またやられた
ストーリーは、おもにミチオという少年の一人称的視点から語られる。一人称で話を進め、あっと驚くどんでん返しで締めくくるのが道尾流。
「もう、その手には引っかからないぞ」
と意気込んだが、またも撃沈。道尾氏お得意の、文字媒体ならではのトリックが炸裂。参りました。
【粗筋】
小学生のミチオが友人宅を訪ねたところ、その友人が首を吊っているのを発見。先生と警察を呼んで再び友人宅に向かったが、死体は消えていた…。友人は本当に自殺だったのか。誰が、何のために死体を隠したのか。そもそも友人は本当に死んだのだろうか…。3歳の妹と、蜘蛛に生まれ変わった友人とともに事件の謎を追うミチオ。
最後に明らかになる、違和感の正体。またやられた。
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