1991年に上梓された司氏のデビュー作(文庫は1994年刊)。本格ミステリーの王道というべき、ゲーム性が強い、謎解きのための作品だ。
人形作りが主産業の寂れた村に、失踪した父を探しに来た作家が主人公。27年前に起きた連続殺人の謎を解こうと試みるが…。
猟奇的でありながら、どこか美しさを感じる連続殺人事件は、横溝正史氏の作品を彷彿とさせる。複雑な人間関係と壮大なトリックが魅力の、オカルト的エンタメ作品だ。
しかし、これだけどんどん人が死んでいくのに、みんなちょっと平気すぎるような気がするのは私だけだろうか…。そこは置いといて、謎解きを楽しむための作品だということにしておきたい。
にほんブログ村
登録:
コメントの投稿 (Atom)
【抜く週とGWが重なった】滋賀のおっさんランナーのランニング週報:2024年4月22~28日の記録
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。現在は51歳。 2020年12月の神戸トライアルマラソンでサブ3を達成! 自己ベストは2024年3月のびわ湖マラソンの2時間54分台。 ◆総 評◆ 先週は、5 km走と15 kmビルドアップ走を両方やったら疲れ...
-
さて、いよいよ「なんば」の謎に迫っていこう。 といっても「なんば」の意味自体は謎でもなんでもなく、要するにネギのことである。いったい、前回の長い前振りは何だったのだろうか…。 要するに、「鳥そば」といえば鳥肉入りのそば、「鳥なんばそば」といえば鳥肉とネギの入ったそばを意味す...
-
娘は小学1年生。いま、初めての「夏休みの宿題」に取り組んでいる。主な宿題は、ひらがな・計算のプリント、計算カード(毎日)、絵日記、それとアサガオの観察だ。アサガオの観察には2枚の用紙があり、1枚は花を、もう1枚は種を観察することになっている。 そして夏休みに入った。計算プ...
-
2017年7月、45歳を目前に、突如ランニングを始めた。2018年2月の初マラソンでサブ4を、3月の2度目でサブ3.5を達成。2018~19シーズンのサブ3.15を目標にトレーニング中。 ◆総 評◆ 月間走行距離は251.1 km。初の250 km超えだ。とはいえ、24...
0 件のコメント:
コメントを投稿