2020年8月30日日曜日

【中央競馬予想の回顧】キーンランドC、新潟2歳S、釜山S(2020)

 今週はキーンランドC。
 ◎ダイアトニックは1番人気。しかしレースでは後方のまま見せ場なく沈み、ブービーの15着。重馬場が応えたにしろ、コメントしようのない惨敗。何かあったか。
 勝ったのはエイティーンガール。後方一気で穴を開けた。重馬場は鬼だ。

 新潟では新潟2歳S。
 ◎フラーズダルムは中団の外を回る。福永騎手は完全に大外狙いだ。直線では外に外に出して、最後はほとんど外ラチ沿いを追い込んだが、3着まで。もうひと伸びが足りなかった。
 勝ったのはショックアクション。ゴドルフィンから大物が出たか。

 土曜は釜山S。
 ◎コパノフィーリングは好位から抜け出して完勝。格上挑戦だったが見事に勝利を収めた。馬券は単勝を取った。

 今週は3戦1勝。土曜の札幌メインのオホーツクSや日曜の小倉・新潟の最終が的中したお陰でトータルは久々の大幅プラスを達成。長いトンネルから抜け出したと思いたい。

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【中央競馬予想と与太話】キーンランドC、新潟2歳S(2020)~あの兄妹の姉~

 今週は新潟で新潟2歳ステークスが、札幌でキーンランドカップが組まれているが、小倉では平地重賞はない。

 新潟2歳Sは今年で節目の40回目を迎える。キリ番つながりで、20年前の第20回の勝ち馬がダイワルージュ。スカーレットブーケを母に持つ、ということはダイワメジャーとダイワスカーレットの姉にあたる超良血馬だ。
 福島でのデビュー戦を、当時は減量だった北村宏司騎手を背に9馬身差の圧勝。2戦目に当時は1200 mだった新潟3歳Sに出走して勝利を飾った。しかし、残念ながらその後はアネモネSの1勝にとどまってしまった。
 母としては福島巧者のダイワファルコンを出したが、早世したのか4頭の産駒しか残していないようだ。ダイワスカーレットも母としては苦戦しているが、スカーレット一族から、また大物が出てほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 この時期の2歳戦だけに、底を見せていない馬がほとんど。その中から、本命は◎フラーズダルム。馬名はフェンシング用語なのだそうだ。それはともかく、前走は阪神の新馬戦を圧勝。2番手から最速で上がったのだから、モノが違った。良馬場でさらに前進を期待。
 推奨穴馬はタイガーリリー。1戦1勝の馬の中では、極端に人気がない。

 キーンランドCは◎ダイアトニックで仕方なかろう。包まれなければ。

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2020年8月29日土曜日

【中央競馬予想と与太話】釜山ステークス(2020)~ダートに強い馬主~

 先週よりは少しましだが、猛烈な暑さが続く。財布も猛烈に厚くなってくれると嬉しいのだが…。

 そんな土曜の小倉メインは釜山S。2010年に創設され、翌年の2011年から、この時期の土曜メインに定着している。
 釜山とは、もちろんソウルに次ぐ、韓国第2の都市。金曜に安倍首相が辞意を表明し、来月にも新しい首相が誕生する。次の総理は韓国との関係改善を図れるのだろうか。向こうの大統領が代わらなければ、それも無理かな…。

 レースにいってみたい。
 降級制度がなくなり、かなり手薄なメンバー。3歳の2頭が人気しているのも頷ける。本命はそのうちの一頭、◎コパノフィーリング。前走で1勝馬クラスを勝ち、1階級飛ばして格上挑戦。このローテも異例なら、いままでダートを3回走って、良馬場は一度もないというのも珍しい。またまた「コパ」の馬からダートの猛者が誕生することを期待したい。
 推奨穴馬はスマートアテナ。前走は勝ち馬にはちぎられたが、2着とは僅差。

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2020年8月28日金曜日

【読書メモ】司 凍季『からくり人形は五度笑う』(講談社文庫)

 1991年に上梓された司氏のデビュー作(文庫は1994年刊)。本格ミステリーの王道というべき、ゲーム性が強い、謎解きのための作品だ。
 人形作りが主産業の寂れた村に、失踪した父を探しに来た作家が主人公。27年前に起きた連続殺人の謎を解こうと試みるが…。

 猟奇的でありながら、どこか美しさを感じる連続殺人事件は、横溝正史氏の作品を彷彿とさせる。複雑な人間関係と壮大なトリックが魅力の、オカルト的エンタメ作品だ。
 しかし、これだけどんどん人が死んでいくのに、みんなちょっと平気すぎるような気がするのは私だけだろうか…。そこは置いといて、謎解きを楽しむための作品だということにしておきたい。

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2020年8月26日水曜日

【読書メモ】湊かなえ『境遇』(双葉文庫)

 いつも通り、一人称が入れ替わりながら話が進んでいく。一人称を担当するのは2人の女性。一児の母と独身新聞記者の組合せだ。2人は親友で、共通点は孤児であること。生まれてすぐに施設に入り、誰が親か分からないという同じ「境遇」なのだ。
 2人が親友なのは、同じ境遇だからなのか。それとも、境遇は違っても、親友になれたのか。違う境遇で育っても、私は私なのだろうか。
 最後のどんでん返しが「境遇」の持つ意味を際立たせる。

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【読書メモ】山本太郎『感染症と文明 ─共生への道─』(岩波新書)

 2011年の出版だが、いまこそ読むべきときだ。人類と感染症との歴史が分かりやすく解説された名著。

 人類が農業を始めて文明を興すのと同時に、感染症の「蔓延的な流行」が生じた。インフルエンザに代表されるような、蔓延的な流行が生じるには、一定以上の人口密度が必要なのだ。
 マラリアや天然痘から、HIVやSARSまで、人類の歴史は感染症との戦い抜きには語れない。新大陸(アメリカ大陸)があっという間に征服されたのに、アジアやアフリカはそうならなかったのは、感染症の存在がその理由の一つだった。

 微生物に関する知見を深め、抗生物質を発見し、天然痘を撲滅するなど、人類は感染症を制圧することに成功した。なんて思っていたところにやってきたのが新型コロナ。感染症は過去のものではないことを突きつけられた。
 本書を読めば、この新ウイルスの歴史的な位置づけがよく分かる。新ウイルスを闇雲に怖がるのではなく、正しく恐れることができるようになるだろう。

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2020年8月25日火曜日

【お父さんの週末料理】2020年8月22・23日~肉祭り!~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代後半)、母(年齢非公表)、娘(中1)、息子(小4)の4人。

 娘も息子も、土・日とも何か用事があった。成長の証なのだろうか。
 私の誕生日プレゼントに、母(おばあちゃん)がお肉を送ってくれた。ありがとうございます。

 8月22日(土) 
娘は早朝から部活。電車に乗って、別の中学と合同練習をしに行った。息子はいつも通り、午後から野球。

◆朝・昼ご飯◆
 妻が、朝は食パンを、昼は納豆炒飯を作ってくれた。お陰で少し走れた。

納豆チャーハン

◆晩ご飯◆
 取り寄せた牛タンが半分残っていたので、それを焼こうと思っていたところに、母から高級牛タンをいただいた。2種類の牛タンを堪能。多すぎて残ると思っていたら、食べ尽くした。牛タンをお腹いっぱい食べられるとは、何という贅沢。
 他は簡単サラダ、ツバス刺身、豚レバー、焼きうどん。

取り寄せたタン。厚切りがグー

母からいただいた高級タン

 8月23日(日) 
息子は朝から夕方まで練習試合。この猛暑のなか、ちょっとやり過ぎのような…。娘は午後から浜大津で座学。

◆朝・昼ご飯◆
 ツバスが1匹で500円。2枚に下ろしてもらって、一部を刺身にし、残りはあっさり煮付けた。頭はいつも通り娘と私が担当。朝と昼で食べ尽くした。
 他はご飯、簡単サラダ、豚レバー、砂ずり
 息子の昼ご飯は、グランドで弁当。

ツバスの刺身。とろとろ

◆晩ご飯◆
 私(お父さん)の誕生日プレゼントに母(おばあちゃん)が送ってくれたステーキを焼いた。ヘレ肉2枚とモモ肉2枚。ウェルダンが好みの息子と妻にそれぞれ1枚、レアが好みの娘と私にそれぞれ1枚を焼き、分け分けした。
 ひと口食べるなり、妻が「美味しいで~」と感激。息子もそれに続いた。少し遅れて、レア好みの娘と私もほおばった。うーん、美味すぎる。贅沢させていただいた。
 他はサラダ、スープ、食パン、砂ずり。

豪華ステーキ。左がヘレ、右がモモ

焼く前。左がモモ、右がヘレ

◆作り置き◆
 ハンバーグを作るつもりだったが、母がソーセージも送ってくれたので延期。今週はソーセージをいただこう。
 写真は娘からもらった誕生日プレゼント。ありがたいことだ。

娘からの誕生日プレゼント。ありがとう

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...