2015年1月20日火曜日

映画評 『エンダーのゲーム』

エンダーだけに、エンダーテイメント


 いかにもハリウッド的なエンターテイメント作品。深い思想や感動があるわけではないが、単純に楽しめる映画だ。
 仲間、ライバル、恋、家族と、お決まりとも言えるテーマが散りばめられるが、壮大な世界観と大迫力の映像をバックに主人公が成長していく様子にのめり込んでしまう。あっという間の2時間だった。
「なんかオモロイことないかなあ」
というときにお勧めの一作。

【粗筋】
 地球が宇宙人の攻撃に遭い、数千万人が死亡。何とか追い払ったものの、2回目の攻撃が近づいている。そんな世界で、少年、少女たちがエリート兵士としての訓練を受ける。その中でも抜群の才能を見せるエンダーという少年が主人公。兵士養成施設に入ったエンダーが、さまざまな課題をクリアして、リーダーとしての資質も磨いていく。
 人類を救うヒーローとして期待のかかるエンダーだが、タイムリミットは刻一刻と迫ってくる。敵の攻撃が近づいているのだ。エンダーは地球を守ることができるのか。



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