2018年4月13日金曜日

【中央競馬予想と与太話】アーリントンC、中山グランドJ~オグリ伝説の幕開け~

 今週からは小学校の新年度も始まり、春満開。馬券も満開といきたいところだ。
 そんな土曜は阪神でアーリントンカップが、中山で中山グランドジャンプが組まれている。

 アーリントンCはずっと阪神開幕週に行われていたが、今年から最終週に移ってきて、NHKマイルCのトライアルとなった。約2カ月ずれるので、傾向も変わってくるだろう。アーリントン競馬場と阪神競馬場が提携したのを機に、1992年に創設されたレースで、それ以前はペガサスSというGIIIが5回だけ行われたらしい。
 1988年の第2回ペガサスSの勝ち馬がオグリキャップ。中央転厩初戦がこのレースだった。河内騎手を背に、1番人気のラガーブラックを差して3馬身ちぎった衝撃の勝ちっぷり。オグリ伝説のスタートとなったレースだった。

 レースにいってみたい。
 クラシックに向かう馬は出てこないので、時期が移ったことによってレベルが下がるかもしれない。本命はインディチャンプ。前走の毎日杯は、かなりハイレベルだった可能性が高い。そのレースでスローペースを後方から追いかけて、2着とクビ差の3着。強い内容だった。この相手なら。
 推奨穴馬はレッドヴェイロン…と思ったら、わりに人気しているようだ。

 中山グランドJは◎オジュウチョウサンに逆らう必要はなかろう。バローネターフの記録に並んでほしい。

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2018年4月11日水曜日

【書評】新井素子『グリーン・レクイエム』(講談社文庫)

コミカルでシュールで、それに加えてほんのり暖かい


 新井氏の初期の作品。電子書籍版がセールス価格になっていたのを購入した。絶版本がこういう形で読めるのはありがたいことだ。
 表題作に加えて「週に一度のお食事を」と「宇宙魚顛末記」の合計三つの作品が収められた短編集。三つとも、基本はコミカルSFだが、設定はシュールで、なぜかほんのり暖かいという新井テイストの作品。独特な作風で、固定ファンがたくさんいるのもなるほどである。
 グリーン・レクイエムはマンガ化、映画化もされた。たしかに映像化には向いていそうだが、音楽をどう聞かせるかが難しかっただろう。

 新井作品といえば思い出すのが「結婚物語」。沢口靖子主演でドラマ化もされた作品だ。普段はドラマは見ない私が、たまたま見ていたところ、母親に
「あんた、沢口靖子のファンなん?」
とツッコまれた。けっこう図星だったので驚いた…。



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2018年4月9日月曜日

【お父さんの週末料理】2018年4月7・8日~面倒だけど美味しいお好み焼き~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小5)、息子(小2)の4人である。
 最近は、特に息子の野球のある日は、朝をしっかり食べて昼を軽めにというパターンが定着。


 4月7日(土) 
妻は食事会で午前中から不在。昼と夜は3人で食べた。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は妻がオムレツとトーストを焼いてくれた。洋風ブレックファーストもいいねえ。
 昼は子どもたちはモスバーガー。好きなハンバーガーを一つ買ってきて、家で食べることに。サラダとスープと鶏ネバーは用意して、それに加えてハンバーガーというメニュー。モスチーズバーガーを勧めたら、二人ともそれを買ってきた。しかし息子は、ぼとぼと落としながら、超下品な食べ方…。モスは食べるのが難しいのが欠点だ。
 私はランニングの後に鶏団子とエビカツサンドを買って食べた。

モスチーズバーガー。食べるのが難しいのが欠点…

◆晩ご飯◆
 小麦粉を間違ってダブって買ってしまったので、それを使うためにお好み焼き。みんなのきょうの料理のレシピで作ってみた。1枚ずつ焼くたびに、生地とキャベツの重さを測って、卵を加えて混ぜるという、やや面倒なレシピ。しかし、確かに生地とキャベツのバランスが絶妙で、美味しかった。
 他はサラダ、スープ、鶏ネバー、黒カボチャ。鶏ネバーは、ダシを取った後の鶏むね肉を裂いて和えたもの。今週はひじきと和えてポン酢と醤油で味付けした。ネバッとはしていないが、好評。特に娘の好物だ。

お好み焼き。少々面倒だが美味しかった

 4月8日(日) 

◆朝・昼ご飯◆
 朝は実家からもらったイサキを焼いた。見たことのない、ビッグサイズのイサキだった。冷凍だったがほろほろで美味。
 他は餃子スープ、サラダ、鶏ネバー、黒カボチャ。餃子は皮から自作した。これもみんなのきょうの料理のレシピで、同じタネから餃子の皮とうどんを作る。娘のお気に入りメニューだ。娘がタネを作ってくれて助かる。
 昼も、朝からイサキを抜いただけで、ほぼ同じメニュー。私だけは、ランニングの後に餃子バーグ(餃子のタネに卵を加えてハンバーグ風に焼いたもの)も食べた。

餃子スープとイサキ。餃子はトマトスープで、イサキは塩焼きで食べた

◆晩ご飯◆
 メインは豚肉のグルグル巻き。今週も月・火は家族みんな弁当なので、翌日分までたくさん作った。豚の薄切りを少しずつずらして縦に並べ、クルクル巻いてつまようじで止めて蒸し焼きに。間に海苔と湯葉を挟んだ。まったくのオリジナルではなく、こちらのレシピを参考にした。海苔も湯葉も好評。
 他はうどん、サラダ、鶏ネバー、黒カボチャ。うどんは、昼の餃子の皮と同じタネから作った手打ち麺。モチモチの食感がグー。

豚肉のグルグル巻き。左が海苔、右が湯葉

手打ちうどん。モチモチ

◆番外編◆
 ほぼ毎週、日曜の夜に、リサイクル炒めなるものを作っている。ダシを取った後の昆布や大根の皮や葉など、捨てることも多い部分を再利用するので「リサイクル炒め」なのだ。娘が命名した、妻のお気に入りメニュー。
 今週は大根の皮、キャベツの外葉、セロリの葉、ブロッコリーの茎、ダシを取った後の昆布とネギ。ポン酢と醤油で味付けした。
 ネギが残っていたので、もう一品、ネギとグングンのカレー風味も作った。ネギと魚肉ソーセージのグングンを炒めてカレー粉を振っただけ。息子が気に入ったと思う。

今週のリサイクル炒め

ネギとグングンのカレー風味

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2018年4月8日日曜日

【書評】西加奈子『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎文庫)

肉子ちゃんがええキャラしてる。元気もろたわ


 初めて読んだ西作品。人情がしみ出てくるような、いい作風だ。ひねりのない、ある意味淡々とした展開が、暖かみを感じさせる。飽きのこない、おばんざいのような作品。

 肉子ちゃんがいいキャラをしている。大きな愛、無償の愛。愛の塊だ。何でもかんでも
「よっしゃ、よっしゃ」
と引き受けてしまう、大阪のオバチャンの究極形とでも言えばよいのだろうか。楽天的な前向きさに、元気をもらった。

 でも小説だから元気をもらえたけど、こういう人が実際にいたら、友達になりたいかどうかは、ちょっと微妙かも(笑)。



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【中央競馬予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドT

 今週は桜花賞。
 ◎リリーノーブルは人気のラッキーライラックを見る位置取り。4コーナー手前から仕掛けてラッキーライラックに迫ったが、直線では突き放されて3着まで。力負けと言わざるをえない。距離が伸びて逆転があるだろうか。
 勝ったのは直線でぶっ飛んできたアーモンドアイ。そつのない競馬で先頭に立ったラッキーライラックを外から一気に差しきったのだから強かった。オークスでの敵は距離だけか。

 土曜は阪神牝馬S。
 ◎リスグラシューは中団の内。直線では少し待たされたが、前が開くとグイグイ伸びた。しかし、先に抜けた2頭を捉えきれず、3着まで。武豊騎手のコメントにもあったように「スローとは思っていたが、ここまでとは…」。
 勝ったのはミスパンテール。あっと驚く逃げの先方で重賞3連勝。

 中山ではニュージーランドT。
 ◎ラムセスバローズは-10 kg。数字通り、少し細く見えた。レースでは2、3番手につけたが、4コーナーで手応えがなくなり、試合終了。この程度の馬だったのか。
 勝ったのはカツジ。外から伸びて、前走の凡走から巻き返した。

 今週は3戦0勝。他も不発でトータルはマイナス。泥沼だ。

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2018年4月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】桜花賞~京都の桜花賞~

 今週は桜花賞。今年もクラシック開幕だ。
 阪神の誇る名物レースだが、1995年は阪神・淡路大震災のため京都で行われた。勝ったのはワンダーパヒューム。1勝馬でアネモネS2着からの参戦では人気するはずもなく、7番人気。しかしレースでは中団から鋭く伸び、ダンスパートナーの追撃をクビ差でしのいで見事に桜の女王となった。田原成貴騎手の会心の騎乗だった。
 ちなみに1番人気はアンカツ騎乗の地方馬ライデンリーダーだったが、4着に終わった。

ワンダーパヒューム。会心の騎乗だった

 レースにいってみたい。上記のダンスパートナーの妹のダンスインザムード以来、14年ぶりの無敗の桜花賞馬誕生なるかが話題になっている。しかし、ここ3年連続で断然人気馬が人気を裏切っているし、最内枠も痛い。ラッキーライラックにあっさり勝たれたら仕方ない。
 本命はリリーノーブル。前走はラッキーライラックに完敗だったが、大型馬で上積みが見込めるし、枠もいいところを引いた。阪神JFのときのように、先に抜け出したい。
 推奨穴馬はアンコールプリュ。前走も強い競馬をしている。

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2018年4月6日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神牝馬S、ニュージーランドT~気持ちよく的中した数少ない記憶~

 桜花賞ウィークだが、金曜の雨で桜は散ってしまいそうだ。
 そんな桜花賞前日の土曜日は、阪神で阪神牝馬ステークスが、中山でニュージーランドトロフィーが組まれている。そして、なにげに福島開催がスタート。開催が同時にスタートしないのは気持ち悪い…。

 阪神牝馬Sは昔から別定のGII戦で、エリザベス女王杯が古馬に開放される以前は、古馬牝馬のナンバーワンを決めるレースの一つだった。マイル戦のイメージだが、1995年までは2000 mだった。そう言われれば、そうだったような。
 その2000 m時代終盤の勝ち馬がメモリージャスパー。馬券を取らせてもらった記憶があるので目についた。とはいっても、馬券を取ったのはこのレースではない。何のレースで馬券を取らせてもらったのか、戦績を調べてみると…あった。1994年の4歳牝馬特別だ。いまでいうフローラSである。
 この年はゴールデンジャックという馬を追いかけており、このレースでも軸にした(6番人気)。そして相手筆頭が2番人気のメモリージャスパー。この2頭が1、2着になり、見事に本線で馬連(4840円)をとった。非常に気持ちよく的中したので、記憶に残っているのだろう。ゴールデンジャックもメモリージャスパーも元気にしているだろうか。

メモリージャスパー。渡辺厩舎のおうまたちより

 レースにいってみたい。
 GI馬も複数出走し、なかなかの好メンバー。本命は◎リスグラシュー。GIで2着になること3回。力はたしかだ。4歳になり体質が強化されたのか、前走の東京新聞杯はビシッと追い切って牡馬相手に完勝。今回も、前走ほどではないが坂路で好時計をマーク。ひと皮むけた印象だ。外の枠がほしかったが、武豊騎手がなんとかしてくれるだろう。
 推奨穴馬はレッドアヴァンセ。昇級戦でもあなどれない。

 ニュージーランドTは◎ラムセスバローズが本命。芝に戻った前走を完勝。もう一丁。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...