2014年6月7日土曜日

【予想と与太話】安田記念、垂水S(2014)~馬場が鍵を握る今年のレース~

 今週は安田記念。明治から昭和初期まで日本の競馬界の礎を築いた安田伊左衛門氏の名を冠したGIである。この安田氏についてちょっと調べてみた。
 安田氏は東大を卒業後に陸軍に入り、出世コースをばく進。その後、銀行の取締役などを経て東京競馬倶楽部の理事になった。その後も競馬にかかわり続け、晩年に日本中央競馬会の初代理事長に就任したという人らしい。軍人さんとは知りませなんだ。競馬はもともと富国強兵の一環として強い軍馬を育てようというところから始まったのだから、軍との結びつきが強いのも頷ける。
 ただ、理事長をしたのは1年間だけで、その後に2代目理事長に就任したのが有馬頼寧氏だったそうだ。有馬記念の有馬氏ですな。

 レースにいってみたい。
 いいメンバーが揃った。普通ならジャスタウェイが一枚上なのだろうが、海外遠征明け初戦で、馬場もかなり悪化しそう。すんなりは収まらないと見た。
 本命は◎カレンブラックヒル。3歳秋に毎日王冠でデビュー5連勝を飾った。このレースで2着に入ったのがジャスタウェイ。12番人気で馬連は万馬券だった。取らせてもらった馬券なので、よく覚えている(自慢)。
 しかしカレンブラックヒルはその後スランプに陥り、もう終わってしまったと思っていた。ところが今年に入って復調の兆しを見せ、前走で毎日王冠以来、約1年半ぶりの勝利を挙げた。重馬場も苦にしないし、先行力も魅力。完全復活を期待したい。
 推奨穴馬は2頭。まずはクラレント。なんでこんなに人気がないのだろう。もう一頭はダノンシャーク。昨秋のマイルCSで1番人気だった馬だ。

 垂水Sは◎デウスウルトを狙う。前走はハイペースに巻き込まれたもの。度外視したい。

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