のよいスタートを切りたいものだ。

 今年は1月6日に金杯が行われる。金杯が1月5日以外に行われたのはいつ以来か調べてみると…3年前にあっさり発見。2015年は1月4日が金杯だった。では金杯が1月6日の年はいつ以来かというと…ちょうど10年前、2007年がそうだった。金杯というと1月5日のイメージだが、意外にずれることも多いようだ。曜日の関係で、前後させるのだろう。

 その10年前、2007年1月6日の京都金杯の勝ち馬がマイネルスケルツィ。どういう馬だったのか、全く記憶にないので調べてみた。
 マイネルスケルツィはNZTの勝ち馬で、次走のNHKマイルCでは2番人気を集めたが、10着に惨敗。秋はマイル路線に進み、マイルCSで4着、阪神Cで3着と健闘して迎えたのが京都金杯だった。7番人気の低評価を覆して、見事に逃げ切り勝ち。穴を開けた。
 その後はオープン特別の1勝にとどまったが、たまに入着しながら、8歳までタフに走り続けた、馬主孝行な馬だったようだ。

 レースにいってみたい。
 本命は◎ウインガニオン。前走はGIとはいえブービー負け、右回りは1勝止まり、良績は夏に集中と、課題は多いが、6歳になったいまならこなせないか。外枠も誤算だが、先行馬も少ないので、3コーナーまでにインの好位をキープできるはず。ダノンメジャーと兼ね合いをつけて、10年前のマイネルスケルツィのように粘ってほしい。
 推奨穴馬はスズカデヴィアス。前走は崩れたが、堅実に走る。

 中山金杯は◎セダブリランテスが本命。中山は向きそう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...