2020年11月7日土曜日

【中央競馬予想と与太話】ファンタジーS、京王杯2歳S(2002)~あわや放送事故~

 もう11月とは早いものだ。あっという間に有馬記念、仕事納め、大晦日となるのだろう。
 中央競馬も今週から阪神・東京開催がスタート。京都競馬場が長い改修に入ってしまった。

 そんな土曜は京都でファンタジーステークスが、東京で京王杯2歳ステークスが組まれてい。ファンタジーSは今回で25回目の節目を迎える。もう四半世紀が経つとは。
 ファンタジーSは「KBS京都賞」なので、今年も競馬中継の「うまDOKI」が局地的に盛り上がるのだろう。うまDOKIは2011年からスタートした番組。それ以前は「競馬中継」として、土日とも午後のレースのほとんどをKBSが中継していた。出光ケイ氏や青芝フック氏の司会が懐かしい。

 この「競馬中継」でパドックなどを担当していた井上泰司氏は現在もスポニチ紙で記者をやっていて、コラムでたまにこの番組について触れている。
 2005年ごろだと思うが、井上氏がパドック解説で
「パドックだけで言うならこの馬ですね」
と褒めたとき、コンビの梶原アナが
「単勝は▲▲倍です」
とフォローすると
「えっ、ツクツクボウシですなあ」
とひと言。これが梶原アナの壺にハマり、生放送中に大爆笑をしたことがあった。放送事故とまではいかないが、梶原アナは冷や汗をかいたかもしれない。

 レースにいってみたい。ヨカヨカに熊本産馬初の重賞勝利が期待されている。
 という前振りとは関係なく、本命はオパールムーン。8月に札幌の新馬戦を勝ったあとは、ここまで待機。満を持して重賞に出走してきた。その新馬戦で降したククナがアルテミスSで2着に入ったのだから、それを物差しにすればここでも通用のはず。洋芝で勝っているように、雨馬場も歓迎の口か。
 推奨穴馬はオプティミスモ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

 京王杯2歳Sは◎リフレイムが本命。前走は5馬身差の圧勝劇を見せた。木幡巧也騎手はチャンスを生かせるか。

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2020年11月5日木曜日

【お父さんの週末料理】2020年10月31日・11月1日~娘の13歳のお誕生会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 今週は外食はなし。日曜の夜は娘の誕生祝いをした。

 10月31日(土) 

 娘と私は午前中に歯医者。息子はいつも通り昼から野球。

◆朝・昼ご飯◆
 朝と昼は妻がチャーハンなどを作ってくれた。今週の納豆チャーハンは自信作だそうだ。お陰でゆっくり歯医者に行けた。

◆晩ご飯◆
 みんなのきょうの料理から、鶏の油揚げカツ。油揚げを裏返し(これがけっこう難しかった)、肉ダネを詰めて揚げ焼きにする。なるほどチキンカツ風に仕上がり、娘が気に入った。わが家では「ニセチキンカツ」と呼ぶことにした(笑)。今度は寿司用の油揚げで、小さめに作ってみよう。
 他はサラダ、スープ、パンプキンパイ、豚の煮物、リサイクル炒め、お揚げのカリカリ。パンプキンパイは娘の作ったハロウィンメニュー。パイ生地を買ってきて、上手に作った。今度はミートパイを作ってくれないかなあ。
 豚の煮物、リサイクル炒め、お揚げのカリカリは作り置きメニュー。

ニセチキンカツ

パンプキンパイ。上手にできた

カボチャの卵白とじ、リサイクル炒め、豚の煮物

 11月1日(日) 

 娘は午前に部活。上手になっているのだろうか。息子は朝から夕方まで野球の練習。少年野球はとにかく時間が長い…。

◆朝・昼ご飯◆
 朝は鰯(いわし)とナスの揚げたん。鰯を2枚に下ろして、小麦粉をまぶして、ナスとともに揚げ焼きに。骨まで食べられる健康メニューだ。他はご飯と簡単サラダ。
 昼は息子はグランドで弁当。
 娘と私は朝の鰯を食べた。他は枝豆豆腐、簡単サラダ、豚の煮物、ご飯。息子が豆腐が苦手なので、いないときは冷や奴を出すことが多い。

鰯とナスの揚げたん

枝豆豆腐

◆晩ご飯◆
 娘のプチ誕生会。懐石風のコースでもてなした。
 前菜は普通のサラダ。いつも通りですみません。
 突き出しは山芋のプルプル。すった山芋をダシでのばし、ゼラチンで固めた。プルプルに美味しくできた。けっこう好評。

サラダ、山芋のプルプル

 刺身は本日のスペシャルメニュー、マグロの中トロ。ほとんど大トロといってもよい脂の乗りで、超トロトロ。娘には一切れ多くサービス(笑)。

ほとんど大トロ

 椀物はハマグリ。具はシンプルにハマグリのみ。娘だけハマグリを二つにしたら、息子がうらやましがっていた。
 主菜とご飯を併せたメインは、ローストポークのあったかダシ茶漬け。低温(100 ℃)でじっくり加熱したローストポークをご飯に乗せ、ダシをかけてお茶漬けに。飲み物のようにズゾズゾと食べ尽くした。大好評。
 お誕生祝いの懐石風コースを楽しんでくれたかな。

ローストポークのあったかダシ茶漬け

◆作り置き◆
 鶏肉と消費期限切れのごぼ天が残っていたので煮物にした。明日から食べてください。 

2020年11月4日水曜日

【読書メモ】久木留毅『アスリートの科学 能力を極限まで引き出す秘密』(講談社ブルーバックス)

 国立スポーツ科学センター・センター長の久木留氏が、スポーツ科学の魅力をかいつまんで解説。一般人が興味を持ちそうな、次の話題をピックアップした本だ。

・各種競技の記録と科学
・スポーツとテクノロジー
・スポーツ栄養学
・ウェイトコントロールの科学
・水分補給の科学
・外的環境の影響
・コーチングの科学

 もちろん、これらはスポーツ科学のごく一部のトピックだが、その進歩や影響力を見るには十分だ。もはや、スポーツ科学の力を借りずに戦えるトップアスリートはいないと断言してよい。運動部の中高生や、スポーツする子どもの親にはぜひ読んでほしい。
 同じテーマを扱った本として、伊東浩司氏が編者の一人である『なるほど最新 スポーツ科学入門』もお薦めしたい。

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2020年11月3日火曜日

【目指せサブ3】48歳おっさんランナーの練習月報(2020年10月の記録)

 2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2019年12月の大阪マラソンでサブ3.05(3時間05分)を達成。現在(48歳)はサブ3を目標にトレーニング中。
 ポイント練習は、平日に閾値走またはペース走、土曜にインターバル走、日曜にロング走が基本。

◆総 評◆
 月間走行距離は256 km。もう少し距離を踏みたかった気もするが、けっこう雨も降ったし、仕方ないか。11月1日のロング走が今月分に入らなかったのもあった(言い訳)。
 トレーニングの一環として、30 kmのレースに出た。本番4週間前と、ちょうどよい時期によい大会があった。
 その前の週には、マスターズのミニ記録会に参加。初めて1500 mのタイムをちゃんと測った。

◆ロケットマラソン大阪大会 30 kmの部◆
 10月25日に30 kmの大会に出た。河川敷の往復コースだが、チップでタイムを測ってくれるだけでもありがたい。何とか4:10~15のペースで走り切れた。
 詳細はこちら。

【目指せサブ3】ロケットマラソン2020 大阪大会 30 kmに参加した

◆1500 mタイムトライアル◆
 大会の前の週には、1500 mのタイムトライアル。今年の春にマスターズに入会したのだが、コロナで活動停止状態。ようやくミニ記録会が開催されたので参加した。
 初めてだったので勝手が分からず少し迷惑を掛けたが、無事にスタートラインへ。トラックでタイマーで測ってもらえるのは嬉しかった。
 少なくとも5分半は切りたいところ。結果は5:20で合格点。1000 mや1500 mのタイムトライアルはしたことがなかったので、よい経験になった。
 タイムトライアルの前の体力測定で、背筋力を測ったときに腰を痛めた…。気をつけるように言われてたのに…。

◆インターバル走◆
 今月は3回。いずれも行きつけの公園外周の約900m×5本だ。3%程度の登りコースなので、その分スピードは出ない。
 気温が下がり、ペースが上がってきた。月初めには、最速タイムを記録。Takumi Senの効果か、初めてキロ4分を切れた。
 月末にはさらにタイムを伸ばし、記録を更新。気温が下がった効果もあるのだろうが、走力がついたと思いたい。

◆閾値走・ペース走◆
 ポイント練習の中で最も短時間で済むので、平日にすることが多いトレーニング。
 今月は4回で、いずれも閾値走。心拍数を85%の強度(私の場合は約155)に保って10 km走る。ペースは見ずに、心拍数だけを見る。
 こちらも気温が下がってペースが上がり、42分を切り、41分に近づいてきた。暑い時期は、最後はペースが落ちた(心拍数のドリフト)が、それも少なくなった。
 それなりにキツいが、7~8 kmあたりでフッと楽になるときがある。調子がよいとそうなるのだろうか。

◆ロング走◆
 今月は3回。
 1回は峠越えのコース。初めて山のほうに入っていったら、けっこうな傾斜で、400 mを登り降りする羽目に。よいトレーニングになったと思いたい。小さな牧場にポニーがいて、可愛らしかった。
 1回は不整地を走った。家族連れが遊ぶ中を、1周約400 mをグルグルと回った。「怪しいオッサンやなあ」と思われていたかもしれない…。150分走ったら、ちょうど30 kmになった。
 最後の1回は、初めて会社から自宅まで走って帰った。息子と歯医者に行くために午後休をとり、荷物を背負って走って帰宅。峠を二つ越えなければならない。ちょうど150分で家に着いた。最後までバテずに走り切れたのはよかった。

◆まとめ◆
 本番の明石城公園マラソン前の追い込み期に、まずまずよいトレーニングができたのでは。ケガが怖いので、どこまで強度を上げるかが難しかったが、よい塩梅に収まったと思いたい。本番の後は、もう少し強度を上げてもよいかもしれない(キツいけど…)。
 11月の初めにロング走と5 km×3本をやって、ポイント練習は終了。幸い、痛むところもないし、うまくテーパリングして本番に臨みたい。

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2020年11月2日月曜日

【読書メモ】小川洋子『ことり』(朝日文庫)

 いやあ、切ない。小川氏の作品は切なく、はかない、モノトーン調のものが多いが、なかでも本作品は切ない指数ナンバーワンだ。

 兄と二人で生活する「ことりのおじさん」の一生を描いた物語。ときに小さな風は吹くが、静かな生活。静謐な時間が流れる。
 切ないが、決して悲しくはない作品。心がほんのり暖かくなるのが不思議だ。

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2020年11月1日日曜日

【中央競馬予想の回顧】天皇賞・秋、スワンS、アルテミスS(20020)

 今週は天皇賞・秋。
 ◎クロノジェネシスは後方から。ちょっと後ろ過ぎるような。4コーナーでは大外を回し、前を行くアーモンドアイを追ったが、届きそうにない。そこに迫ってきたのがフィエールマン。最後はクビ差でかわされて3着に終わった。
 勝ったのはアーモンドアイ。3番手でガッチリ折り合い、前が脱落して自然に先頭に立つと、しっかり伸びて見事に優勝。GI8勝の金字塔を打ち立てた。お見事。

 土曜はスワンS。
 ◎アドマイヤマーズは逃げたカツジを見る位置。4コーナーでは馬場のよい外に出したが、外の馬に蓋をされて、思うようにコースが取れなかったか。それでもしぶとく粘って3着を確保したのは地力のなせるわざ。もう少し外に出せれば違ったかも。
 勝ったのはカツジ。4コーナーでは最内を回り、直線で外に出して見事に逃げ切った。和田騎手のファインプレー。

 東京ではアルテミスS。
 ◎ウインアグライアは3番手でピタッと折り合い、4コーナーで進路を確保。後は伸びるだけだったが、そうは問屋が卸さず6着まで。これが重賞の壁か。
 勝ったのは1番人気のソダシ。重賞連覇を決めた。白毛馬初の中央GI勝ちなるか。

 今週は3戦0勝でトータルもマイナス。改修前の最後の京都開催は、低空飛行だった…。

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【中央競馬予想と与太話】天皇賞・秋(20020)~GI8勝目のジンクス~

 今週は天皇賞・秋。今年はアーモンドアイの芝GI8勝目なるかが注目を集める。
 これまで、芝のGIを7勝したのは、アーモンドアイを含めて7頭。1頭目がシンボリルドルフで、その次に達成したのがテイエムオペラオーだ。

 テイエムオペラオーは2000年のこのレースの勝ち馬。この年、2月の京都記念から12月の有馬記念まで、GIの5勝を含む、重賞8連勝。一流馬が前哨戦をあまり使わなくなった現在、もうこの記録は不滅といってよいだろう。
 翌年に天皇賞・春を制して七つ目のGI勝利をあげたときは、だれもがシンボリルドルフを抜いて単独トップに立つと思ったが、宝塚記念はメイショウドトウの執念に屈して2着。夏を越して、再び8勝目を目指して天皇賞・秋に出走した。
 レースではもちろん1番人気。逃げの手に出たメイショウドトウをかわして先頭に立ったときには誰もが勝利を確信したが、そこに飛んできたのがアグネスデジタル。八冠にはまたも手が届かなかった。
 その後、JC(クビ差2着…)と有馬記念でも破れて快挙はならず、引退。GI8勝目を達成する馬がなかなか現れないのは、テイエムオペラオーの怨念が働いているのかもしれない(?)。

テイエムオペラオー。JBISサーチより

 レースにいってみたい。今年こそ、オペラオーのジンクスは破られるのだろうか。
 という前置きとは関係なく、本命は◎クロノジェネシス。昨年秋からの充実ぶりは周知の通り。大阪杯こそラッキーライラックに惜敗したが、宝塚記念ではその雪辱を果たしてお釣りがくる6馬身差の圧勝劇。そのときに馬券でお世話になった。もう一丁。
 推奨穴馬はダイワキャグニー。去勢効果が出れば。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...