2017年3月31日金曜日

【中央競馬予想と与太話】ダービー卿CT、コーラルS(2017)~成果なし…~

 今年は例年よりも遅いようで、京都の桜はまだつぼみ。来週の桜花賞の頃にちょうど見頃になりそうだ。
 そんな土曜は中山でダービー卿チャレンジトロフィーが、阪神でコーラルステークスが組まれている。

 ところで、レース名の「チャレンジ」はどういう意味なのだろうか。なぜ「ダービー卿トロフィー」ではダメなのだろう。JRAにはもう一つ「チャレンジカップ」というレースがあり、「チャレンジ」のつく重賞が二つある。こちらも合わせて調べたのだが、なぜチャレンジなのかはよく分からなかった。

 前振りで何の結論も得られなかったことは気にせず、レースにいってみたい。
 16頭のフルゲートが勢揃い。金曜にかなりの降雨があったので、馬場状態も考慮した予想が必要だ。
 本命は◎ロジチャリス。前々走こそ大敗したが、それ以外は安定して走っている。前走は勝ち馬にこそかなわなかったが、2着とはクビ差。好枠を引いたここは重賞初制覇のチャンス。スタートを決めてほしい。
 推奨穴馬はロイカバード。前走は展開が全く向かなかった。

 コーラルSは人気でも◎スマートアヴァロン。展開・馬場が向きそう。

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【書評】木村凌二『競馬の世界史─サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで─』(中公新書)

なんとうらやましい…


 古代ギリシャオリンピックや古代ローマの戦車競争(ベン・ハーだ)から始まり、17世紀のサラブレッド誕生を経て、近代競馬の体系が作られていき、そして現代の競馬に至るまでを解きほぐした好著。各時代の名馬も紹介され、血統についても学べる本に仕上がっている。現代の競馬体系や血統がどのように成り立ってきたかがとてもよく分かった。

 何を隠そう(隠してないけど)私は競馬オヤジで、ほぼ毎週、競馬を楽しんでいる。競馬歴も20年を超え、オールドファンの領域に入りつつあるが、本書の著者である木村氏にはとうてい及ばない。
 今年で70歳を迎える木村氏は、若い頃から競馬が好きだったというから、数少ない、シンザンの現役時代を知る競馬ファンの一人であろう。しかも元東京大学教授で、専門は古代ローマ史。そのため、毎年のように数カ月間海外に滞在して研究しており、その間に主にイギリスやフランスの競馬場に足を運んでいたそうだ。ダンシングブレーヴの伝説の凱旋門賞大外一気、シーキングザパールによる日本調教馬初の海外GI制覇、最近ではオルフェーヴルが惜しくも2着に敗れた凱旋門賞などを生で観戦しているのだ。きっと、競馬の時季を狙って海外に出かけていたに違いない。
 うらやましいにもほどがあるが、「競馬の世界史」を書くのにこれ以上の適任がいるだろうか。うんちくをひけらかすことなく、静かに筆を進めていく様子にも好感を持った。

 血統の知識があると、本書をより楽しむことができるだろう。私はダビスタにハマった口なので、血統はそれなりに知っている。サラブレッドの長い歴史のなかでは、ノーザンダンサーはもちろん、ネアルコやニアークティックなどの名馬も、わりと最近の馬であることが実感できる。

 競馬ファンは必読の書。特に競馬を単なるギャンブルと捉えるのではなく、そこにドラマを感じる人にはぜひ読んでほしい。競馬に興味のない人には…まずは競馬場に行って、競馬の魅力を知ってから読んでください。



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2017年3月29日水曜日

【お父さんの週末料理】2017年3月26日~揚げ物大会~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 土曜は昼は外食、夜は中食だったので、日曜のみ。

 3月26日(日) 

◆昼ご飯◆
 午後に息子が用事があり「早く食べられるものがよい」とのことだったので、焼きそばを作った。野菜たっぷり焼きそばをモリモリ食べて、出かけていった。ただし娘は
「ソースが辛い」
とのこと。普通のウスターソースなんですけど…。ピリ辛が極端に苦手なのも考え物だ。
 他はサラダ、中華風スープ、から揚げ。から揚げは晩ご飯用を、一部だけ先に作った。

野菜たっぷり焼きそば

◆晩ご飯◆
 翌日の弁当分も含めた揚げ物大会。春巻き2種類と、鶏のから揚げ。春巻きは、春雨を使ったノーマルなものと、ひじきとツナ缶のちょっと変わったものの2種類。ノーマルバージョンは普通に好評。ひじきバージョンはちょっと甜麺醤が多かったかも。
 から揚げはいつものごとくバカ食いモードに突入。娘も息子も、途中でストップをかけた。
 他はサラダ、中華風スープ、マカロニ、ゴボウサラダ。

春巻きひじきバージョン

から揚げ。いつものようにバカ食い…

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2017年3月28日火曜日

【映画評】『ちはやふる』上の句、下の句

高校青春映画の王道に、競技カルタがアクセントを加えた良作


 恋、仲間、部活、ライバルと、学園映画四大要素が勢揃い。そしてご存じの通り、その中心にあるのが競技カルタ。この組み合わせがばっちり決まったのが本作だ。
 カルタ部を作るために無理矢理集めた仲間が、練習を通じて結束を強め、いざ大会へ。そこではさまざまなライバルが登場…という、ぶっちゃけありがちなストーリーなのだが、マンネリ化を防いでいるのがカルタの存在。知っているようであまりよく知らない百人一首。そして、ほとんど知らない競技カルタの世界。これらのお陰で
「ありがちなストーリーやなあ…」
感を全く感じさせない。
 サブの登場人物たちもキャラが立っていて、ついつい応援したくなってしまう。スポ根マンガにありがちな「理不尽な障壁」もなく、気持ちよく鑑賞できた。
「青春っていいなあ」
と元気の出る作品だ。
 原作がまだ連載中であることからも分かるように、本作品も完全には閉じていない。続編にも期待したい。


 残念だったのは、千早役の広瀬すずに関する2点。一つは、やっぱショートカットのほうがいいよなあ…。好みの問題なのか、それともカツラのせいなのか。もう一つは、千早を保護者として見ている自分に気づいたこと(涙)。年は取りたくないものだ…。
そして、本作を見て思い出したのが「うっちゃれ五所瓦」。1988年から少年サンデーに連載されていた相撲マンガだ。相撲部を創設するために仲間を集め、結束を強めて大会へ、という流れが同じなのだ。こちらもお勧め。

《あらすじ》
 主人公は競技カルタ好きの千早。高校に入学し、競技カルタ部を作ろうとする。この千早に片思いするのが太一。同じ高校に入学し、二人でカルタ部の創設に奔走する。ここに3人の仲間が加わり、合計5名のカルタ部が誕生。
 5人は練習を重ね、絆を深めていく。そしていざ公式戦へ。ライバルを退け、近江神宮への切符を勝ち取ることができるのか。


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2017年3月26日日曜日

【中央競馬予想の回顧】高松宮記念、マーチS、毎日杯、日経賞

 今週は高松宮記念。
 ◎ナックビーナスは12番人気。人気がないのは分かっていたが、ここまでとは。レースでは先頭集団を見る位置取り。いい感じだったのだが、4コーナーでは大外を回す羽目に。これでは届かず、8着まで。内枠ならもう少しやれたかも。
 レースは内枠の馬が掲示板を占めた。勝ったのはセイウンコウセイナックビーナスと同じような位置取りから、馬場の真ん中に持ち出して突き抜けた。1馬身1/4差は完勝といってよいだろう。今年の4歳は強い。

 中山ではマーチS。
 ◎コスモカナディアンは1番人気。レースでは中団から進めて3コーナーから外を回したが、手応えが悪い。案の定、直線ではバッタリで、12着に惨敗。人気の馬を本命にしてこの結果だとへこむなあ…。
「目に見えない疲れが」
みたいなコメントが出るのだろう…。
 勝ったのはインカンテーション。3番手から抜け出して押し切った。昨秋に復帰後の着順が8、12、13着ではとても手が出なかった。

 土曜は毎日杯。
 ◎クリアザトラックは3番手から進め、4コーナーでは逃げ馬をかわして先頭に立った。あとは弾けるだけだったのだが、ズルズル失速して6着。かかっていたようだ…。
 結果はアルアイン-サトノアーサーで、ディープ産駒のワンツー。「スローペースの瞬発力勝負はディープ産駒の得意舞台」という予想はよかったのだが…。

 中山では日経賞。
 ◎ゴールドアクターは3番手で折り合いをつけ、持ったままで4コーナーへ。絶好の展開で勝利を確信したのだが、前には残られ、後ろには差されて5着。4、5歳世代にはかなわないということなのだろうか。
 勝ったのはシャケトラ。前残りの展開のかなか、一頭だけ別次元の脚を見せて突き抜けた。これは次走が楽しみだ。

 今週は4戦0勝。4戦中2戦で1番人気を本命にしても、掲示板すら載らない惨敗。来週から月が変わってツキも変わることを期待するしかなさそうだ…。

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2017年3月25日土曜日

【中央競馬予想と与太話】高松宮記念、マーチS(2017)~イメチェン(?)の元調教師~

 今週は春のGI開幕戦、高松宮記念。やはりGIは桜花賞から始まるべきでは…なんて言っているのは、もう絶滅危惧種だろう。このレースがGIになったのが1996年で、3月に移ってきたのが2000年。もう20年近く経つのだから、いい加減慣れろと言われても仕方ない。
 2000年に、3月に移ってきて最初に行われた高松宮記念の勝ち馬がキングヘイロー。この馬を管理していたのが、いまカンテレの競馬中継で解説をしている坂口正大元調教師だった。この坂口師、現役調教師時代は
「なんだかインテリぶった、いけ好かない感じやなあ…」
なんて思っていたのだが、大間違いだった。カンテレでの解説を見ていると、とてもいい人なのが分かる。愛弟子の浜中騎手を応援したり、シャンプーハットにいじられたりするときの様子が、とても感じがよいのだ。おそらく現役時代は非常に仕事に厳しい人だったのだろう。

左が坂口師。「猫見て一杯」より

 レースにいってみたい。
 今年はまれに見る大混戦。「どこからでも入れそう」とは、まさにこのレースのためにあるような言葉だ。
 予想にあたって気になっていたのが、土曜の中京芝コースの様子だ。昨年から、高松宮記念の週だけBコースで行われることになった。その昨年が、土曜と日曜で芝1200 mのレコードが3回更新されるという、異常な高速馬場になってしまった。当然、後ろから行く馬はほぼ用事ナシ。今年もそのような馬場になるのか、それとも通常に近い馬場なのか。
 結果は「時計は昨年ほどではないが、前が残りやすい馬場」。土曜の中京では芝のレースが5鞍組まれており、そのうち4鞍で逃げ馬が連に絡んだ。しかも、その人気が4、4、6、11番人気。一方、差し馬は2頭が連に絡んだが1、2番人気。かなりの実力差がないと、後ろからでは厳しいということなのだろう。
 前置きが長くなったが、本命は思い切って◎ナックビーナス。1400 mの前々走こそ崩れたが、前走はきちんと巻き返して重賞で2着に粘った。そこで1着だったメラグラーナが人気を集めているのに対し、こちらはあまりに軽視されすぎていないか。これといった逃げ馬がおらず、意外に流れが落ち着きそうなところに、前残りの馬場。外枠からスムーズに先行してほしい。一つ外のワンスインナムーンの扱いがカギかも。
 本命が人気薄なので、これを推奨穴馬としておきたい。
 馬券はワイドで手広く流す予定。

 マーチSは◎コスモカナディアンが本命。前走は強敵には競り落とされたが、3着には9馬身差。

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2017年3月24日金曜日

東京旅行、ディズニーランドに行ってきた~小3の娘と年長組の息子~

 2017年3月のお彼岸の3連休に、一家で東京に行き、ディズニーランドを満喫した。
 金・土と東京出張が入ったので、それにくっつけて旅行を企画した。一人分の交通費が浮くのはありがたい。また、4月から小学生になる息子が、3月中なら無料で新幹線に乗れるのも旅行を決断した理由の一つだ。
 3連休の中日のディズニーランド。いったいどれほど混雑するのか。ひたすら並ぶのは覚悟のうえで、東京へと旅立った。

 1日目 3月18日(土) 
私は前日から東京で仕事。そのため、妻、娘(小3)、息子(年長組)の3人で新幹線で東京へ。まず向かったのは東京スカイツリー。今回を逃すと当分行くときはないだろうと、前売り券を買って展望台へ。私は行っていないのだが、これは絶景。東京湾がきれいに見える。

スカイツリーからの眺め。東京湾が見える

 真下を覗ける天窓もある。私は高所恐怖症なので絶対無理だが、子どもたちはへっちゃらだ。しかし、入場料の高いことにはビックリ。3人で1万円近くするとは…。

真下を覗ける天窓。写真でも怖い

 続いて浅草へ。この日は浅草寺で催しがあったらしく、かなりの人手だったそうだ。後から調べると、浅草寺本尊示現会なるものが行われていたらしい。お祭りのようなものなのだろうか。

浅草寺にて

 そして、夕方にホテルで私と合流。宿はホテルドエル。勝田台駅から歩いて5分程度のところにあるホテルだ。3連休中に2泊が確保でき、ディズニーランドになるべく近く、子どもの添い寝が無料で、安価なホテルを探した結果、ここになった。
 作りはビジネスホテルで部屋は広くないが、3連休にこの値段で泊まれるのならコストパフォーマンスは上々。駅前にはスーパーや飲食店があり、コンビニも目の前で便利。ミネラルウォーターやコーヒーのサービスもあり、お勧めのホテルだ。

 晩ご飯は駅前の居酒屋でたらふく食べた。ファミリー向けの個室に入れてくれたのだが、テレビがついていたのにはビックリ。こういうサービスがあるんだなあ。相撲好きの息子が、稀勢の里の勝利を見ることができて喜んでいた。

 2日目 3月19日(日) 

 いざ、ディズニーランドへ。西船橋で間違って総武線に乗ってしまうというアクシデントがあり、到着が20分ほど遅くなってしまった。それでも8時の開園より15分ほど早く着いたのだが、すでに黒山の人だかり。入場するまでに30分ほどかかった。ディズニーランド恐るべし…。
 まずはスペースマウンテンへ。1時間ほど並んでようやく順番が来た。矢印が乗り物である。

スペースマウンテン。これが最も怖かった

 これはかなり怖かった。真っ暗ななかをハイスピードで上がったり曲がったり。何も見えないので、頭に何かが当たりそうな気がして、首を縮めてしまった。「見えない」というのは恐怖をそそる。結局、この日に乗ったもののなかで、最も怖かったのがこれだった。

 次は、比較的空いていた(といっても1時間待ち)スタージェットへ。ロケットがクルクル回るだけという、昔からよくある単純な乗り物だ。

スタージェット。苦手系です…

 しかし高所恐怖症の私は、こういう単純なもののほうがむしろ苦手…。
「あの棒がポキッと折れたら、落ちてしまうんやろな…」
などということを、ついつい考えてしまうのだ。何とかチビらずに乗り終えた。

 その後はスター・ツアーズ(ファストパス使用)、キャッスルカルーセル(メリーゴーランド)、魅惑のチキルーム(スティッチ)、カリブの海賊、ジャングルクルーズなどを制覇。どれも1時間弱ほど並んだが、思ったよりもたくさん乗れた。
 お城での記念撮影はお約束。

お城で記念撮影

 最後はファストパスでビッグサンダー・マウンテンに乗って、お土産を買って帰った。
 まさに「芋を洗うような人混み」状態だったが、思いのほかたくさんの乗り物に乗れたのは嬉しい誤算。それだけキャパがあるということなのだろう。それにしてもものすごい人口密度で、クタクタになった。
 困ったのは食事。ピザを買うのに70分待ちとは…。結局、土産物屋でお菓子を買ってご飯代わりにした。食事施設の数が少ないのは、おおいに改善を望みたい。最も混む日を基準にレストランを設置できないのは分かるが、混雑する日は臨時の屋台を出すなど、対応してほしいものだ。

 開園から夕方まで、ディズニーランドを満喫した。いつになるかは分からないが、ディズニーシーにも行ってみたいものだ。次はもう少し空いている日にしようね…。

 3日目 3月20日(月・祝) 
ひと晩ぐっすり眠ったら、元気回復。上野の国立科学博物館へ向かった。入り口が分からず、ぐるっと回らされたのは誤算だったが、何とか館内へ。
 広すぎて、何を見てよいのやら迷ったが、息子の希望で恐竜を見に、地球館の地下1階へ。
 これは圧巻。数々の化石(レプリカ)に圧倒された。しかも、それぞれの化石にデジタルの解説がついている。
 その後も生き物を中心に地球館を見て回った。なかでも3階の剥製の展示は必見。数十(数百?)もの剥製がずらりと並ぶ大迫力展示。子どもたちに
「これは模型ではなく、もともと生きてたものやで」
と説明すると、とても驚いていた。
 少し駆け足だったが、次の予定があったので1時間半ほどで博物館を出た。一日では回りきれないほどの広さ。さすがは日本一(たぶん)の科学博物館だ。

 続いて日比谷線で六本木へ。友人一家とランチの約束をしていたのだ。友人とは2~3年に一度は会っているのだが、奥さんとは約10年ぶり。家族で会うのは初めてだ。六本木ヒルズのイタリア料理店で楽しいひとときを過ごした。
 友人には小4(娘より一つ上)の息子さんがいる。DSを持ってきて一緒に遊んでくれた。息子が「ゲームが上手いお兄さん」だと尊敬のまなざしを送っていた(笑)。
 食後はテレ朝ショップへ。仮面ライダーや戦隊ものが好きな息子はワクワク。しかし、買ったのはなぜかドラえもんの消しゴムと鉛筆キャップだった…。

テレ朝ショップで記念撮影。背景はキュウレンジャーのロボ

 名残惜しかったが、品川から新幹線に乗り、東京を後にした。スカイツリーも、浅草も、ディズニーランドも、六本木も楽しかった。また行けるといいね。

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【中央競馬予想と与太話】毎日杯、日経賞(2017)~初勝利に6戦かかったダービー馬~

 息子の卒園式も終わり、春本番が近い。
 そんな土曜は阪神で毎日杯が、中山で日経賞が行われる。新聞名の重賞が同じ日に組まれているのも珍しい。

 毎日杯が1800 mになってから10年が経った。その10年間の勝ち馬のうち、ディープスカイ、ダノンシャンティ、キズナの3頭がその春にGIを制している。外回りになって、より実力が試されるレースになったと言えるだろう。
 上記3頭で印象に残っているのがディープスカイ。初勝利を挙げるまでに6戦を要したが、アーリントンCで10番人気ながら3着に好走した。そこからこのレースに直行し、6番人気の評価を覆して2馬身半差をつける快勝。返す刀でNHKマイルCとダービーを連勝し、一躍、トップホースに躍り出た。
 軌道に乗ったら一気に力をつけた馬だった。四位騎手のダービー2連覇も見事だった。種牡馬としてイマイチなのは残念。大物が出るとすればダート路線かもしれない。

ディープスカイ。JBIS-サーチより

 レースにいってみたい。
 8頭立ての少頭数ながら、よいメンバーが揃った。本命は◎クリアザトラック。新馬勝ち直後の2戦目こそGIの壁に跳ね返されたが、適鞍に戻った前走はきっちり勝った。スローペースの瞬発力勝負はディープ産駒の得意舞台。鞍上の四位騎手にはスワーヴリチャードというお手馬がいるが、どちらに乗るか迷わせてほしい。
 少頭数でもあり、推奨穴馬はナシ。相手を絞りたい。

 日経賞は◎ゴールドアクターが本命。昨春の天皇賞以外は、一流馬相手に大きく負けていない。得意の中山で。

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2017年3月21日火曜日

子どもたちが部屋をお化け屋敷に改造した~小3の娘と年長組の息子~

 ある休日、娘(小3)と息子(年長組)が突然お化け屋敷を作り始めた。おもちゃ部屋をお化け屋敷に作り替えるという壮大な計画だ(笑)。親を驚かせたいらしく
「お父さんもお母さんも、見んといてや~」
なのだそうだ。

 チョキチョキ、こねこね、書き書きと、いろいろなものを1~2時間かけて作り、ついに完成。招待状が届いたので、さっそく入ってみた。しかし
「懐中電灯を使って、よーくお化けを探すこと」
という指示が。こちらからお化けをよく探す必要があるとは、お化け屋敷の趣旨に反するような…。
 それはさておき、いざ中へ。入ってすぐ、いきなり度肝を抜かれた。

黒ひげ危機一発がお化けに。ウケた

なんと、黒ひげ危機一発がお化けに。これはウケた。
 そして、ぐるりと部屋を一週。途中で待ち受けていたのは粘土のお化け。

お化けにしては可愛らしい

お化けにしては可愛らしい。本人たちも分かっているのか「こちらおばけ」という注意書きでお化けだということを強調している(笑)。
 最後には紙のお化け。疲れたのか、やや手抜き気味だ。

手抜き気味?

 見事な大作(?)だった。楽しかね。ただ一人、本気で怖がったのが、作った本人である娘というオチがついて終了。娘はかなりの恐がりなのだ…。

楽しかったね

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2017年3月20日月曜日

【中央競馬予想の回顧】阪神大賞典、スプリングS、ファルコンS、若葉S、フラワーC(2017)

 今週は変則3日間開催。
 中日の日曜には阪神大賞典が行われた。
 ◎サトノダイヤモンドは1.1倍の人気を集めた。重賞での1.1倍はいつ以来だろうか。レースでは悠然と後方待機。折り合いもばっちり。3コーナーから仕掛けて、4コーナーでは先頭集団に取りつき、先に抜け出したシュヴァルグランをあっさり捉まえて1馬身半差の完勝。役者が違った。
 2着争いは、シュヴァルグランが粘るところに、大外からトーセンバジルが迫る。かわしそうな脚色だったのだが、残り200 mで内に切れ込んで同じ脚色になってしまった。
 馬券は3連単をとったが、3桁配当ではトリガミ。トーセンバジルが2着に上がってくれれば本線的中だったのだが、競馬は当たってナンボ。よしとしておきたい。

 中山ではスプリングS。
 ◎トリコロールブルーはスタートがひと息。大外枠でもあり、無理せず後方から進めた。外々を回って差し込みをはかったが、それほど切れず、5着止まり。最速タイで上がってきているし、大外枠が応えたと言えばそれまでだが、もう少し何とかならなかったか。
 勝ったのはウインブライト。馬体減も何のその。中団から抜け出した。

 土曜は中京でファルコンS。
 ◎ナイトバナレットは1番人気。ちょっと押し出された人気のような…。案の定、出遅れが響いて11着に惨敗。人気の馬を本命にしてこういう結果だとげんなり…。
 勝ったのはコウソクストレート。最速の上がりで外から差しきった。今年のシンザン記念は、よほど特殊なレースだったようだ。

 阪神では若葉S。
 ◎インヴィクタも1番人気。そこまで人気するかなあ…。こちらも不安が現実となり、後方から最速の上がりは使ったものの、2馬身差の3着。前が残る展開ではここまでが精一杯。
 勝ったのはアダムバローズ。2番手でしっかり我慢し、粘り腰を発揮した。2連勝した馬に失礼なのは承知だが、2走とも展開に恵まれた印象。

 月曜祝日は中山でフラワーC。
 ◎デアレガーロは前で流れに乗っていたが、直線は全く反応せず、11着惨敗。いままでとは相手が違ったということなのだろう。
 勝ったのは1番人気のファンディーナ。2番手で折り合いをつけ、4コーナー入り口で前に並びかけると、あとは馬なりで独走。大楽勝の1馬身3/4差。打倒ソウルスターリングの1番手に浮上した。

 今週は5戦1勝で、1勝もトリガミでは、トータルはマイナス。ズルズルいかないようにしたい。

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2017年3月19日日曜日

【中央競馬予想と与太話】フラワーカップ(2017)~こういうレースこそ見直しを~

 変則3日間開催最終日は阪神はお休みで、中山と中京での開催。重賞は中山でフラワーCが組まれている。
 フラワーCは、昔はクラシックに出られないマル外馬がこぞって出走する、それなりにハイレベルなレースだった。ところが現在は、マル外が特別視されることもなくなった。その結果、最後のトライアルの翌週に行われるこのレースは、なんとも中途半端な位置づけになってしまった。例年、1勝馬がほとんどで、まるで500万条件戦。こういうレースこそ時期や条件の見直しが必要だと思うのだが…。

 レースにいってみたい。
 前振りとは裏腹に、今年は大物候補がエントリー。とはいえ、1勝馬が過半数という構図は相変わらずだ。
 本命は◎デアレガーロファンディーナが人気を集めそうだが、こちらも同じ2戦2勝馬。中山なら勝機あり。
 推奨穴馬はサンティール。前走は牡馬相手に善戦。

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2017年3月18日土曜日

【中央競馬予想と与太話】阪神大賞典、スプリングS(2017)~変わりゆく主流ローテーション~

 変則3日間開催の中日は、西で阪神大賞典が、東でスプリングSが組まれている。
 阪神大賞典は伝統の長距離重賞。長距離戦は疲労が懸念されるのか、メンバーがそろわないことが多かったが、2~4年前はゴールドシップが出走して盛り上げてくれた。そして今年はサトノダイヤモンドが登場。次走は天皇賞・春でキタサンブラックと再戦の予定。長距離戦線が盛り上がるのはうれしいものだ。
 一方、スプリングステークスは、弥生賞を抜いて、皐月賞・ダービーと最も結びつきの強いレースといってよいだろう。しかし、その座を脅かしているのが共同通信杯。ここ数年、ここから直行する馬の成績がよいのだ。時代とともに主流ローテーションも変わっていくということなのだろう。

 レースに行ってみたい。
 阪神大賞典は◎サトノダイヤモンドで堅そう。

 一方のスプリングSは混戦模様。昨年の2歳チャンピオンが出てくるが、すんなりとは収まりそうにない好メンバーが揃った。
 本命は◎トリコロールブルー。ひと息入れた前走が快勝。前々走は勝ち馬に逃げ切りを許したが、これは展開のアヤ。まだ底を見せていない素質馬に期待したい。ただし、大外枠は痛い。
 推奨穴馬はエトルディーニュ。人気の盲点か。

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2017年3月17日金曜日

【中央競馬予想と与太話】若葉S、ファルコンS(2017)

 出先なので簡単に。
 今週は三場×2日=6回の開催を、2回ずつ3日に分ける変則3日間開催。
 そんな土曜の阪神メインは若葉ステークス、中京メインはファルコンステークスと、3歳戦がメインに組まれている。
 若葉Sの本命は◎インヴィクタ。休み明けの前走が鮮やかな勝ちっぷりだった。上積みを見込めるここはもう一丁を期待。
 推奨穴馬はエクレアスパークル…と思っていたら、かなり人気しそうだ。

 ファルコンSは◎ナイトバナレットが本命。スタートが課題だが末は確か。

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2017年3月16日木曜日

【書評】橘玲『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)

ミステリー感覚で、ありとあらゆる金融テクニックが読める


 2002年に上梓された経済小説。ミステリー感覚で、ありとあらゆる金融テクニックが読める希有な作品だ。
 軸になるのは50億円の行方。謎の美女はどんな方法で、どこにこの超大金を隠したのか。この謎解きが本作の柱である。

 それに付随して、さまざまな金融テクニックが紹介されるのが本書のキモ。資金隠し、合法的な節税、贈与税のかからない相続など、驚きの手法が次々と披露される。橘氏が半端ではない知識の持ち主だということが分かる。
 本書によると、最も有効な資産運用法は「運用しないこと」と「税金を払わないこと」なのだそうだ。ホンマかいな。

 最後はしっかり話しも閉じ、気持ちよく読了。黒幕の正体はちょっと反則な気もするが、意外といえば意外。月並みな言い方だが、とてもよくできた小説だ。
 ひとつ残念なのは、安月給サラリーマンである私には、本書で得た知識を生かす機会がないことだ…。

《あらすじ》
 香港で自由気ままに金融コンサルトを営む秋生を訪れたのは、超美女の麗子。公には分からない形で、5億円の大金をある人物に渡したいのだという。秋生は不本意ながらその方法を麗子に伝授する。
 ところが、日本に帰った麗子はその大金を持ち逃げする。「ある人物」とは自分自身のことだったのだ。しかも、大金は5億円ではなく50億円だった。麗子はどのような方法で、どこにこの大金を隠したのか。



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2017年3月14日火曜日

【書評】梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』(角川文庫)

さまざまな国から土耳古に集まった若者と神様たちの物語


 時は第一次大戦直前、場所は土耳古(トルコ)のスタンブール(イスタンブール)。だから滞土(トルコ)録なのだ。かの地のとある下宿に集まった若い日本人、独逸(ドイツ)人、希臘(ギリシャ)人。そこに下宿の持ち主の英国人女性と、イスラム教徒の執事(奴隷)と鸚鵡(オウム)が同居する。
 大戦前のきな臭い国際情勢のなか、友好を深めてゆく日本人と独逸人と希臘人。とはいえ硬派な社会派小説ではなく、梨木ワールド全開。日本のきつねの神様(お稲荷さん)やトルコの遺跡で眠っていた龍の神様が登場し、ほのぼのと温かい神様たちの様子が描かれる。いやそうではなく、神様という言葉が誤解を招くのだ。どういう意味かは読んでのお楽しみ。
 最後の章にも心が温まった。そこにつなげるとは。



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【お父さんの週末料理】2017年3月11、12日~またまた激安マグロ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 3月11日(土) 
昼は用事があったので外食。

◆晩ご飯◆
 時間がなかったこともあり、久々に鉄板焼き。まず最初にステーキ(小さいですが)を焼き、牛肉を堪能。次は豚ロース肉をほおばり、野菜たっぷり焼きそばで締めた。肉は多めに買ったつもりだったのだが、食べ尽くしてしまった。たくさん食べるようになったものだ(特に肉は…)。
 他はサラダ、和風スープ。

 3月12日(日) 
先週に続いて、ピエリのスーパーへ。近辺のスーパーのなかでは、いま魚が最も充実している印象。

◆昼ご飯◆
 ブリが安かったので塩焼きに。美味。
 また、先週に続いて台湾産激安マグロを購入。大きめの短冊が300円と超お買い得だ。少々筋はあるが普通に美味しい。一盛り500円のタラコも買って、タラコご飯にした。息子がタラコご飯を気に入らなかったのは意外。
 他はサラダ、和風スープ。

ブリとタラコご飯

◆晩ご飯◆
 揚げ物大会。味噌カツとエビフライを作った。エビフライは翌日の弁当と晩ご飯用。娘が殻むきを手伝ってくれた。味噌カツはみんなのきょうの料理を参考にした。小麦粉と卵を混ぜて衣にするレシピははじめて見た。なるほどよく絡むような気がする。
 他はエビパリ、サラダ、和風スープ、マグロの刺身、白ご飯(タラコご飯)。エビパリはエビの殻を素揚げして塩を振ったもの。さくさく美味しい。

エビフライ

味噌カツ

みんなのきょうの料理 焼きみそ豚カツ

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2017年3月12日日曜日

【中央競馬予想の回顧】フィリーズR、中山牝馬S、金鯱賞、仁川S、阪神スプリングJ

 フィリーズRの◎ジューヌエコールは3番人気。懸念されたイレ込みもなく、よい状態に見えた。レースでは枠なりにインの3、4番手から。直線でもうまく進路を確保して「さあ、いけっ」というところで、外から内に切れ込んできたレーヌミノルに進路を妨害されてジエンド。4着まで盛り返しただけに、もったいなかった。レーヌミノルの浜中騎手は8日間の騎乗停止。降着はなかったが、大きな不利が認められたということだろう。とはいえ、3着はあったかもしれないが、2着は厳しかったような。
 勝ったのはカラクレナイ。外を一気に伸びてレーヌミノルに半馬身差をつけてゴール。本番でも楽しみだ。デムーロ騎手が神がかっている。

 中山では中山牝馬S。
 ◎クインズミラーグロは1番枠からインの3列目を追走。直線では進路の確保にやや手間取ったが、間を割ってしぶとく伸び、パールコードを内からクビ差かわして3着に食い込んだ。
 馬券はワイドで買っていたのが功を奏して、1-3着、2-3着のワイドをとった。
 レースは、内からトーセンビクトリーが抜け出したところに、外からマジックタイムが襲いかかったが、トーセンビクトリーがクビ差で残した。久々のユタカマジック。好騎乗だった。やはり中山は内枠が有利。

 土曜は中京で金鯱賞。
 ◎プロディガルサンはインの3、4番手から。直線ではうまく外に出してあとは伸びるだけだったのだが、不発に終わり、7着。騎手が
「よく分からない」
というコメントなのだから、私に分かるわけがない。マイルが適距離なのか。
 勝ったのはヤマカツエース。好位からスパッと伸びて1馬身4分の1差をつける完勝劇。3カ月間に同一重賞を連覇するという珍記録を達成した。

 阪神では仁川S。
 ◎コスモカナディアンは中団から早めにマクっていき、人気のグレイトパールとの一騎打ちに持ち込んだが、4分の3馬身差で惜敗。相手が悪かった。
 馬券は枠連をとった。ほぼ1点勝負だったので、そこそこ浮いた。

 この日は阪神スプリングJも組まれていた。
 ◎オジュウチョウサンは2、3番手でいつでも前を捉まえられる位置取り。最終の4コーナーでアップトゥデイトに並びかけると、余裕を持ってこれをかわして2馬身半差の完勝。単勝1.3倍にふさわしい勝ちっぷりだった。今年も障害界はこの馬を中心に回りそうだ。
 2着はアップトゥデイトオジュウチョウサンと同じ時代に生まれたのは運が悪かった。
 馬券はこの2頭を軸とした3連単を買っていた。3着争いはサンレイデューク(抑えていない)、タイセイドリーム(抑えている)、クリノダイコクテン(抑えていない)のデッドヒート。この叩き合いをタイセイドリームが制してくれたお陰で馬券が的中。お馬さんも平沢騎手もお疲れ様でした。

 今週は5戦3勝。大きな馬券は取っていないが、競馬は当たってナンボ。トータルもトントンで好調維持ということにしておきたい。

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2017年3月11日土曜日

【中央競馬予想と与太話】フィリーズR、中山牝馬S~後ろからはなんにも来ない~

 今週は西でフィリーズレビューが、東で中山牝馬ステークスが行われる。
 フィリーズRは1967年の創設以来、改修時以外はずっと阪神の1400 mで行われてきた…と書こうと思ったら、1975年からの4回だけは1200 mで行われたらしい。どういう事情だったのだろうか。
 初めて1200 mで行われた1975年のこのレースを勝ったのが、テスコガビー。カブラヤオーと同期(私と同じ年の生まれ)の女傑である。このレースまで5戦4勝で、先着を許したのはカブラヤオーのみ。レースでは単勝支持率88%という一本かぶりの人気に応えて、レコードで逃げ切り勝ちを収めた。
 そして圧巻だったのが本番の桜花賞。杉本アナの
「後ろからはなんにも来ない、後ろからはなんにも来ない」
の名実況で知られるレースだ。桜花賞を大差勝ちで制したのは、後にも先のもこの馬だけである。

最強の逃走ヒロイン テスコガビー(JRAウェブサイトより)

 レースにいってみたい。
 横綱級こそ出てこないものの、その次のランクの馬が登場。登り馬も出走し、多士済々のメンバーと言ってよいだろう。
 本命は◎ジューヌエコール。前走はGIでかかってしまっては惨敗も仕方ない。距離短縮は好材料。内目の枠からスムーズに運びたい。内回りの1400 mは最適の舞台。
 推奨穴馬はフラウティスタ。前走は消化不良

 中山牝馬Sは◎クイーンズミラーグロを狙う。内枠を利して。

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2017年3月10日金曜日

【中央競馬予想と与太話】金鯱賞、仁川S、阪神スプリングJ~慣れたと思った頃に~

 三寒四温で春が近づいてきている。
 そんな土曜は中京で金鯱賞が、阪神で仁川ステークスと阪神スプリングジャンプが組まれている。

 金鯱賞は今年からこの時期に移った。ずっと春に行われていたのが、2012年に冬に移り「そろそろ慣れてきたかなあ」と思ったところに今回の変更。GIに昇格した大阪杯の前哨戦に位置づけるためということらしいが、それなら中日新聞杯を定量戦にすればよかったような。

 文句はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が勢揃い。本命は◎プロディガルサン。強い4歳世代の一頭だ。前走は予定外のマイル戦投入だったそうだが、上がり32.0秒という鬼脚を繰り出して2着に入った。普通なら
「もう一度マイルに使おうか」
となるところなのだが、陣営は
「中距離がベスト」
という考えなのだそうだ。陣営の見立てを信じたい。
 推奨穴馬はフルーキー。まだやれる。

 仁川Sは◎コスモカナディアン、阪神スプリングJは◎オジュウチョウサンが本命。

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2017年3月6日月曜日

年長組の息子の生活発表会~保育園もあとわずか~

 もう1カ月ほど前なのだが、息子の生活発表会があった。息子は年長組なのでこれが最後の発表会だ。
 今年の演目は「いくぜよ龍馬」。浴衣を着て袴をはいて坂本龍馬になりきり、剣を使ったダンスを披露した。

坂本龍馬になりきった

 年長組の男子の出し物は2種類あったのだが、息子は仮面ライダーゴーストで坂本龍馬のことを聞きかじっていたので、こちらに入れて嬉しかったそうだ。しかし
「龍馬って何した人なん?」
という保育園児の質問に答えるのは難しい。
「仲の悪かった国どうしをくっつけた人だ」
的な説明をしたのだが、あまりピンとこなかったようだ。そりゃそうだろうな。

 最後は全員で歌を披露して無事に終了。かなりの人数だ。

かなりの人数

 息子は4月生まれでもあり、園ではリーダー格なのだそうだ。家で毎日のように姉に泣かされているのとは大違いなのが面白い(笑)。先日はお別れ遠足+謝恩会もあり、残る行事もあとわずか。よい思い出を作ってください。
 先生方には長い間お世話になった。楽しく通わせてもらい、ありがとうございました。

 なお、小3の姉は工作教室に参加して欠席。弟の発表には興味なしなのだそうだ…。

工作教室で作った万華鏡

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【お父さんの週末料理】2017年3月4、5日~激安マグロ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 

 3月4日(土) 

◆昼ご飯◆
 歯医者のついでに、家族4人で買い物に。みんなで選んだ「今週の魚」はブリ。天然ブリがお買い得だった。照り焼きにして、美味しく食べた。旬のブリを堪能。
 ちょっと心配なのは、お気に入りのバローの魚屋さん。以前は土曜の朝一番にはずらりと丸物が並んでいたのだが、最近は冷凍物の切り身がほとんど。うまくさばいてくれるのは相変わらずなのだが、魚の種類が減っているのは気がかりだ。
 他はサラダ、ハムメカブスープ、たこ飯。たことシイタケと油揚げで作ったたこ飯は大好評。息子がおかわりした。

大好評のたこ飯

ブリの照り焼き。ピンぼけですみません

◆晩ご飯◆
 キャベツがたくさんあったので「しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風」を作った。例によってみんなのきょうの料理のレシピ。下味をつけたキャベツに油をかけておくのがポイントだ。倍量を作ったらちょっと辛かったが、モリモリと完食。倍量を作るときは、調味料は2倍よりも控えめでよいのかもしれない。
 他はサラダ、ハムメカブスープ、たこ飯。ハムメカブスープは、ハムとネギでダシを取ったスープに、たくさんあったメカブをどばっと加えたもの。
「何が入ってるか分かる?」
と聞くと、息子が「メカブ?」とすぐに正解。よい味覚をしている。

しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風。たしかにしゃきしゃき

みんなのきょうの料理 しゃきしゃきキャベツのホイコーロー風

 3月5日(日) 
昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 前回は息子が熱を出して食べ損なったので「たっぷりねぎのポークジンジャー」をもう一度作った。最近は市販のタレも十分美味しいが、生のショウガの風味はやはり格別。子どもたちは
「美味しいけど、ショウガがいまいちやなあ」
と不思議な評価。ショウガなしではこういう味にはならないんですが(笑)。ショウガの風味はよいが、すりおろしたショウガをモリモリ食べるのは抵抗があるということなのだろうか。
 他はサラダ、カレーうどん、味噌煮込みうどん、マグロの刺身。カレーうどんと味噌煮込みうどんは名古屋出張のお土産。マグロの刺身は、大きい短冊が300円という台湾産の激安品。少しスジはあったが、普通に美味しかった。これはお買い得。

激安マグロ。思いのほか美味

たっぷりねぎのポークジンジャー。たくさん作った

みんなのきょうの料理 たっぷりねぎのポークジンジャー

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...