2020年3月27日金曜日

【中央競馬予想と与太話】毎日杯、日経賞(2020)~JRAの賞金王~

 コロナウイルスの影響で今週も無観客競馬。しかし、ついに現役選手が感染したプロ野球や、残り全試合が中止になったBリーグなどと比べると、レースをやって馬券が売れるだけ恵まれている。今週も競馬が楽しめると、前向きに考えよう。

 世紀末の1999年の毎日杯も、今年と同じ3月28日に行われた。このときの勝ち馬がテイエムオペラオー。当時まだ1 kg減だった和田騎手を背に3戦目で勝ち上がると、次走も制してここに駒を進めてきた。レースでは4馬身差の圧勝。後の活躍を考えると、この相手では当然の結果だったか。
 圧巻はその次の皐月賞。後方から一気のマクリを決めて、ハナ差で勝利をものにした。毎日杯と皐月賞を連勝したのは、この馬以降は出ていない。
 その後の活躍はご存じの通り。いまだにJRAの賞金王の座を守り続けている。

※追記:毎日杯と皐月賞を連勝した馬には、アルアインがいました。失礼しました。

テイエムオペラオー。JRAウェブサイトより

 レースにいってみたい。
 雨で馬場が悪化しそう。本命は◎テイエムフローラ。前走の新馬戦は不良馬場をもろともせず、差して2馬身の差をつけた。オペラオー以来のテイエムの勝利へ、和田騎手を背に激走がないか。
 本命馬が人気薄なので、これを推奨穴馬とする。

 日経賞は◎サンアップルトンが本命。荒れ馬場は向きそう。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2020年3月25日水曜日

【読書メモ】アシックススポーツ工学研究所『究極の歩き方』(講談社現代新書)

 歩き方だけでなく、歩き全般を科学した本。
 散歩の延長ではなく、スポーツとしてのウオーキングを推奨し、その方法やその際に履くシューズが説明されている。運動不足を解消したい人は、ぜひ読んで実践してみるとよいだろう。
 また、足の形(アーチ)の考察にページが割かれているのも特徴。いわゆる土踏まずの重要性がよく分かる。年を取って歩けなくなる人と、若い頃と同様に歩ける人の違いがよくわかる。
 自分の足で一生歩き続けたい人は必読。運動を始めたい人にも薦めたい。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

2020年3月23日月曜日

【お父さんの週末料理】2020年3月20~22日~卵焼きが上手にできたと思ったら~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小6)、息子(小3)の4人。

 今週もウイルス騒動で息子の野球は自主練に。私の野球の練習も中止になったので、みんなで私の実家にお邪魔した。いつもすみません。

 3月20日(金・祝) 
◆朝・昼・晩ご飯◆
 朝と昼は妻がサッと用意してくれた。お陰でランニングができた。
 昼食後に新しい車でおじいちゃん・おばあちゃんの家へ。近所に肉屋さんができたそうで、そこにお肉を買いに行った。
 晩ご飯はそのお肉をいただいた。ステーキはトロトロ。超美味なのだが、たくさん食べることはできなかった。厚切りタンは子どもたちが食べ尽くした…。

 3月21日(土) 
実家から帰り、私は歯医者へ。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は実家でいただいた。朝はご飯とお漬け物。昼はそば。冷たい麺が好きな娘が喜んだ。

◆晩ご飯◆
 私が歯医者に行く必要があったので、娘に卵焼きを作ってもらった。上手にできたのだが、食べる直前になり
「あっ。何も味つけてへんわ…」
だそうだ。ケチャップをつけて食べた。また作ってね。
 他はローストビーフ、サラダ、スープ、食パン。ローストビーフと食パンは実家からいただいたもの。

娘の作った卵焼き。何とプレーン(笑)

 3月22日(日) 
息子の野球はこの日も自主練。

◆朝・昼ご飯◆
 鰊(にしん)が安かったので、塩焼きにして食べた。「普通」の評価。けっこう身が柔らかく、崩れそうになった。
 他はサラダ、スープ、五穀米。昼は餃子も焼いた。

鰊の塩焼き

◆晩ご飯◆
 実家からお肉の残りをいただいたので焼いた。牛タンと赤せんまい。牛タンは激旨。一人2枚を瞬殺。赤せんまいは主に娘と私で食べた。噛むほどに味が出る。
 他はサラダ、五穀米、スープ。

◆作り置き◆
 春休みで子どもたちの昼ご飯が必要なので、今週もたくさん作った。
 格安豚肉で、大根のトマト煮込み、生姜焼き、チーズ巻きの3品。チーズ巻きはチーズが溶け出したのか、あまりチーズの風味がしなかった。
 あと2品、ベーコンと厚揚げの煮物とリサイクル炒めも作った。わが家の定番。

左からトマト煮込み、生姜焼き、チーズ巻き

定番のリサイクル炒め

にほんブログ村 子育てブログ 一姫二太郎へ
にほんブログ村

2020年3月22日日曜日

【読書メモ】カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(早川書房)

 かなり前から読もう読もうと思っていたイシグロ作品。モタモタしているうちにノーベル賞を取ってしまった。そうすると「ノーベル賞をとったから読むんでしょ」と思われるのもシャクで、しばらく間が空いてしまった。

 というわけで、ようやく読んだイシグロ作品。なるほど、ノーベル賞にふさわしい格調の高さだ(のような気がする)。色で言うならセピア色。しんと静まりかえった静寂が常に背景にある。ある女性が過去を回想する形で話が進むのも、この雰囲気に一役買っているのだろう。
 悲しい物語なのだが、なぜか心が落ち着く一冊。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

【中央競馬予想の回顧】阪神大賞典、スプリングS、若葉S、フラワーC(2020)

 今週は阪神大賞典。
 ◎キセキは単勝1.6倍の人気を集めた。人気するだろうとは思っていたが、ここまでとは。
 レースでは痛恨の出遅れ。2周目でポジションを上げていき、3番手で最終コーナーへ。押し切れそうに見えたが、最後は脚が上がって7着に敗退。スタートが痛かった。
 勝ったのはユーキャンスマイル。右回りを克服し、天皇賞・春が楽しみになった。2着に推奨穴馬のトーセンカンビーナが差したが、本命が沈んでは意味なし。

 中山ではスプリングS。
 ◎ファルコニアは後方から。ペースが遅いと見たか、向こう正面でグイグイ上がっていき、3番手で4コーナーへ。しかし、そこからもうひと伸びがきかず、4着。今日のところは完敗。
 勝ったのはガロアクリーク。人気のヴェルトライゼンデを競り落として突き抜けた。

 土曜は若葉S。
 ◎アメリカンシードは先行集団につけた。直線では先に抜けた人気のアドマイヤビルゴを追うが、左によれたり右にささったりで、モタモタ。まっすぐ走り出してからはそれなりに伸びたが、時すでに遅く、3着まで。気性の成長が待たれる。
 勝ったのは人気のアドマイヤビルゴ。逃げたキメラヴェリテを捉まえるのに手を焼いたが、最後は2馬身の差をつけた。6億円馬が無敗で皐月賞へ。

 祝日の金曜はフラワーC。
 ◎ミアマンテは心配されたイレ込みもなく、状態はよさそうに見えた。しかし、レースでは不発に終わり、6着。この程度の馬だったのだろうか。
 勝ったのはアブレイズ。2番手から粘りきり、単勝7930円の大穴を開けた。

 今週は4戦0勝。他もイマイチでトータルもマイナス。来週からのGIで巻き返したい。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2020年3月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS(2020)~平成最初は大波乱~

 3日間開催最終日は西で阪神大賞典が、東でスプリングステークスが行われる。

 今回は令和になって初めてのレースだ。阪神大賞典の平成最初の勝ち馬がナムラモノノフ。初勝利をあげるまでに、なんと10戦を要した。さらに、2勝目をあげるのに13戦かかった。そして4歳になり、通算29戦目で3勝目をあげて、格上挑戦で阪神大賞典に出走した。
 レースでは11頭中7番人気の低評価をあざ笑うかのように、スイスイと逃げ切って穴を開けた。2着にも人気薄のカツノコバンが入り、枠連は27270円。当時はなかった馬単や3連単があれば、どえらい配当になっていただろう。
 ナムラモノノフは、その年の暮れに入障。重賞を勝った年に障害入りする馬も珍しい。障害重賞こそ勝てなかったが、長く障害レースで活躍したいぶし銀のジャンパーだった。

 レースにいってみたい。
 ドバイミーティングが近いこともあり、10頭の少頭数となった。本命は人気でも◎キセキ。フランスで2回走り、帰国後の有馬記念は、逃げ馬が出遅れて万事休すと思いきや、5着と掲示板を確保。底力を見せた。すんなり行ければ、逃げ切り濃厚。
 推奨穴馬はトーセンカンビーナ。角居丼がないか。

 スプリングSはトーセンカンビーナの全弟の◎ファルコニアが本命。3連勝で春のクラシックへ。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

2020年3月20日金曜日

【中央競馬予想と与太話】若葉ステークス(2020)~一世一代の大駆け~

 3日間開催の中日の土曜は、阪神で若葉Sが行われる。
 若葉Sは昔は中山で組まれていたが、西にも皐月賞トライアルを作ろうと、2000年から阪神に移った。
 阪神に移って最初の勝ち馬がクリノキングオー。「クリノ」でお馴染みの栗本氏の持ち馬だ。折り返しの新馬戦を勝って、格上挑戦で若葉Sに出走。レースでは11番人気の低評価を覆し、後方一気を決めて大穴を開けた。2着に9番人気のタイムリートピックが入り、馬連は29700円。3連単があれば、えらいことになっていただろう。
 これが一世一代の大駆けとなり、以降は掲示板にすら載ることなく引退してしまった。こういう激走を見抜く方法があれば、大きな馬券をどんどん取れるのだが…。

 レースにいってみたい。
 九州産馬のイロゴトシと、ダート重賞勝ちのキメラヴェリテ以外はすべて1勝馬。前日のフラワーCと同様、ほとんど1勝馬クラスだ。
 本命は人気でも◎アメリカンシード。前走、前々走は強敵相手に食らいつき、連続2着。相手に恵まれたここは、皐月賞への通過点に。
 推奨穴馬はサーストンカイドー。堅実。

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ
にほんブログ村

【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...