今年は令和初の宝塚記念となる。では平成最初の宝塚記念馬はというと、イナリワン。地方でデビューし、(今で言う)4歳の暮れに東京大賞典を勝ち、5歳で中央に移籍した遅咲きの馬だ。
中央に入って3戦目で天皇賞・春を制覇して迎えたのがこのレース。若き天才、武豊騎手に導かれ、フレッシュボイスの追い上げをクビ差でしのいで見事に勝利した。
その後は武豊騎手はスーパークリークをお手馬にしたため、このコンビは解消してしまったのは残念。オグリキャップとともに、地方から来た強豪としてターフを湧かせた名馬だった。
イナリワン。日刊競馬より
レースにいってみたい。
12頭とやや少頭数だが、まずまずのメンバーと言ってよさそうだ。本命は◎キセキ。なかなか勝ちきれないが、4走前から連続でGIに出走し、3→2→5→2着と崩れない。今回は最内枠を引いたこともあり、逃げは確定か。ジャパンカップの再現を期待したい。
推奨穴馬は、穴というほどではないがマカヒキ。復活があるならここか。
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