新年の京都二開催が終わり、今週から阪神。来週からはクラシックのトライアルも始まるなど、春近しを思わせる。ここまで調子のいい人も悪い人も、気分を新たに予想に邁進したいものだ。ちなみに、私はもちろん後者である…。
このレース、昔はクラシックに出られないマル外馬がうっぷんを晴らすレースだったが、クラシックがマル外馬にも門戸が開かれた現在は、トライアルレースが始まる前の、何だか中途半端な重賞になってしまった印象がある。1200 m戦なんかにすれば、特色が出てよいのかもしれない。ダートにするのもありかも。
ちなみに、レース名の「アーリントン」とはアメリカのアーリントン競馬場からきたものである(JRAによる解説はこちら)。アーリントンミリオンというレースが有名な競馬場で、アーリントンとは地名だ。
しかしいま、このアーリントンに、日本中の注目が集まっていることをご存じだろうか。何を隠そう(誰も隠してないが)、アーリントンはメジャーリーグのレンジャーズの本拠地なのである。レンジャーズとは、そう、ダルビッシュの入団した球団だ。今年はアーリントンという地名を聞くことも増えるだろう。私は興味がないが、サイン馬券のお好きな方は、11番(ダルビッシュの背番号)から勝負しても面白いかもしれない。
ずいぶん話が横道にそれたが、そろそろ予想にいってみたい。
このレース、近年は荒れ気味である。上にも述べたように、トライアル直前の時期とあり、メンバーが手薄になりやすいのだろう。今年も、前走、重賞で残念だった馬が上位人気を占め、荒れそうな雰囲気が漂っている。
そんな中から私の本命◎はオリービン。前走、シンザン記念で7着と残念だった馬だ。しかし、このレースは折り合いに専念するあまり位置取りが悪くなってしまい、前残りの馬場もあって不発に終わったもの。阪神1600 mなら、開幕週でも極端な前残りにはならないだろう。2、2、0、0と得意の阪神で、存分に切れ味を発揮してもらいたい。
荒れ気味のレースということで、推奨穴馬は少し多め。
まずは、調教でよく動いた2頭、カイアルロマンスとヴェアデイロス。そして、初芝が敬遠されているワイドバッハとヴィンテージイヤー。
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